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面粗さ ラップ FL ▽▽▽▽ について。

事務職なんですが会社の図面に興味を持った、 ど素人です。超やさしく分かりやすく説明頂ければ幸いです。 タイトルの記号等の粗さ加減が分かりやすく知りたい のです。例えば「 0.01S ▽▽▽ FL 」と表記されて いた場合、数値凹凸で言うと、どの程度のことなのでしょうか? 凹凸0.001以下位だよというような簡単明解な回答だと嬉しいです。 また、お勧めなHP等ありましたらお教え頂けると幸いです。 よろしくお願いしますm(__)m

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  • h191224
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回答No.1

0.01S ▽▽▽ FL の意味は、次の通りです。 0.01Sは、面の凹凸の差で、単位はμmです。数字が小さいほど、凹凸が小さくなり、ピカピカになります。 0.01μm以下という値は、光の波長に匹敵する数値です。0.1Sでも非常にきれいな面になるのに、0.01Sですかあ! レンズか反射鏡の、精密なヤツのようですねえ? ▽は、その個数で、凹凸の差の範囲を示します。 ▽   → 最大100μm ▽▽  → 最大25μm ▽▽▽ → 最大6.3μm ▽▽▽▽→ 最大0.8μm 個数が増えれば、凹凸の差が小さくなっていきます。JIS規格として正式にあったのは、3個までだったと思います。 0.01Sという数値が記載されていれば、三角などは不要のはずなのですが、加工現場では、 ・▽を書いておくと表面粗さが指定されていることを識別しやすい、 ・▽の個数によってランク付けすると、程度をパッと把握しやすい、 などの視覚的なメリットがあるので、セットで記載します。 なお、Sの数値や、▽の個数を必要以上に厳しく設定することは、加工費の増加に繋がりますので、設計者は適切な値を検討して、図面に記入する必要があります。 FLという文字は、加工方法を指定する記号で、ラッピング、またはラップ加工と呼ばれるものです。インターネットで検索すれば、すぐにわかります。 しかし… この図面、10年以上前の図面ですね? それとも御社の製図方式が遅れてるのかしら? というのは、表面粗さのJISでの表示方法は、1994年(だったか?)に改定されて、今はこの三角記号は廃止されているからです。 今は▽に代わる記号があって、それは表面記号で検索するか、JISの「製図」という本に出ています。

Makoxx
質問者

お礼

大変、わかりやすく御説明いただき、有難うございました。 おかげ様で、よく理解できました。 御指摘の通り超精密な鏡面部品の図面です。 製図方式が遅れているみたいですね。新しく書かれる 図面にも▽が使われているみたいです。 質問させていただいた図面は10年位前のものだと思います。

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