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表面処理(黒化処理)について

よろしくお願いします。 ボルト等で使われる表面処理で 「黒染め」と「黒化処理」とは別物なのでしょうか? もし別物であるならば、その違いを知りたいです。 また、それぞれの代表的な処理名を教えていただけないでしょうか。

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noname#60215
noname#60215
回答No.2

 発行年が少々古いので現状に合っているかどうかわかりませんが 金属工学辞典の関連項目を引用してみます。  黒染法  金属表面にFe3O4の酸化皮膜を作らせ、その緻密な膜で内部を保護しようとする方法で、 鉄鋼に多く用いられる。乾式酸化法、過熱水蒸気法、溶融硝酸塩法、酸性着色法、 アルカリ着色法などが一般に行われ、単に防銹のためばかりでなく、 外観を漆黒にして美化させるのも目的の一つである。反射してはならない 部分の保護、特に兵器類に広く利用される。  パーカライジング  鉄鋼防銹法の一種。燐酸塩皮膜を鉄面に作らせ、この緻密な黒褐色の 薄層で鉄を保護させるのである。パーカ・ラスト・プルーフ社の 製作によるのでこの名があり、その製法の一例としては、燐酸25gr、 二酸化マンガン1.5gr、水1リットルを煮沸し、この中に鉄製品を入れて 40~120分間煮沸すると表面に黒色の皮膜を生ずる。

  • sanasha
  • ベストアンサー率54% (39/71)
回答No.1

基本的にはどちらも同じ化成皮膜処理(耐食性UP、錆び止め)です。 鉄やSUSなどに良く用いられます。原理は酸化皮膜を表面に生成させ、内部に腐食(さび)が進行しないようにするためです。その酸化皮膜が単に黒いだけです。主に酸化剤を使います。クロム酸、過マンガン酸、塩化第二銅、etc  まがい物としてただラッカースプレー(黒)を黒染めとして売っている場合があるのでだまされぬ様。(まあそれでも一時的な防錆効果はあるけどね)

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