• ベストアンサー

フェルディナント大公の時計の形状

サラエボ事件で暗殺され、第1次世界大戦の原因となった フランツ・フェルディナント大公についての質問です。 彼の恋人ゾフィーの存在が発覚する原因となった 「ゾフィーの肖像画が蓋の裏に描かれた時計」ですが、 これがどのようなものなのかわからないのです。 一部書籍やサイトでは「懐中時計」となっていますが、 Wikiなどでは「蓋付きの腕時計」となっています。 当時の「懐中時計」は写真がネット上にあるのでわかりますが、 当時の「蓋付きの腕時計」というのはどういった形状のものなのか ピンときません。 彼が使っていた「時計」というのは「懐中時計」「蓋付きの腕時計」の どちらなのでしょうか?それとも両者は表現が違うだけでしょうか? またこの「時計」、現在どこかの博物館等に現存しているよう でしたら、そちらも教えていただけるとありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • buchi-dog
  • ベストアンサー率42% (757/1772)
回答No.1

英語ではwatchというのは現在では腕時計のことを指しますが、腕時計が普及する以前は懐中時計を指しました。実用に耐える腕時計が出てきたのは、1930年くらいのことです。それ以前のwatchは全て「懐中時計」です。 1914年に暗殺されたフェルディナント大公が使っていたのは懐中時計でしか有り得ません。一部に「腕時計」と日本語で書いたものがあるとすれば、それは間違いです。恐らく、適当な翻訳者がwatchかそれに相当する単語を「腕時計」と訳し、それがそのままになっているだけと思われます。

maesyun
質問者

お礼

なるほど誤訳でしたか!ありがとうございました! 自分で腕時計の歴史を調べた限りでは自信がなかったので 詳しい方に教えてもらえると自信になって助かります。 Wikiをあまり盲信するのも危険ですね…

その他の回答 (1)

  • k99
  • ベストアンサー率47% (491/1025)
回答No.2

「腕時計」というものが普及したのは、フランツ公の死亡が引き金となって勃発した欧州大戦によるものです #砲撃の後、歩兵が突撃するという戦術が普及したため、実施部隊が正格に、かつ簡便に時間を確認するため、懐中時計より見易い腕時計が定着した それまでにもあるにはあったんですが、正装に着けるほどのものではなかったようです。  結婚が1900年で、カルティエの紳士用腕時計における名作「サントス」が生まれたのがこの11年後。  ので、時代的には懐中時計なんじゃないか、と思われますが。

maesyun
質問者

お礼

なるほど、まだ王侯貴族が身につけるような物ではなかったんですね。 ありがとうございました!