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祗園蛭子社に方角ってありますか?

顔が向いている方角は、ほとんどがこちら向きである。というようなことがございますか? あるサイトで、珍しく○○向きで珍しい・・・・という一文を見つけ、興味がわきました。 ある天変地異の伝説に蛭子社が登場するのですが、その向いている方角に興味があり調べているところです。

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  • mapato
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回答No.3

#2です。 >たとえば、このような土地に蛭子社があったとするなら、北向きの可能性が高いでしょうか? あるいは、日の出の方向である東向き? どのように考えられると思われますか? なるほど、北面に海の広がる土地ですか。 確かに「北向き」である可能性も考えられるかもしれません。 「エビス信仰」というものは元々漁労を生業とする海辺の人々が「海の彼方からやってくる」と言われるマレヒト神(来訪神)を崇めるものであったと言われます。 ですから土地の人々の厚い信仰によってマレヒト神がやってくるであろう海の方向に向けてお宮が建てられるということも有り得るかと思います。 「蛭子社」ということから考えますと東向きよりも説得力を持つ印象を受けますね。

kaoria
質問者

お礼

ありがとうございました。たいへんお詳しいので驚きました。 伝説・・天変地異の前兆として蛭子社が赤くなるには・・私なりに考えていたのは、その方向は東、あるいは西の可能性が高い、でした。理由は地震現象などが起こる前に(海底)火山や地中などからの噴出物に伴うエアロゾルなどが大気中に多くなると、朝日や夕日が一層赤くなるからです。 海に近い土地ではたとえば、北側が海ならば高度の低い朝日が北側からまわりこんできそうです。特に夏であれば朝日の方向はぐんと北よりになります。大分県別府の伝説の地、瓜生島の蛭子は北向きだった可能性が大きいと考えました。

その他の回答 (2)

  • mapato
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回答No.2

こんにちは。 お宮の向きということと考えて宜しいでしょうか。 確かに八坂神社にある蛭子社は通称「北向蛭子」とも呼ばれるように珍しく北向きですね。 厳格な決まりなどは無いのですが通常お宮は神道で良いとされる「南」、そうでなければ「東」向きの場合が多いです。 神棚などを作る際もそちらに向けるべきであると言われ、家屋などと同様「南面」することを理想としている訳です。 無論お宮の立地上それが叶わない場合や何らかの謂れなど(神体山への向きなども関係するようなことがあります)によってそうでないようなこともある訳ですが、特別そのようなことが無く自由に方角を選べる場合はそのようにすることが多いのです。 このことはわざわざ「北向蛭子社」と呼ばれていることからも窺えるかと思います。 ただ大きなお宮の分社であったり遥拝宮であるような場合は総本社の方角を向いているようなこともままあります。 「北向き」にお宮が建てられたことには何か意味があるのでしょうが、何しろ創建が古い為に今となってははっきりとしたことはわからないようですね。

kaoria
質問者

補足

ありがとうございます。 私がちょっと興味を持っている、伝説・・天変地異で水没したとされている別府湾の瓜生島。どうも島ではなく、別府に突き出した低い土地だったようなのですが、(現在の大分市役所付近の沿岸部付近)この地域は北側に海が広がっています。たとえば、このような土地に蛭子社があったとするなら、北向きの可能性が高いでしょうか? あるいは、日の出の方向である東向き? どのように考えられると思われますか? http://homepage3.nifty.com/hikaka/tsukasa/uryujima.htm ↑URL・・瓜生島について MAP・・・ http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=MapionBBold&uc=1&icon=pin%2C0%2C10%2C5%2C0%2C&coco=33%2F14%2F39.255%2C131%2F36%2F01.566&el=131%2F36%2F01.566&size=1530%2C1200&pg=&nl=33%2F14%2F39.255&scl=250000&size=1530,1200

  • hakusyon1
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回答No.1

祇園蛭子社がどこのものでどういうものなのか知らないので 一般的なこと尚且つ私の知りえることのみでお答えします。 祇園が京都の祇園で その近所に建てられているものならば おそらく京都という土地柄から 鬼門や裏鬼門に関係しているのでしょう。 それが建てられている場所が分からないのでなんとも言えないのですが。 例えば 京都の家をみると南西の裏鬼門と呼ばれる方角には南天の木が植えられていることが多々あります。これは「難を転じる」つまり「わざわいを遠ざける」⇒「福をもたらす」という一種の信仰に基づくものです。 京都は特に鬼門や裏鬼門を重要視する傾向にありますが 京都に限らず 鬼門やら裏鬼門は忌み嫌われた方向で 重要なものの置かれたところからみて鬼門や裏鬼門には神木や神社が配置されるものです。 たとえば 城郭でも 鬼門の方角の石垣をみると角がとれていたりします。 上からみると「刀」が「乃」になっている感じです。 こうすることで角をとって 鬼門を防いでいるのです。 以上を踏まえた上で 考えると 鬼門⇒北東 裏鬼門⇒南西なので その方向にはないということなんじゃないですか。 「恵比寿」「蛭子」と「鬼門」「裏鬼門」などをネットで検索してみてください。 いくつか事例を探せると思います。 ちなみに 歴史の中には方角と関係するものが多々あり 天子の玉座は南向きに置かれたり その法則に従って都を造営したり 仏像の配置を方角で決めたりと いろいろなものがあります。

kaoria
質問者

お礼

質問文の間違いから、思わず京都の勉強をすることができました。 ありがとうございました。

kaoria
質問者

補足

まず、質問文を一部訂正させてください。 「祗園蛭子社に方角ってありますか?」のうち、文頭の「祇園」をつけたのは間違いでした。 正しくは・・「蛭子社に方角ってありますか?」となります。 失礼いたしました。

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