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バイオガソリン

バイオエタノールを利用したバイオガソリンについて質問です。 1、値段は普通のガソリンと比べどうなのか? 2、実際温室効果ガスの削減にどれほど貢献できるのか? 3、毒性について、環境省、第3回 再生可能燃料利用推進会議の報告の中で米国の産業衛生の専門家の組織であるACGIHの発表では、発がん性や皮膚への影響について、現時点では、   ETBEの皮膚吸収及び皮膚感作性のポテンシャルに関する   適切なデータは存在しない。 とされていますが、「皮膚感作性」ってなんですか? どなたかおねがいします。

みんなの回答

noname#46618
noname#46618
回答No.3

よく分かりませんが、バイオアルコールは一時のブームですよ。 学会で、バイオエタノールの会議に出ても、DOE(エネルギー省)の人はバイオエタノールにしたら、アメリカから食料がなくなると、プレゼンしていますし、資源エネルルギー庁もバイオエタノールは難しい(本音はできない)と思っていますね。 遺伝子組み換えとうもろこしでも、車に飲ませれば売れるじゃないかというブッシュの農業政策ですから、アメリカの政権が変われば、又変わってきますよ。 アルコールといっても、早い話が100度のバーボンや焼酎ですから、高くてやってられないですね。今ガソリン並みの価格でアメリカで売っているのは、インセンティブがついているからです。 ETBEはアルコールとガソリンを混ぜたときに、つなぎとして入れるものです。アルコールとガソリンは混じりますが、アルコールが空気中の水分を吸うので、水分をすったときにアルコールとガソリンが分離してしまいます。これを防ぐために、水を吸っても分離しないように入れるものです。昔はMTBEを入れていましたが、安全性が問題になったので、最近はETBEが多いようですね。これを入れないと、燃料タンクの中で1ヶ月もすれば分離してしまって使い物にならないです。MTBEが安全性で問題になったから、ETBEも問題はあるかもしれませんね。 但し、良く分からないのは、E10(エタノール10%混合ガソリン)のスタンドはアメリカでは、80年代の昔からあるんですね。アメリカは一回決めると、なかなか変えないので、ゼロにはならないと思いますが、まあバイオは主流にはならないでしょう。 温室ガスについては、資源エネルルギー庁の検討では、本格的にやったら悪くなるといっています。熱帯雨林を切ってサトウキビを植えて作らないとまともな量のアルコールは作れませんから。農業は環境破壊の最右翼ですから、原生種を伐採して耕作面積をこれ以上増やすことは、環境面で危険です。 よく、廃材を使ったセルロース系のアルコールを使えばという話が出ますが、バイオ技術が進歩しないと、効率が悪くて使い物にはならないでしょう。 いずれにせよ、バイオ燃料は環境問題の非定量的議論の代表的なものですね。

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.2

1.10月時点の輸入原油の価格はリッター55.5円でしたが、これに精製費等業界コスト30円程度を加え約86円が製品価格です。 ガソリンには揮発油税53.8円が付加され、これに消費税が更に掛かる為、消費者には147円程度の売価になっていました。 アルコールの製品価格はにも上記税制は今のところ適用されますので、現在の価格としてはほぼ同等、但し流通インフラが整備されていない分若干高めになるというのが現状です。 2.#1さんの仰る通りで理論値としてはゼロですが、どの様な採り方をするかによって実際のCO2削減率は異なります。 ブラジルの様に未耕地で新たに植生を発生させ、サトウキビの一部を使ったアルコール製造を行なう場合には、捨てられる残り繊維分の炭素はマイナス収支となります。 3.皮膚感作性とは遅延性過敏反応の一つで、感作性を有する物質によりリンパ節中の感作T型 細胞が増殖し、再度同物質に触れた場合に過剰な免疫反応により皮膚にかぶれが起こる現象です。

chombo
質問者

お礼

なるほど、そういうことだったのですね。参考にさせていただきます。ありがとうございました!

  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.1

コスト:現状の原油価格であれば、ガソリン対比でも経済的に成り立つようです。当初バレル2$程度であった原油価格が第一次オイルショック、第二次オイルショックをへて30$弱ぐらいで推移してきた原油価格が、最近の情勢では100$突破も見えてきています。この原油価格であればバイオエタノール商売旨味があるようですね。勿論原油価格高騰はバイオエタノール価格へ反映されますが、それでもガソリンと充分競争できるコストのようですね。 温室効果ガス削減:原料の育成、収穫、運送、さらにはそれを発酵させ精製するのに幾分の二酸化炭素発生しますが、それ以外は、空気中の二酸化炭素を固定し、それを燃やすだけですので理論的にはバイオエタノール燃料を燃焼させることによる二酸化炭素の放出量は零です(前記の二酸化炭素発生を除くと)。従ってたのあらゆる方法よりも温室効果ガス削減に役立つのではないでしょうか。 皮膚感作性:バイオエタノールそのものは単なるエタノールなので毒性にかんし、これまでのエタノールと全く差がはずです。エタノールに問題があれば話が別ですが。バイオエタノール生成過程で使用する添加物や酵素類、工程中混入する異物や生成過程での副生産物とうに関しては、ご指摘のように適切なデータがないというのが現状ではないかと思います。申し訳ございませんが皮膚感作性なる術語は把握していません。

chombo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。はっきりしないとこが確認できて、十分参考になりました。ありがとうございます!

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