• ベストアンサー

バイオエタノール=バイオガソリン?

http://www.biodeeco.com/ このサイトを見ていて、バイオエタノールとバイオガソリンは別物のようにカテゴライズされていますが、そうなのでしょうか? 私の認識ではバイオエタノール=バイオガソリンで、首都圏で販売され始めたのは「バイオエタノール」だったのですが・・・。 また、E3式、ETBE式というのは「ガソリンに混ぜるものが異なっている」ということであっているでしょうか?あっているとしたら、バイオエタノール=E100なのでしょうか? 混同してしまってよくわからないので、お分かりの方よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.3

バイオガソリンとは石油連盟が作り出した造語で、ETBE方式を指します。 だいぶ混乱されているようですので、いままでのいきさつを整理した方が分かりやすいと思います。 日本政府は地球温暖化防止策の一つとしてエタノールをガソリンに混合して使用することにしました。この要請を受けて石油業界がエタノールを直接ガソリンに混合しようとしたのですが、この方式だと光化学スモッグの原因物質が発生することが分かりました。そのほか、水が混ざるとエタノールが分離してしまうだとか、エタノール濃度が高いと車の部品を腐食させてしまうだとか色々問題のあることがわかり(実際、直接混合方式を採用しているアメリカやブラジルでは様々なトラブルが発生していました。)、欧州で普及しているETBE方式を選択することにしたのです。 ETBEはバイオエタノールにイソブテンというものを化合して作られたものです。つまりエタノールを直接ガソリンに混合するのではなく、一旦ETBEというガソリンに近いものに加工して添加することにしたのです。石油連盟ではETBEをガソリンに混合したものを「バイオガソリン」とよぶことにしたのです。 現在、首都圏で一般に販売されているのは石油連盟が行っているバイオガソリンで、ETBE方式です。ただ原料がバイオエタノールですからバイオエタノールガソリンと報道されることもあります。 ここで話がちょっと複雑になるのですが、環境省では石油業界とは別に直接混合方式に力を入れており、宮古島や大阪ではガソリンにバイオエタノールを直接混合したE3方式が行われています。このためマスコミなどではETBE方式とE3方式が対立しているなどと間違った報道が行われています。実際にはETBE方式とE3方式は互換性がありますので、ベータとVHSのような対立はおこりません。どちらでもいいのです。 将来的には、国内で生産されたエタノールがETBEに加工されてガソリンに混合されることもあるでしょうし、エタノール対応車が普及すれば石油業界がE3方式を採用することもあると思います。 なお、ブラジルではエタノール100%に対応できる車もありますが、日本では普及していないので、市販できる燃料はETBEなら7%、エタノールなら3%までと制限されています。

その他の回答 (3)

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.4

他の回答者さんが仰る様に、最近ではバイオ系の燃料が含まれているものをバイオ燃料と称するので混乱がある様ですね。 ガソリンエンジンに対して使用される純粋なバイオ燃料はバイオエタノールですが、国の要請するバイオ燃料の2010年の導入目標が純粋なバイオ燃料の原油換算で年50万KLに対して、石油連盟の一次回答は21万KLに過ぎないので、加工したETBEの数量を84万KLと言ったり、さらにそれを混ぜたガソリン総体を全体の二割と言ったりして目標に達しない印象を薄めようとしている気がします。 現在はその一時回答実現も怪しい状況ですが、その回答での自動車燃料に対する純粋なバイオ燃料の導入率は 0.4%であり、欧州全体の同時期の目標5.75%に比べれば「やらないの一緒」と言う数字です。 欧州の次の10%導入の目標については確かに見直しになっていますが、欧州ではディーゼル車シフトにより全体の燃費改善が実現しており、 日本の遅れは否めないところです。 他質問での回答でETBE導入に対する石油連盟の思惑については既に述べましたが、実施国で問題があったと言っても米国ではエタノール導入が国際問題を起こすほど進展していますし、ETBE使用州はエタノール使用に転換している実情からは、日本の石油業界の貯蔵タンクに対する追加コスト問題しか根本的な阻害要因はありません。 E-10に対しては車の若干の手直しが必要ですが、E-3に関しては車について問題が無い事は自動車業界も認めています。 去年より首都圏50SSでETBE7%混入ガソリンの試験販売が始まり、今年から政策的(エタノール直接混和試行地区へ対抗)に判断された、仙台・大阪地区等で50SSが追加されましたが、根本的なETBE毒性の判定もまだ出ていません。 石油連盟は自分達が付加価値を付けられないエタノールの比率が高まる事を恐れており、現在のバイオ燃料批判の高まりを期待して、自分達の約束さえ反故にしたいと考えている様に見えます。 尚、既に技術的には全く問題ないE-10使用車が登場した場合、ETBEで同じ効果を得る為には23%以上の混和が必要ですから、ETBE製造が可能かと言う問題を除いても何れはエタノール直混が導入されるのは間違いないでしょう。

  • ytrewq
  • ベストアンサー率28% (103/357)
回答No.2

バイオエタノールは植物を原料に製造したエチルアルコールのことです。これをガソリンエンジンに用いる場合、ガソリンに混ぜて使います。  ガソリンの原料は原油で、生物ではないので、バイオガソリンといういい方はおかしいのですが、バイオエタノールを混ぜたガソリンのことをバイオガソリンと言うことがあります。 Exxのxxはバイオエタノールの混合割合を示しています。E3はバイオエタノールの含有量が3%という意味です。したがって、E100はバイオエタノール100%ということです。 ガソリンにはオクタン価という品質があり、ガソリンを製造するときに添加物をまぜてオクタン価を調整しています。 ETBEというのはこのための添加物の一種で、バイオエタノールを原料に製造することができます。 このため、ETBEを混ぜたガソリンもバイオガソリンとよぶことがあります。

  • te12889
  • ベストアンサー率36% (715/1959)
回答No.1

私の認識では、バイオガソリンは、バイオエタノールを何パーセントか(3%?)混ぜたガソリンでした。 http://www.paj.gr.jp/eco/biogasoline/ そのエタノールの作り方に2種類あるとニュース番組で見た記憶がありますが、田舎者で差し迫った話題ではないので、おいおい調べてみます。