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バイオエタノールという言葉の由来は?

最近よくバイオエタノールという言葉を目にします。 ガソリンと混合して燃料として使うときに、 この言葉が使われるようですが、人類はもう何千年にもわたって エタノールを利用するときにはバイオロジカル( biological )に 生産してきたと思います。 ですからエタノールにわざわざ「バイオ」とつける意味がわかりません。 いったい全体なんでこんな奇妙な言葉を頻繁に目にするようになったのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • cat-food
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回答No.6

既に納得されているところに申し訳ありませんが、事実誤認があるようなので・・・ エタノールは石油から合成することもできますが、ほとんどのエタノールは飲用、工業用を含めて大半(95%)は発酵法によって作られており、合成法エタノールはわずかに5%程度に過ぎません。 例えば以下のURLをご覧ください。 http://www.biomass-hq.jp/foreign/pdf/ethanol.pdf したがって、質問者の当初の認識は正しかったと思います。 ではなぜバイオとつけるのか。 大きな理由は「はやりだから」ということだと思います。なんでもバイオとつければ、かっこいい、今風だからということだし、語呂もいいし、なんとなく環境によさそうだし。 もうひとつの理由として、石油から作られたものではないよという意味があると思います。これは「合成アルコールではない」という意味ではなく、石油から作られたガソリンではないよという意味で、カーボンニュートラルであることを強調していると思います。

その他の回答 (6)

  • aburakuni
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回答No.7

まだ閉じられていないのが合成と醸造の比率の処で迷路に入った事が理由だといけないので補足を。 日本でのアルコールにおける合成の比率は約2割(55万Kl中10万kl)ですが、飲用の用途を避けた工業用で100%近い濃度を必要とするアルコールは、価格の面からも大半が合成であると考えられます。 ただし世界中のアルコール使用においては、65%が日本には殆ど無い燃料用であり、数量も日本の80倍(4100万kl)に達しています。 つまり日本では遅れている燃料としての使用が、世界全体では大半を占めており、燃料として使用する場合は当然「バイオ」になりますから、合成の占める割合は低くなります。でから、日本における現状と言う意味で、質問者さんの受けた印象は間違いではありません。 バイオの命名の理由からは離れてしまいましたが・・・。

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.5

既に回答が出ている様に、新エネルギーのカテゴリーの一つであるバイオマスエネルギーに含まれると言う意味でバイオエタノールと称します。 確かに人類がエタノールを最初に生産したのは、元々植物の発酵ですからバイオなのですが、飲用アルコールは高くても含有量60%程度で、付加価値部分である雑味を飛ばした100%アルコールは、単にアルコールとして合成アルコールと比較されては価格勝負に勝てません。 従って、二酸化炭素問題があって初めて、日本でもバイオエタノールを利用しようと言う話になり、現在色々話題に上る訳です。 バイオエタノールと合成エタノールについては、分析によって判別できる事が判っており、その点も確認して導入が検討されています。 ちなみに、軽油の代替品としての植物油から作るメチルエステルは、植物油に相当する合成物が無いのですが、バイオディーゼルとバイオを冠して呼称が決められています。

nackey_y
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 #1から#5まで通して読んでみて全体像が分かった気がします。 今までは非飲用のエタノールは石油から作るものが多かったが、 (多かったではなくほとんどだった?) 最近は二酸化炭素の発生が問題視されてるので、 従来は価格面から飲用にしか使われていなかった 植物由来のエタノールを燃料用として使うようになり、 これがバイオエタノールと呼ばれている。 ということでしょうね。 自分の接触する機会のあるエタノールは ほとんど飲用のものだけだったので、 石油から作られることがあるのはほんとに知りませんでした。 皆さんありがとうございました。

  • tomoyaok
  • ベストアンサー率40% (79/195)
回答No.4

ただし、現在ブラジルから輸入されている「バイオエタノール」は ETBEといってエタノール(E:CH3CH2OH)と ターシャリーブタノール(TB:(CH3)3COH)の エーテル(E)化合物です。 沖縄や北海道でのE3とかE5とは異なりますので注意。 半分化学合成ですのでETBEはそれほど環境負荷低減の理論値は あまり高くないはずです。

nackey_y
質問者

補足

回答ありがとうございました。 なんだか色々な種類があるんですね。

  • popman100
  • ベストアンサー率12% (30/241)
回答No.3

工業用エタノール(エチルアルコール)は、化石燃料出自のエチレンに触媒を介して水を反応させて作りますが・・ご存じない? これに対して、植物出自のエタノールをバイオエタノールとあえて呼びます。飲用アルコールがこっちですね。 バイオエタノールを燃やして出る二酸化炭素は、もともと環境中にあった物なので、二酸化炭素の排出量増加分は、行ってこいでゼロという論理です。 化石燃料のは、大昔に環境から隔離された物だから、今排出すると環境中の二酸化炭素は増えるという論理です。

nackey_y
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >・・・水を反応させて作りますが・・ご存じない? はいご存じありませんでした。 >・・・バイオエタノールとあえて呼びます。飲用アルコールがこっちですね。 飲用アルコールもバイオエタノールと呼ぶのでしょうか?

  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (531/897)
回答No.2

こんにちは バイオマスを原料としたエタノールのことかと思います。 近年はエタノール生産用に栽培される菜種やトウモロコシもありますので バイオマスの概念からは離れているかもしれませんが、 もともとの意味はバイオマス由来ではないかと考えます。

nackey_y
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • popman100
  • ベストアンサー率12% (30/241)
回答No.1

化石燃料から化学的に合成されたエタノールと区別するためじゃないですか?

nackey_y
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 仰ることは私も考えてみたのですが、 私の勝手な想像では化石燃料からエタノールを 合成することはあまりないんじゃないかと(漠然と)思って 質問してしまいました。 少しそちらの方向で検索してみます。 またエタノールの合成に詳しいことをご存知の方が いらっしゃいましたらよろしくお願いします。

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