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経済、株式にお詳しい方、お願いします。
The dollar rose against the yen on tuesday in Asia on buying by Japanese trust funds as Japanese stocks rebounded in afternoon trading. Japanese stocks の動きに対し、trust fundsはなぜ「買い」という行動に出るのでしょうか。「どのような」利益が、「どのような」過程を経て生まれるからでしょうか。経済にお詳しい方、またそうでなくても分かる方、なるべくやさしくご解説ください。
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実際に起っているのは、現在の単なる株と為替のトレンド(関係)が原因でしかありません。 すなわち#2さんが書いているような、日本株高=ドル高=(アメリカ株高)の連れ高パターンが今出来上がってしまっているだけなのです。そこには、実際の経済を相場が反映していません。 金融の自由化が起きている現在の世界では、政府の介入もほとんど一時的ですし、労働市場や利息レートや商品市場などの影響も昔のケインズの時代とは異なり、どれもバラバラに「投機的に動く時代」だからです。 ですので実際には理屈づけでしかないと書いたように、需要予測も決済手段であるドルに注目がいくというのも、1つ可能性でしかなく、経済的に動くパターンが決まっている時代ではないのです。もしパターンが読めたら、皆さん株や為替で儲かります。 なお、 >>日本株式が持ち直すのであれば、「円買い」と単純に考えてしまいます。 これは「日本」と「円」がどちらも日本のものなので、「日本買い」とイメージしているだけで、根拠はどこにもありません。 しかも知っておかなくてはならないことは、ドルに絡む為替の1日の取引の総額は、日本の株式市場の1日の取引総額のたしか数十倍から100倍(あるいはもっと)の大きな市場であること。 また外国人投資家が日本株を買うとき、いちいち毎回円を買って参入しているわけではなく、日本にプールしてある以前からの資金で取引していること。これらのことから、よほど外国人投資家の資金がまとまって日本に入るトレンドが起きないかぎり、日経平均が数百円上がっただけでは、円が買われる理由はどこにもないのです。 なので現在起きている円高は、円が買われているのではなく、アメリカと世界の経済不安を反映したドル安の反対現象とみることができます。 詳しくは為替のカテゴリで聞いてみるといいと思いますが、この質問は過去いやというほど出てきたので、またか…と放置されるかもしれません。
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- hossyou
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補足を要求されていたんですね。遅くなってすみません。 >信用不安が高まれば、日本株安とドル安が一緒に起こります。 >>日本株安と円安は一緒に起こらないのでしょうか。 原因が何か?ということです。 日本発の信用不安なら日本株安と円安でしょう。しかし、最近の市場が一番気にしているのは米国のサブプライムローンの行方、米国経済の今後です。米国発の信用不安ですので、日本株安とドル安が起こるのです。 >ドル買いと円買いが平行して起こっていれば、The dollar rose against the yenということにはならないのではと思ってしまうのです。 もちろん、ドルを買っている人もいるし円を買っている人も居ます。それで、売買が成り立っているわけです。しかし、今、相場を動かしているのは、米国発の信用不安を背景にした短期資金です。トレンド・フォローの売買をする人たちです。この新聞の記事のように、あの日、「FRBの緊急利下げ」のうわさが出ました。それで株式市場が上昇した(信憑性が高まった)ので、ドル買いに走ったのだと思います。 >#1さんにも同じような補足をさせていただきましたが、どうも根本的なことが分かっていないようなのです。 市場の動きの解釈は後講釈的なものが多いですし、間違って解説しているものも多いと思います。ひとつ言える事は、「市場の動きは合理的には説明できない」ものが多いということです。
補足
>>>市場の動きの解釈は後講釈的なものが多いですし、間違って解説しているものも多いと思います。ひとつ言える事は、「市場の動きは合理的には説明できない」ものが多いということです。 >>やはりそうなのですね。株式関係がどうも苦手だったのですが、しばらくはあまり熱を入れて深く追求しないで遠くから株式をとらえてみます。
- hossyou
- ベストアンサー率48% (83/171)
AP電のこの記事ですね。 http://biz.yahoo.com/ap/071120/as_fin_mkt_asia_dollar.html?.v=1 最近の相場は株式と為替が連動して動いています。 背景としては、短期のトレンドを狙う資金が相場を動かしているからだと思います。 つまり、サブプライム問題に敏感になっている市場では、信用不安が高まれば、日本株安とドル安が一緒に起こります。その反対として日本株高=ドル高です。短期で勝負する投機家はこの動きをフォローする売買を行います。つまり、日本株安ならドル売り、日本株高ならドル買い。 また、昨日の相場に関しては、この記事でも書いてあるように、FRBが緊急利下げするという「うわさ」にまず日本株市場が反応して株価が上昇、それを見た為替市場も遅れて反応してドル高になったのだと思います。 いずれにしても日本株高=ドル高と連動している市場は健全ではありません。
補足
ご回答、大変感謝しております。 難しいので、誰も回答してくれないと思ってしまいました。 この記事に間違いありません。 >信用不安が高まれば、日本株安とドル安が一緒に起こります。 >>日本株安と円安は一緒に起こらないのでしょうか。 >その反対として日本株高=ドル高です。 >>その反対として日本株高=円高にはならないのでしょうか。 >つまり、日本株高ならドル買い。 >>日本株高なら円買いにはならないのでしょうか。 ドル買いと円買いが平行して起こっていれば、The dollar rose against the yenということにはならないのではと思ってしまうのです。 #1さんにも同じような補足をさせていただきましたが、どうも根本的なことが分かっていないようなのです。 教えていただけたら大変ありがたいです。 株式の記事はいつもこんな感じに消化不良になるので、改善したいのです。
- jayoosan
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これは英語カテゴリではなく、為替か株式カテゴリでしょうね。 あちらには英語を読める専門家(業界人)が数人出入りしていますので、英語をまま投稿しても大丈夫だと思います。 その文は書き手がどんな背景の中でその一文を書いたかによりますが、時代によっては株価が上がってもドルが買われない時代もあります。 もし今年や昨年の動きについて述べている文でしたら、アメリカ株式市場にアジアの株式市場がひっぱられており(アジア通貨の多くが主要通貨ではなく、ドルにほぼペグ[連動]している関係)、アメリカ市場が景気がよかったことで、アジア市場も景気がよいという状況が、この2~3年ずっと続いていました(中国、韓国、シンガポールの景気上昇)。 今年夏になり、アメリカ市場はサブプライムローン貸し出しの問題が発覚して揺らいでおり、アジア景気も連動して下がってきていました。その際基軸通貨であるドル(決済手段)のニーズもさがり、このところずっとドル安円高でした。 また中国を初めとするアジアは日本にとっては投資対象であり消費市場でもあり、アジアの景気が見込めないということは、日本の景気も疑わしいと見られ、それにつれて日本の株価も下がっていました。 もしそのTuesdayが昨日の火曜のことであるなら、たしかに瞬間に急にドルが変われた時間帯があったと思います。 日本株式が持ち直すのであれば、アジア方面への投資需要も増すという判断(実際には理屈づけでしかない)があった場合、決済手段であるドルに注目がいきます。 しかし、現時点ではドルは本国のアメリカ市場がガタガタであり、サブプライムローンの貸し手であるノンバンクの経営不振や、借り手である消費者も200万人を越えるなど(世帯人数でいえばもっと)、ヘタをするとアメリカ人の100人中1~2人が、返済不可、自己破産、家を競売にかけられる、などの悪循環の中に入りかねません。これはすごい数字です。 そんな国の通貨が続けて買われるとも思いにくく、ドルが買われても上昇は一時的にならざるを得ません。 実際、今日はもっと円高になってしまいました。
補足
ご回答、大変感謝しております! >もしそのTuesdayが昨日の火曜のことであるなら、たしかに瞬間に急にドルが変われた時間帯があったと思います。 日本株式が持ち直すのであれば、アジア方面への投資需要も増すという判断(実際には理屈づけでしかない)があった場合、決済手段であるドルに注目がいきます。 >>今日の記事なので間違いありません。ここでThe dollar rose against the yen on tuesday in Asia on buying by Japanese trust funds ですが、「決済手段であるドルに注目がいきます」というところがまだわかりません。日本株式が持ち直すのであれば、「円買い」と単純に考えてしまいます。決済のところを、やさしく教えていただけませんでしょうか。
お礼
なるほど。。。。。 株、為替は生き物で、数学のようにはいかないようです。 少し離れた視点から、株式、為替を見てみます。 ありがとうございます。