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「~ずつ」と「~につき」の使い分けは?
同じ「割り当て」を表す言葉なのに、どうも何処か使い分けがあるような気がしますけど。場合によって交換出来るかどうかも分からなくて… 私は外国人ですので、こんな詰まらない問題を出してすみません、どうか教えてください。
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つまらなくないです。面白い問題だと思います。 「につき」と「ずつ」が「割り当て」を表現する言葉だと考えた場合; ・「につき」は誰に割り当てるか ・「ずつ」は何を割り当てるか に関係があるというところが違います。ただし; ・両方とも「どのくらい」割り当てるかという分量と一緒に使います。 ・両方とも均等に(同じ分量)割り当てることを表現しています。 ・両方ともいろいろな分量(100円、1個、少し)に付けることができます。 ですから ●クラスの生徒2人につきお菓子を3つずつあげます という言い方になります。交換する(入れかえる)ことはできません。 又、「につき」を使う場合は「ずつ」を使いますが、「ずつ」を使う場合はその前に「につき」を使わないこともあります。 ・クラスの生徒2人につきお菓子をあげます - クラスの生徒を2人のグループに分けることはわかるけれど、どのくらいあげるのかがわからないので意味の無い文章です。(注) ・クラスの生徒にお菓子を2つずつあげます - クラスの生徒を何人のグループに分けるかを省略した場合は1人1人に分けるという意味になるので、- クラスの生徒1人につきお菓子を2つずつあげます - という意味になります。 「誰に」とか「何を」を省略してしまうとわかりにくくなるかも知れませんが、その場合、どんな「誰に」や「何を」が省略されているのかを想像してみてください。 あなたが英語が得意な人かわかりませんが、私は日本語以外の言葉は英語しかわからないので、一応英語でも説明しますと...It roughly differs in the following manners; ずつ = To apportion by same portion. につき = To apportion to each group(or to each indivisual). ということです。 参考になれば良いのですが。 (注) これはNo.2の人の意見と違います。No.2の人は1)を○にしていますから、「クラスの生徒2人につきお菓子をあげます」の場合はひとつずつあげるという意味になるという風に考えているのだと思います。 同じ日本人でも考え方の違う問題です。 理屈の上ではNo.2の人の方が正しいかもしれませんが、それだと次の問題が解けなくなってしまいます。 例題:___を埋めなさい ●あそこにある6つの箱にこれを2つ___割り当てます。 日本人であれば(No.2の人も含めて)大抵の人が「ずつ」と答えると思います。 ただし、No.2の人のような考え方をすると「につき」を入れても構わないことになるので、問題としてあまり良い問題とは言えないと思います。
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「~ずつ」は副詞です。数量や程度を表す名詞や副詞につけて、同じ分量・割合であることを示します。副詞ですので、動詞を修飾します。 例)お菓子を1つずつ配る。 ご飯を少しずつ食べる。 木を2本ずつ切る。 「~につき」は連語といいます。副詞と違い、動詞を直接修飾するものではありません。「~ごとに」という意味で、名詞や文章につながります。単位あたりの数量を示します。 例)1回につき1万円の料金 だし汁1カップにつき醤油大さじ1を入れる。 子ども1人につき入場料が100円かかる。 上の例文と下の例文で「ずつ」と「につき」を入れ替えると、おかしな日本語になりますよね。文法の話は難しいかもしれませんので、例文から使い方の違いを確認してください。
- chie65536
- ベストアンサー率41% (2512/6032)
使い分けについて。ケースバイケースで1つずつ覚えていくしかありません。 ・ずつ(づつ) 毎週二度ずつ twice per week 1人1個ずつ one by one 少しずつ元気を回復した He regained his strength little by little. ・~につき みかんは1キロにつき500円 Tangerines are 500 yen per kilogram. 1人につき1ダースの鉛筆を持っていた We had a dozen pencils apiece./We each had a dozen pencils. 会は雨天につき延期された The meeting was postponed because of rain. 交換について。これもケースバイケースで1つずつ覚えていくしかありません。 ・毎週二度ずつ⇒1週につき二度(交換可) ・1人1個ずつ⇒1人につき1個(交換可) ・少しずつ元気を回復した⇒×(交換不可) 「少しにつき元気を回復した」とは言わない。 ・みかんは1キロにつき500円⇒×(交換不可) 「みかんは1キロ500円ずつ」とは言わない。 ・1人につき1ダースの鉛筆を持っていた⇒1人1ダースずつの鉛筆を持っていた(交換可) ・会は雨天につき延期された⇒×(交換不可) 「会は雨天ずつ延期された」とは言わない。
- fellows
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日本語は難しいので大変ですよね。 実は日本人も正しく理解していないものです^^; 1) ○「おかしを2人ずつあげる」 2) △「おかしを2人につきあげる」 3) △「おかしを2人ずつ1個あげる」 4) ○「おかしを2人につき1個あげる」 日本語として変ですが意味は通じるものには△を、正しいものに○をつけています。 「ずつ」は、”複数”の人や物に対して、”同じ量”という意味があります。 一方「につき」は、”人や物の数”に対する言葉です。 つまり、”複数人が同じ量”という意味が重要なときは「ずつ」を、 ”何人に対して”という意味が重要なのときは「につき」をつかいます。 ちょっとわかりにくいですね…。 もし、質問者さんが悩まれている文があれば、それを書いてもらえると教えやすいです。
provide one personal computer every ten people → 10人につき1台ずつパソコンを支給 deal the cards to all members by two pieces → 全員に(=1人につき)2枚ずつカードを配る
お礼
「副詞」と「連語」という違いが大ヒントになりましたよ!どうも有難うございました!