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障害児教育に携わる方へ
教育は法律上平等に受けられるものですが、障害児教育をする中で、そうではないと感じる実態はありませんか?また、世間の考え方等以前と変わってきた傾向はありますか?
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質問者が選んだベストアンサー
昨日も回答しましたが,NO.3の方の回答を読んで,ちょっとまた思うところがあったので,書き込みます。確かにNO.3の方のおっしゃる様に,教育が免除されている障害児は,存在しますね。それはあくまでも,「免除される」ということであって,質問者の方が言うような「教育は平等に受けられるものだけど,そうではないと感じる実態」とは違います。免除される対象の子どもはいても,「障害があるために平等に教育を受けられない」とことはあり得ません。養護学校に関していえば,「就学させたい」といって手続きを踏み,書類が県に上がった時点で,絶対就学させなければうけないのです。養護学校側が断ることは,絶対にできません。ただひとつ,平等というより,適切でない,と感じられるパターンとして,普通学校の特殊学級に在籍した子どもが,「やっぱりうちではみられない」と言われて,とても中途半端な時期に突然養護学校に就学させられる,というような現実が多々あります。まあ,この場合,転校させるさせないは,最後は必ず親の判断なのですが。大人の都合で,その子に一番ふさわしい場所で教育を受けられる環境にない,というようなことはあっても,やはり教育自体は,健常児と同様,法律上平等に受けられるのです。
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- suzuko
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あのー、質問の意味が今ひとつ分からずに、書いています。 何が「そうでない」のですか? No1の方がおっしゃている意味として、 義務教育において、現在、ほとんどの児童生徒が何らかの教育を受けています。ほとんど、というのは医師の判断で「教育の免除」がされている子どもがいるからです。現在、大規模な病院において院内学級が設置されつつありますが、全ての病院にあるわけではありません。医師や家族にも「この子に教育が必要か?」と判断されている子どもは現実にいます。
- mappurin
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先ほどの回答で,ちょっと言葉が足りなかったかな。「障害児の就学が義務づけられた」って書きましたが,義務教育って,実は子ども達が教育を受けることが義務なのではなく,保護者が子どもに教育を受けさせる義務があるってことなんですよね。勘違いしがちだけど。つまり,子ども達にとって,教育を受けることは「権利」なわけですね。ただ,障害が重度などのため,就学困難と認められる子どもの保護者に対して,市町村の教育委員会は,子どもの就学を猶予,または免除できる・・・こういうことが法律で定められている以上,障害児が教育を受けることが「できない」といった実態は,ないはずなのです。私は,養護学校に勤務する中で,「そうではない」と感じたことはないです。それが,今の障害児教育の実態だと思います。長々とすみません。
- mappurin
- ベストアンサー率25% (1/4)
昭和54年に,養護学校が義務制になり,それによって障害が重度の子どもも,就学が義務づけられました。障害の状態が重複していたり,最重度のため,常時介護を必要で,通学して教育が受けられない子ども達は,訪問教育の対象となり,同じように就学しています。法律上平等に教育を受ける権利が与えられています。障害があるために教育が受けられない,ということは,現在の日本ではあり得ません。 世の中の考え方が変わった,とするならば,義務制になる以前は「障害が重いから就学は免除」とされていたものが,「全員就学」と変わったことです。今の我が国では,障害のため,平等に教育が受けられない,ということはないです。盲,聾,養護学校の義務制とは,そういうことですね。