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障害児教育に関わる者の資質とは
養護学校、特殊学級など障害児教育に関わりたいと考えています。 専門的な知識が必要なのはもちろんですが、その他何かこういったことが必要だとか、身につけておいたほうがいいことはあるのでしょうか。 また、障害児教育に関わる者の資質とはどんなことなのでしょうか。
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こどもが特殊学級にお世話になっています。 困難がある仕事にあえてかかわりたいとおっしゃるお気持ち、 また、こうして広く意見を求められるお気持ちを ありがたく感じています。 のでたぶん、この意見は蛇足気味な気がするのですが。 「この先生がいてくれてよかった!」と思うときと、 「なぜ、同じ人類なのに、まったく気持ちも話しも通じないんだろう?」 と思ったときと両方あるので、その経験から。。。 わたしも、ほかのご意見にも一部重なりますが、こどもはちゃんと感じ取っているとおもいます。世界が狭い子ほど深く。 一言で言うと「自分と同じように扱って欲しい」(あえていうなら、そのほうが うまく行くんじゃないか)と思います。 障害があるから、文化が違ったり、能力的にまだな部分、社会的に受け入れがたい行動がある のは事実なのですが、 何々障害、それが最初にあるんじゃなくて、 ○○さん、一人ひとり違う、という一個人であるのは誰しも同じ。 自分だったら、間違ったことをしたとき まあまあ、とほおって置いて欲しいのか?自分だったら、あら捜しばっかりで、進歩を認めてもらえない状態はどうか?(できることはさせて欲しい、できないことはゆっくりじっくり付き合ってもらえれば良いんじゃないかとか、) 障害があるからということで、妙に気を使って甘やかしたり、障害のあるこは天使のようにかわいいという風にくくったり、人格と行動をごっちゃにされたり(つまり、行為が間違ってるのに教えたりしてもらえないなど)、 そういう遠慮は なぜかなあ と思うことがいっぱいあります。 知識や情報も大事ですが、それもふまえつつ、 たとえば軽度知的障害自閉傾向ありの7歳男児、と取るより、 目の前にいる ○○くん、この子は現段階でこれが好きでこれが苦手、 ではこうしてみたらどうかな? というふうに、子供自身と向き合っていただけたら そのほうが お互いのために 良いのでは?と思います。 わたしがみた「すごいな」と思う先生は、 子供とも親とも、きょうだい児とも、自然に接してくれて、 言わなければならないことは冷静にいってくださって、 当たり前に扱ってくれて、かつ こどもの個人の違いや 進歩をきちんと把握してらっしゃる感じでした。 これって障害のないお子さんと接する資質とも まったく変わらないと思うのです。(実際障害がない子供たちにも慕われてました)一緒にいると自然とニコニコしてしまう人です。 こういう感じの人に言われたら、言葉の内容が、子供の行動を制限するものであっても、意外とすんなり受け入れやすく、結果適応がすすむのを いくつもみてきました。同じことをこどもにいうにも、こういう人は言い方がうまいです。 自分は かいておきながら できてもいないので 求めるものが多すぎるのだろうと思うし、理想に過ぎないのですが。
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- security2005
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みなさん、本当に真剣に回答されていてsakiya0106さんの将来が楽しみになりました。 私も一言、付け加えさせていただくとすれば、 同僚、先輩の言葉やアドバイスにも真剣に耳を傾けて、自分の「思い込み(大学で習ったことや本で読んだことなど)」や「思いつき(~だろうという自分本位の想像や理想)」だけで行動しないことも大切ではないかな~と思います。 子どもたちは色々な可能性を持っていて、たくさんの方々にたくさんの可能性を引き出してもらうことを待っています。貴方が関わった事で、急にそのお子さんが伸びたとします、、、でも、それは一朝一夕に結果が現れたのではなく、地道に皆さん(お子さんを取り巻くすべての人々・先生・家族・ボランティア)がそのお子さんに関わった結果です。 横のつながり、縦のつながりが無くてはその子の成長は無かったのだということです。 まずは、子どもという概念の殻を抜け出して、ひとりの人間と向き合うのだと心に刻んでください。 私はそう願っております。 (子どもは鋭い感覚で、貴方の資質を見抜きますよ!^^)/
お礼
security2005さんありがとうございます。 同僚、先輩の言葉やアドバイスに耳を傾けるとのお言葉、肝に銘じて頑張ります。
- noarin
- ベストアンサー率23% (175/753)
息子が現在養護学校にお世話になっている母親です。 小学校(特学)、中学(養護・現在)、それ以前の通園施設の保育士の方、 幸いなことにとても良い先生方との関わりの中で、少しずつですが 息子の能力を伸ばしていただきました。 保護者から見ての「良い先生」は。。。人それぞれ違いがあると 思いますが、私は「保護者の気持ちに沿った人」かなぁ、と 思います。あとは経験です。ですが、経験をどうぞ売り物に しないで下さい。毎年、子どもたちは変わるのですから。 それと。。。。新人の先生が入っていらっしゃると、保護者の方では 「いっちょ、もんであげるか」(苦笑)と思っております。別に 無理難題をふっかけるわけではありませんのでご安心ください。 生意気かもしれませんが、保護者たちも「先生を育てる」くらいの 気持ちを持ってます。後輩の為にもなりますし。って、やっぱり 脅しかなぁ?ごめんなさいね。 養護の先生をしている私の友人たちは、コミュニケーションが 取りにくい子に「遊び相手になってもらう!」と情熱を燃やすタイプが ほとんどです。しんどいこともあるかと思いますが、応援していますよ!
お礼
noarinさん、温かい励ましのお言葉をありがとうございます。 保護者の方の思いをくみ取れる教師になれるよう頑張ります。
- siotan88
- ベストアンサー率37% (176/466)
ひと言で言い表すなら、養護学校教育における最低限の「専門性」とあなた自身の「人間性」に尽きるのではと思います。 養護学校ができてから30数年たちますが、昔から「元気」、「根気」、「のん気」そして「やる気」の4気は周知のテーマです。児童・生徒個々の多様な実態と障害の程度の重度多様化が再認識されている現状では、自分は先生(教える人)、君は生徒(教わる人)の関係だけでは学習はスタートしません。まず、相互の信頼関係が成立してから学習が始まります。目の当たりの児童・生徒と相対して学校生活を共有・共感できるかが大切かと思います。 前の3人の方の具体的なお話はいずれもたいへん参考になります。あなたは学生さんですか?これらを念頭に実践されようとしても今のあなたにはとても無理なことです。まずは、児童・生徒たちと友達になろうとするあなた自身の決意から全てが始まります。皆さんどなたも最初はビギナーです。私はそのように考えています。養護学校の児童・生徒との日常の関わりの中で「養護学校教師」は形成されるものだからです。 養護学校の教師となって(養護学校の教師生活を通して)、あなたがどのような人間になりたいのかどのように生きていきたいのかが重要なポイントになるでしょう。 もし、あなたが各回答に対して真摯に受け止められるようなお気持ちがあればその資質は十分にありそうです。あなたのような方に養護学校の教師になって欲しいと思います。頑張ってください。
お礼
siotan88さんありがとうございます。 自分自身の人間性を磨けるようがんばります。
- sunny0201
- ベストアンサー率8% (2/25)
障害者の方の通所施設で勤務経験のあるものです。 資質というのはこうだ、というのをはっきりということはできないのですが、何かの参考になればと思い、アドバイスさせていただきます。 まずは人に関わる仕事である以上、人を好きなことです。 私の経験上ですが、彼らは人の心にとても敏感で、小さな変化も見逃さない力を持っています。なので、ごまかしやうそは通用しません。本当に心から接するということです。そして、押し付けにならない、ということ。 私自身も恥ずかしい話ですが、この人の自立のために、とか将来のために、と思い、支援していた部分がたくさんあり、あとになって反省をしたことが何度もあります。やはり何事も相手の立場にたって考えるということが、必要だと思います。 あと、介護とか援助ではなく、支援という気持ちを忘れないことですね。 できないことをしてあげよう、ではなくて、この人のできることはなんだろう、それを一緒に自分もしよう、苦手なことはやり安いようにサポートしよう、という気持ちを持つことも大切だと思います。 してあげよう、と思うとあとで自分がしんどくなります。 ↓の方もおっしゃっていますが、家族の立場になって考えることも大切です。でもそれと同時に家族にはできないことをすることも必要です。(もちろん家族のことを考えた上で)そして家族へのサポートも大切です。 私は3年ほどの勤務でしたが、とてもいい経験をさせていただき、本当にたくさんの人と出会えてよかったと思える職でした。結婚退職し、今は現場を離れていますが、いずれもどりたいと思っています。 がんばってください、応援しています。
お礼
sunny0201さんありがとうございます。 ・心から接する ・支援という気持ちを忘れずに ・家族にはできないこともする など、なるほど!と思えるご指摘をたくさんいただけました。 忘れずにがんばります!
- robycomeback
- ベストアンサー率28% (24/84)
こんばんは。次女(中1)が障害児学級に通って います。 次女の障害は小学校の入学前の健診でわかり、それ から現在に至るまで教員をはじめ相談所など様々な 担当者と接してきました。 それで常々感じることは「これは仕事だから」と 思ってやっている方がほとんどで、これを「天職」 と決めてやっていると思う方には不幸にも出会った ことがありません。 質問者さんがそういう職に就かれて私が保護者 として望むことはただ一つです。 「ご自分の家族だったら、どうしてほしいかを いつも考えてください」 あなたがこの職業が嫌になったら、辞めることは できます。障害者と関係なく生きていくことが できます。 でも、親や家族はそれができないのです。止める ことも逃げることもできないのです。 次女がいた小学校では毎年クラス担任を決める時 誰が障害児を受け持つかもめたらしいです。 質問者さんのような方を見つけると親としてうれしい です。 どうか、現実を目の当たりにしても今のお気持ちを 思い出して、挫折感に負けずに夢を実現させてほしい と思います。
お礼
robycomebackさんありがとうございます。 「ご自分の家族だったら、どうしてほしいかをいつも考えてください」とのお言葉、真摯に受け止めてまいります。
- apao666
- ベストアンサー率25% (1/4)
専門知識も必要ですが、福祉に対する資質が最終的には問われるのかな。。。 立派な知識を持っていても、心がバリアフリーでないとね。 ってな訳で知識の勉強と同時に、何らかの形でもいいから直接障害を持つ方たちと関われる場に出向くのはいかがでしょうか。(出来るだけ長い期間がいい) 関わりの中で、本当に自分に出来る仕事なのか感じでみては。。。
お礼
apao666さんありがとうございます。 おっしゃるとおり、障害者と実際にかかわる中でいろいろなことが見えてくるのでしょうね。
お礼
modamaさんありがとうございます。 いろいろと詳しく教えてくださって、とても参考になりました。