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障害児教育は教育の原点とは

「障害児教育は教育の原点」とは、どういう意味でしょうか? なぜ、どういう点で、障害児の教育が教育全般の原点なのでしょう。 典拠(出典)はありますか。

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noname#163573
noname#163573
回答No.1

典拠についてはわかりませんが 障害児教育については、できない原因、できるために必要な能力 そのスキルを行うため、覚えるための行動をものすごく細かく分けて分析し それぞれに対応しているからじゃないかと思います。 着替えにしても、文字を覚えるにしても縄跳びにしても 健常児でも能力差や得意不得意はあると思いますが 割と標準的なレベルを想定して子供の習得する能力頼みの教え方になってしまうと できない子、不得手な子に教えるということが困難になり 「なんでできないの?」「ちゃんとやりなさい」に終始してしまうのではないでしょうか。 教えればできるはず、の教える、の部分が教育なのですから 子供の自ら習得する力に頼って教える技術を持たなければそれは教育じゃないかもしれません。 ひとつの参考に「モンテッソーリ教育」があります。 これは、まさに障害児教育が原点です。 当時伸びることのないと信じられていた障害児に適切な訓練を与えることで 良い結果を出しました。 その方法を健常児に転用したのがモンテッソーリ教育です。 また、療育などにおいても、一つ一つの動作、個々の能力などが細かく分けて分析され 段階に合わせた指導が行われます。 また、理念的な話だとひとつでもその子の持った力を伸ばし、技術を習得させようというのは あらゆる教育現場に共通じゃないでしょうか。 もっとできない子、出来る子に合わせてもしかたない。 その子の持っているものを伸ばすのが大切なんですよね。 割とわかりやすいお話がありました。 http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/opinion/?id=20110546

gesui3
質問者

お礼

大変丁寧な説明でよく分かりました。もしかすると、この言葉はガセではないかと邪推していました。しかしこう説明されるといちいち尤もです。ご紹介の参考文献でも古くから言われている言葉であることが分かります。障害児教育を過大に評価したり、気の進まない担当者を言いくるめたりする言辞では決して無いことが分かりました。どうもありがとうございました。ベストアンサーにさせて頂きます。