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この2つの表現、おかしいかどうか教えてください。
3点宜しくお願いします。 1.「垣間見る」という表現がありますが、「垣間聞く」というのはおかしいでしょうか?(ちょっとシャレもこめて) 2.「小耳に挟む」と言いますが、例えば、誰かが話している会話をちらっと聞くときにも使えますか? (例)英会話学校でネイティブ講師同士の会話を小耳に挟んでもよく理解できない。 3.2がもしも間違っているとしたら、「ちらっと聞いた」というような表現で何か候補を教えてください。 宜しくお願い致します。
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「垣間見る」というのは、ご存知「垣間」すなわち植え込みの間から覗き見することから来ています。源氏物語(だったと思います)にも出てくる表現です。 「わたしは垣根の向こうから聞こえてくる夫婦の声に聞き耳を立てた。まさに垣間聞くである。」などというように使えばシャレっぽくなるでしょうけれども、基本的には「垣間見る」で一語ですから誤りの表現と言うことになります。 「小耳に挟む」は人が喋っていること(うわさなど)をちょっと聞くことです。これは偶発的な意味が含まれていますから、(例)の使い方は不自然です。「聞き耳を立てる」なら良いかなと・・・
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- ANASTASIAK
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>「垣間聞く」というのはおかしいでしょうか この表現のミソはちょっとしたスキマから覗き込むということ で、スキマがあったら漏れて聞こえてくるので「垣間聞く」という 表現はポイントを外しています。聞こえないようなところを聞くと いう意味では「壁に耳あり」でしょう。 >誰かが話している会話をちらっと聞くときにも使えますか? 使えます。しかし、その誰かが特定される場合は、この表現は 使われません。だれかとはわからないが、耳をそばだててみると そんなことを話している、というニュアンスです。本当か?と 聞かれても確かめようがないというのがポイントです。 >「ちらっと聞いた」というような表現で何か候補を教えてください。 情報にちょっと接したという言う意味では、この表現の言い換えという のは苦しいですが、「風の便りに聞いた」などという表現で出所をご まかすこともあります。
お礼
なるほど、とてもわかりやすい説明をありがとうございます。 >「風の便りに聞いた」 確かにこうもいいますね。 >ちょっとしたスキマから覗き込む・・・ そういうニュアンスなのですね。 確かにまさに壁越しに聞こえてくる会話を(耳を凝らして??とは言いませんね)聞いていたので、 「壁に耳あり」という表現の方が合っていますね。 「風の便りに」というのだと、 今回の私の例の状況とすこし違うかなとは思いますが、 「ちらっと聞いた」と言う意味では使えますね。 参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
とても詳しい回答をありがとうございます。 自分が使っている日本語が、なかり怪しいかもって思いました。 怪しいまま使っている表現がたくさんあるかも! 例はやはりおかしいですね。 自分ではよくわからないことも、他の方から説明をいただくことで納得できます。 とても参考になりました。