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「注音字母」制定以前の発音記号は?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E9%9F%B3%E7%AC%A6%E5%8F%B7  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%B3%E9%9F%B3      上の両者を併せ読むと中国では1900年台の初めに「注音字母」を制定した後、台湾ではこれを母体とする「注音符号」を採用し、中華人民共和国はこれを捨て新たに「ピンイン」を採用し今に至っているものと読み取れます。 中国では「注音字母」を制定する前、どんな方法で文字の発音を伝達し合っていましたか。口伝だけだったとは考え難いので何か方法があったのだと思います。 よろしくお願いします。なお平日の、お礼は遅れる事があります。勝手を言って済みません。

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  • nebnab
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回答No.1

「反切」という方法があったのを昔読んだことがあるなあ、と思って検索したら出てきました。ご参考にしてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%88%87

sono-higurashi
質問者

お礼

分かりました。 これは日本語の振り仮名ほど簡便ではないですね。それに一定数の発音できる文字を学習した後でないと機能しませんね。 中国では20世紀になって「注音字母」を工夫するまで表音文字や発音記号を考案しなかったのでしょうか、何故なのか興味があります。 有り難うございます。またの機会にもよろしくお願いします。

その他の回答 (2)

  • jayoosan
  • ベストアンサー率28% (929/3259)
回答No.3

ちなみに中国では現在の中国語が普通話という名称で呼ばれていますが、この普通話が毛沢東の時代のもっと昔の1900年代初期に、分類として歴史に名前がでてきますが、このときは全国レベルに普及や発布はされなかったようです。 さらに、のちの普通話に影響を及ぼした北京官話(全国に赴任する役人が使った言葉)も、一般が広く使う言葉としては人民の生活には降りてきていません。 時代がずっとあとになった毛沢東の時代の1950年代以降、普通話という名称と、ピンイン、簡体字が全国的に発布され(施行され)、北京もペキンからベイジンに名前を変えました。この時代北京の在住の人でさえ、普通話のラジオ放送を聴いて「この言葉はおかしい」と述べたことが、歴史関連の書物にでてきています。また、普通話を施行した側の毛沢東も、台湾に逃げた蒋介石も、当初普通話や北京官話をうまく話さなかったことも歴史小説などで目にします。 さらに、中国人の同僚によると、彼の村にラジオ放送が流れて初めて普通話を聞いたのは、施行のずっとあとの1986年頃だと言っていました。つまり施行されても、耳にする機会がなかったわけです。 いまでも、山奥から都市部の工場につれてこられた女工は、普通話がわからない人がいます。 そんな現実をみると、音を表す方法が学問としてあったこととは別に、ローカルの人たちは普通話や北京官話にほとんど触れたことがなく、むしろラジオが普及していなかった明治時代あたりの日本もそうであったように、地元における書き取りと口頭による言葉の伝承が、大きな役割を果たしたのではないかと私は考えます。 実際、世界中に地元の言葉を話せても、文字を書けない人や読めない人は多いからです。

sono-higurashi
質問者

お礼

国策と現実の乖離が大きいことが判りました。 中国では何故表音文字に切り替わらなかったのか興味があります。20世紀になって、やっと注音符号だのピンインだのと言い出して、これが今後、超長期でみたとき表音文字にまで移行していくのかどうか、古い時代には表音化の萌芽は一切なかったのかあったのか、そういうことが知りたいです。 今後もお世話になることがあれば、よろしくお願いします。

  • wawa37
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回答No.2

No.1の方の紹介された「反切法」(二つの漢字を用いて一つの漢字の字音を表す方法)の他に 「直音法」(同音の常用字で示す方法)というのも有ったようです。 それから外国から渡来した宣教師たちによるローマ字表記法、 「注音字母」(古漢字の字体の省略形を用いて表す方法)、 などなど(中国語会話10月号)。 ただ、どの表記法が後先になるかまでは私には分からないので、分かったら教えて下さい。

sono-higurashi
質問者

補足

1 >> No.1の方の紹介された「反切法」(二つの漢字を用いて一つの漢字の字音を表す方法)の他に「直音法」(同音の常用字で示す方法)というのも有ったようです。 読み落とされたのでしょうか。ANo.1のhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%88%87には「直音法」も述べてあるし、「反切法」も述べてあります。ANo.1の有用性を割り引いてはいけないので特筆大書しておきます。 2 >>それから外国から渡来した宣教師たちによるローマ字表記法、 「ローマ字表記法」とはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%89%E5%BC%8F でいうウェード式ではないのですか。だとすると、これは中国当局主導で採用していたといえますか。中国の為政者の与り知らないところでイギリス人を中心とする外国人が勝手に用いていただけなのではないですか。 郵政式との名称で用いたのは中国当局の意思かもしれません。しかし、これは中国の地名表記に限定されていたそうですので、中国語一般の発音記号と認めるのは無理がありませんか。事情が許せばご返事を下さいませ。 3 中国語会話10月号とはNHKのTV用テキストの30ページのコラムのことですか。だとすると質問文にある2つのURL、ANo.1のURL、これらの記事の方が、よっぽど情報が濃密でした。 4 >>ただ、どの表記法が後先になるかまでは私には分からないので、分かったら教えて下さい 質問文と、ANo.1に書いてありませんか。1~5の順であることが判ります。 ANo.1の http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%88%87 によると1、2の順で古いことが判ります。 1 直音法・・・漢 2 反切法・・・南北朝、隋、唐 質問文のhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E9%9F%B3%E7%AC%A6%E5%8F%B7 によると3、4、5の順で古い事が判ります。 3 注音字母・・・1918年 4 注音符号・・・1930年(台湾のみ、今日に至る) 5 ピンイン・・・1958年(中華人民共和国のみ、今日に至る) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%89%E5%BC%8F によると上記に加え 郵政式(ウェード・ジャイルズ式、ローマ字表記)が1906年から1958年まで、中国で地名表記にのみ遣われた。

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