- 締切済み
モンゴリアン?
日本について少ししらべていたところ、モンゴリアンって一体なんだろう? というギモンにぶつかりました。辞書なんかでは’黄色人種’としかでていないのですが、果たして中国・韓国・台湾などもモンゴリアンに属するのでしょうか? アジア系は黒髪・茶色の目・足が短いなどの共通点がありますが、 アジアをこの分類のしかたで分けるとしたら、どのような言い方ができますか? モンゴリアンと表現しても良いのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Alias
- ベストアンサー率59% (173/293)
なぜか先のお2人ともが書いていらっしゃらないので補足だけしておきますが、「モンゴリアン(Mongolian)」はふつう「モンゴル人」を意味します。「黄色人種」的な意味で使われるのは、先の回答にあるとおり「モンゴロイド(Mongoloid)」です(昔は Mongolian が Mongoloid の意味で使われたこともあるようですが)。 なお、Mongoloid というのは Mongol(モンゴル)+oid(のような)の意味ですが、たぶんヨーロッパの人たちにとっては、かつてモンゴル帝国としてヨーロッパにまで攻め込んできたモンゴル人が、モンゴロイドの代表だったのでしょう。[ちなみに、oid は「アンドロイド」andro(人)+oid(のような)の oid と同じです。]
モンゴロイドは古い人種なので古モンゴロイド、新モンゴロイドに分けられます。 あなたのイメージのモンゴロイドは新の方です。新はアジア大陸が寒波に襲われたとき、東へ南へと分散逃避した古モンゴロイドのうち、現地に留まり過酷な気候に適応した人々だと言われます。現在の体形はこうして出来あがったと考えられています。同じモンゴロイドといわれながら、体形に大きな差が見られるのは、その後の混血もあるでしょうが、基本的に新旧どちらの流れを汲むかだと思います。 参考書 「モンゴロイドの道」朝日選書523 朝日新聞社 ¥1,300 「モンゴロイドの大いなる旅」同朋社 ¥1,300 「モンゴロイドの地球 最初のアメリカ人」東京大学出版会 ¥2,678
- ubon
- ベストアンサー率27% (44/159)
そのとおり、黄色人種=モンゴロイドと思って間違いありません。 ちなみに、黒色人種=ネグロイド、白色人種=コーカソイドです。 世界の人類はだいたいがこの3種類で分類されます。 (アイヌ人のように、分類不明とされている民族もあるようですが) 黄色人種は本家のモンゴル人のほかアジアではインドシナ半島から 中国、朝鮮半島、日本、シベリア~北極圏、さらにアメリカ大陸に分布、 ヨーロッパではハンガリーなどに住むマジャール人あたりが 該当したかと思います。 (ポリネシア、メラネシア、オセアニアもだったかな?) 特徴としては短駆、黒目、黒髪のほか、どちらかというと顔の彫りが 浅く、目蓋ははれぼったく一重が多く、目の涙腺がひだで覆われていて、 鼻も低めである。乳幼児の頃にはお尻が青みを帯びている (いわゆる蒙古斑)、なんてことがありますね。 アジアでもインド・パキスタンあたりから西のほうは、 肌の色は濃くてもコーカソイドに分類されます。