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現代文で困ってます
僕は今高校二年生です 現代文の点数が悪くて困ってます 進研模試の現代文の点数は 評論12/30 小説12/20点でした もっと点数がほしいです どうすればいいでしょうか?
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現代文という科目は何のためにあるのでしょう。 例えば英語は、高校までの英語力を訊いているわけですが、受験生はほとんど日本人といっていいくらいなので、 日本語力を訊ねているのではありません。 それは、大学に入ってから論文をどれだけ読みこなせるか、を問うているのです。(大学受験の科目は大体、一般常識ではなく大学での学問のための予習をするために存在します) 論文を読まなければ論文は書けません。ですから、評論文のような堅い文章が出るのです。 また、文学部のようなところに行く場合、小説をテキストとして学問的な目で見なければ学問などできません。よって、自分がどう感じるかではなく、客観的な観察が必要です。 つまり、どちらの場合も、出題者の意図も大事ですが、そこには一体何が書いてあって、結局何を言いたいがためにこの文章は存在するのかという、「筆者の意図」を掴まなければなりません。 評論の読解のためには、文章の力点を知らなければなりません。 文章の力点とは、筆者はこれを主張したいのだ、というところのことです。つまり、とか、要するに、とか、従って、などといった言葉が大事だというのは聞いたことがあるでしょうか。 堅い言葉というのは、こういうふうに一定の作法があります。同じ意味の文章でも言い方だけを変えて繰り返すパターンもありますし、「確かに」ときて一旦反対論を許容してみせて、後に「しかし」などの言葉で今までの言葉を引っくり返したのち言いたいことを言うパターンもあります(こういうところに線を引きます)。 一文一文の意味ではなく(もちろんそれも大事ですが)、大局的にどういう風に論旨が展開しているのか、「しかし」が出たからここで反転したぞ、とか、「例えば」が来たからこの後しばらく具体例が来るぞ、とか、そういう「流れ」を掴みましょう。できればそれらの言葉に自分なりの印をつけましょう。 で、問いには、捕まえるべきポイントが存在します。問いごとに、問題文のどの部分を押さえているか、質問上の要点があるはずなのです。それを、線を引っ張って確認します。傍線に関する質問の場合、傍線の中に上記のような「接続語」だったり、「指示語(それ、これ等)」だったり、「暗喩(あの人は虎だ、というときの「虎」のように、何かに喩えた言葉)」だったりがあるはずですから、それを手がかりにしてください。 小説の場合もテキストを分析的に見るつもりで私情を捨てて、あとは評論と解き方は同じです。主人公の心情は直接には書かれないから、どの描写がそれを示しているのか分析しましょう。ためしにそれらしき表現には線を引く習慣をつけてみては。 あとは語彙の問題ですから、これは地道に問題を解くなり読書を重ねるなりしましょう。その途中で知らない語彙が出てきたら、電子辞書でいいので引いて、パソコンのメモ帳に書いておくか電子辞書のメモリに登録して、たまに見直しましょう。日常で、独り言とかで実際に使ってみるのも語彙を増やす手立てです。新聞読みながら、ニュース見ながら、ちょっと知的な言葉を呟く、などするとたやすく覚えます(笑)。 さあ、まずは上に書いたことなどをとりあえず手元の問題集で実践するのみです。
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- soupapa
- ベストアンサー率20% (1/5)
現代文の場合、意外と漢字の読み取り、書き取り問題の配点が高い(1題2点位?)と同時にある程度傾向も現れてきます。ここで点数を落とすと思うような成績をあげることは難しいと思います。漢字で点数を稼ぐことを第一にして、読解問題は問題集を数多くこなすことが鍵になると思います。がんばってください。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
あなたはたぶんとても文章を深く読む人だとおもいます。 私もそうでした。実績付きのいい方法をお教えします。 悪までテストだということを忘れてはいけません。 出題者の意図を見抜く訓練をすればよい点数がとれます。 出題者が何を答えさせたがっているかを洞察しましょう。 テストの正解は客観性がなければいけません。つまり、 誰が考えても妥当な答えが正解なのです。 まちがっても作品を鑑賞してはいけません。出題者の意図 を汲み取りましょう。自分はちがう意見でも、ははあ、ここ を選ばせたがっているな、これを書かせたがっているなと 見抜くことです。 がんばって。