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磁気の効率について
あるHP製品紹介で 「円筒形フレームでコイルを密閉し磁気効率を高め、磁気シールド効果を持たせたソレノイド~」 とあるがこの磁気効率についてわかりません。まず、 ・磁気効率を高めることによりどういった効果があるのか ・フレームで密閉しないと磁気効率が悪いということになるが、悪いとどういう影響があるのか この2点ご教授願います
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ソレノイドの外部に逃げた磁束は、吸引力には寄与しません。 透磁率の高い材料で覆って、磁束の道筋を作ってやることで、大半の磁束を吸引力の発生に利用することができます。 また、磁束の通る道筋を作ってやると、磁気抵抗(磁界の強さ/磁束)を下げることができ、ギャップに必要な磁束を発生させるための起磁力(コイルの巻き数*電流)を下げることができます。 (フレームで囲ってやらないと、同じ磁束を発生するのに、より多くの電流を流す必要が出てきます)
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- Meowth
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回答No.1
チューブラ形ソレノイド(KGS) 新電元 の解説があります。 高透磁率の金属ケースで覆うことで、 小型でありながら大きな吸引力が得られる。 外部への漏れ磁束が少ない。 とか、 ようするに、 高透磁率の円筒形フレーム=金属ケースで覆う ことで外部への漏れ磁束が少なくして、磁気効率をあげたもの。 そのため、小型でありながら大きな吸引力が 得られる。 フレームで密閉しないと磁気がもれて、効率が下がる。
補足
磁気を通さない高透磁率で覆うと良い というのはわかりました。 ただ磁気が漏れると効率がさがり吸引力が なくなるというのがわかりません。 単純に吸引に使われる磁気が他へ分散されて しまうという解釈でよいのでしょうか?