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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:プレス加工可能な磁気シールド材を捜しています。)

磁気シールド材を捜しています

このQ&Aのポイント
  • 現在、検討中機種で使用する磁気シールド材を捜しています
  • 顧客要望の磁気漏れ0.5mT以下をクリアできず悩んでいます
  • 着磁しない加工方法や別の材料についても教えてください

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

◆磁気シールド材料について 磁気シールド材としては,透磁率μが高く,残留磁束密度Brと保持力Hcが小さいことが望ましい材質です。 教科書的に材料選択すれば,1)純鉄,2)ケイ素鋼板,3)パーマロイ(Fe-Ni合金),4)以下省略・・・・・・のようになります。 3)以下は,価格が高いので選択肢からはずしていいと思います。 2)ケイ素鋼板は,モータやトランスの鉄心として大量に用いられています。磁気シールド材としてお使いであれば,ケイ素(シリコン)含有率の低い材質が適当であり,プレス加工性(打抜加工)も高ケイ素材より良好です。一般の鋼材の流通ルートで定尺板を入手することが多少難しいかもしれません。 1)純鉄も磁性材料としての特殊鋼ですから,入手性に課題がありそうです。純鉄の特性に大きく影響しているのは炭素%です。SPTE,SPCCなど一般の材質でも鋼材としては低炭素ですから,シールドの形状を工夫することで材料特性の不十分さを補うことができると思います。 ◆形状について ・鉄板の中は磁束が通りやすく磁気シールド効果が十分ありますが,板の継ぎ目の隙間(エアギャップ)は磁束が通りにくく,磁気シールド効果を低減させる原因になります。加工は厄介ですが0.2tで2重に巻くことで,0.4t1重より大きな磁気シールド効果期待できます。これが難しい場合でも,継ぎ目は十分な重ね幅を確保したラップジョイントとして,板同士を密着させるようにすることで良好なシールドとなります。 ・円筒端部の蓋との密着も同様に大切ですが,円筒の長さをマグネチックサウンダーにくらべ十分に大きくすれば,蓋との密着にはあまり気を配らなくてもよくなります。円筒の長さがマグネチックサウンダーの2倍も確保できれば,蓋はなくてもいいかもしれません。 ◆プレス加工時の着磁 仮に着磁したとしてもアニールすれば消磁できますが現実的ではなと思いますので,消磁機を使えばいいと思います。 ◆脱磁機 円筒形ワークの脱磁には,#1の回答者の参考URLのトンネル形のタイプが良さそうに思います。設備投資はすぐには難しいと思いますが,簡易的な脱磁機は自作可能です。団扇のような巻枠にコイルを巻き,スライダックなどの電圧可変手段を介して,適当な交流電流を流します。ワークをこのコイルの中をゆっくり通して,コイルから十分離れたところで電源を切ればOKです。(現実には,ワークを動かすよりコイルを動かした方が簡単でしょう) コイルの巻数やどれだけの電流を流せばいいか具体的に示していないで申し訳ありません。強く着磁していれば脱磁に強い磁界を必要とします。加工時の着磁であれば,強く着磁していないと思いますので,簡易的な方法で十分と思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

コストとの兼ね合いもありますが、別の材料なら SPTEをオーステナイト系ステンレス材(SUS304系)に変更ははどうですか? 加工時に磁化される事もありますが、加熱(150度以上)して加工すると磁化されにくいと聞いています。 http://www.itc.pref.toyama.jp/syuppan/syup9210.html 磁化された物は脱磁機で後処理が可能と思います。

参考URL:
http://www.kanetec.co.jp/cgi-bin/products/bunrui.cgi?bunrui1=脱磁・着磁&bunrui2=脱磁機器
noname#230358
質問者

お礼

ご教授有難うございます。 SUS304での検討も行ったのですが、着磁する事はありませんでした。 しかし、SUS304では、マグネチックサウンダー自体の磁気をシールドする事が出来ないため、顧客要望の0.5mTどころか、2.0mT程の数値となります。 上記理由で再度、材料選定を行なっているしだいです。 説明不足でした。すみません。

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