- ベストアンサー
資格制度(特に士業)に関して
かなり以前からも言われていましたが、最近もよく弁護士や会計士の不足が言われています。原因の1つに試験制度があると思うのですがアメリカと比較すると *日本-------試験を難しく且つ合格者を相当に絞る *アメリカ----試験はどちらかというとベ-シックなもので且つ合格者を多くする 仮に合格者を今の倍にしたところでとても質が半減するとは思えません。日本の”特権、既得権益”といった文化も影響しているのかなぁと思っています。 アメリカはそんなんだからあんな不正会計問題が起こるんだ!!という考えもあると思うのですが、個人的には日本の企業にも宣誓書を提出させた場合どれだけの企業が自信を持って何の問題のないことを宣誓できるか疑問だと思っています。 ・日本の試験制度をアメリカ型にした場合よくいわれるように本当に”質”は下がるのでしょうか?? ・日本のこの試験制度にする理由、またメリットは何なのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アメリカで生活していたときに、よく税理士さん、会計士さん、弁護士さんと話す機会がありました。 アメリカじゃ税理士や会計士はかなり数が多く、ゆえに競争淘汰もかなり激しいです。ぺーぺーは仕事がほとんどないし、仕事が悪いと次がない、なんてよく聞きました。 この状態だといい人はどんどんいい仕事を続けないと仕事がなくなる競争社会なので、我々には分かりやすくてありがたいですね。日本みたいに特権だからと適当な仕事してたらすぐ仕事なくなります。弁護士なんて1回裁判まけたら次の仕事まわってくるまで数ヶ月仕事がなかったという話も聞きました。だってほかに弁護士はうじょうじょいますからね。 日本もたしかに数増やしてアメリカみたいにしたらいいのにな~自由社会ということで。
その他の回答 (2)
- rkit
- ベストアンサー率51% (53/103)
こんにちは。少々遅くなってしまいましたが再回答です。 >恥ずかしながらそれは知りませんでした。例えばどういったことなのでしょう?? これを不公平というかいわないかは人それぞれかもしれませんが、私は不公平と思っています。 たとえば、足切りについて。 これは試験においてどの分野もまんべんなく出来なければならないという 考えからであって、これ自体を否定する気はありませんが、やり方によっては問題があります。 ある試験において、、、 Aさん 午前の問題 総合33点 (1分野において惜しくも足切り) 午後の問題 総合63点 (足切りなし) 合計点 96点 Bさん 午前の問題 総合25点 (足切りなし) 午後の問題 総合45点 (足切りなし) 合計点 70点 これでBさん合格、Aさん不合格です。Aさんはある分野においてたった1点足りなかっただけであったとしたらこれは不公平ではないでしょうか? 合計点も考えて総合判断すべきと思います。 Aさんはどう考えてもBさんより実力があると思われるのに次の試験まで1年間、またつらい受験勉強をしなくてはならないのです。 もうひとつ、ある試験では(ご存知かもしれませんが)受験回数の少ない人(受験3回目までの人であったと思います。)を優先的に合格させます。 成績上位の方から順に合格させ、ぎりぎりのところになると、受験回数の多い人を飛ばして、受験回数の少ない人を合格させます。 これはどうやら合格者の年齢層を下げるためであるとか。 年齢が低いことに意味があるとは思えません。受験回数の多い人はそれだけ受験勉強を重ね、何年もの間の時間をその試験のために費やしてきたのです。その人の人生はどうなるのでしょうか? 例を挙げてみましたが、このような試験制度で「超難関資格」なんて、何かおかしいような気がしませんか? 参考にしていただければ幸いです。それでは。
お礼
再びありがとうございます。 足きり制度は多くの試験に設定されていますね。確かに足きりラインが高すぎる設定だとそういった問題はあるかもしれませんね。100点満点中2~3割位がラインなら個人的には問題ないと思いますが。 「受験回数の少ない人を優先的に合格させる」この制度はまだあるのですか。そういった理由があってのこととは知りませんでした。確かにほっておいたら平均合格者年齢が30位になりそうな感じもしますが。やはりそうなってしまうと周囲からの批判や圧力がかかることを恐れてのことなのかもしれませんね。 難関試験の”難関”には頭脳だけではなく運やそういった裏事情にも勝ることができなければならないそういった意味が込められているように感じました。
- rkit
- ベストアンサー率51% (53/103)
こんにちは。 ご質問に対する回答ではないかもしれませんが意見を少々、、。 >日本のこの試験制度にする理由、またメリットは何なのでしょうか? 理由、メリットという前に、試験制度を変えることは難しいと思います。 試験に受かった方からすれば試験を易しくするなんてとんでもないと思う に違いありません。試験を易しくするなんて、そういうお偉方からの猛反発でもありそうですね。 ですから試験制度が変わらないのかもしれませんね。 士業の試験の中には(他の試験でもそうですが)易しい、 難しい以前に不公平な試験もあります。ですから >試験を難しく且つ合格者を相当に絞る の、合格者を絞るというところには問題があると思います。 難しくて不公平とあっては試験制度を見直す価値は十分にありますよね。 試験を作成している側にもきっとわかっている方はいらっしゃるのに どうしてこう、日本というのは保守的なのでしょうかね? 以上、あまり参考にはならなかったかもしれませんが意見を述べてみました。 それでは失礼します。
お礼
>試験に受かった方からすれば試験を易しくするなんてとんでもないと思うに違いありません。試験を易しくするなんて、そういうお偉方からの猛反発~ やはりその根底には特権意識があるのかもしれません。 そういった難しい試験にパスして且つ相応の「力」を持っているのであればそれほどに青筋を立てるほどのことではないと思います。どちらにせよこれは良くも悪くも日本の文化ですね。 >不公平な試験もあります 恥ずかしながらそれは知りませんでした。例えばどういったことなのでしょう?? ありがとうございました。
お礼
>1回裁判まけたら次の仕事まわってくるまで数ヶ月仕事がなかったという話も聞きました 厳しいですね~。 でも、確かに交通事故にあって担架で運ばれたらいつの間にか弁護士の名刺でいっぱいという例えもあるくらいなので本当にそんな感じなのでしょうね。 なんだか日本でそんな感じになると逆に誰も弁護士などになりたがらなくなっちゃうかも・・。 でもそれがやはり本当のプロフェッショナルなのでしょうね。 ありがとうございました。