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気温減率 乾燥断熱減率の違い
航空気象を勉強しているのですが、理解できない点があり、質問させて頂きたいと思います。 乱流性逆転では、下層の空気が混合されるので乾燥断熱減率(1000m 10℃減)に近くなり気温が大きく減少していき、上層との差によって逆転層ができる、と書いてあります。 そこで質問なのですが、そもそも乾燥断熱減率と気温減率(1000m 6.5度減)の違いは何なのでしょうか? また、空気が混合されると乾燥断熱率になるというのはどうしてなのでしょうか? ご面倒をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
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下記のサイトを参照してください。 http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0130a/images/cont_img/15-w10/image/w10-05.jpg 航空気象のことは勉強したことがありませんので的外れなことがありましてもご容赦下さい。 乾燥断熱減率は未飽和の大気に対する気温減率で10℃/1000m、 6.5℃/1000mという「気温減率」は「標準大気に対する気温減率」です。 乱流性逆転層の下層は大気がかき混ぜられていて温位が保存され、一定値に近い状態です。温位が一定と言うことは乾燥断熱減率で変化すると言い換えられます。参考サイトの赤い状態曲線が逆転層より下の部分では乾燥断熱線に平行になっていることからわかります。(上空に行くほど温度は下がるけれど温位は一定という状態です。) 逆転層よりも上空については赤い状態曲線は乾燥断熱線を横切っています。温度と温位を読み取ると上空に行くほど温度は下がっていますが温位は多角なっています。 これが上空と下層の差であり逆転層を形成する要因になっています。 このあたりをヒントに教科書などを読み返してみてください。
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- debukuro
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標準では 乾燥断熱 1℃/100m 湿潤断熱 0.6℃/100m 水蒸気の潜熱による