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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:【アマガエルの体の色の変化】視覚での色の認識はあるのか?)
アマガエルの体の色の変化と視覚について
このQ&Aのポイント
- アマガエルは周囲の環境に応じて体の色を変化させることができます。
- 保護色の観点からすると、アマガエルは周辺の色を視覚的に認識し、体の色をそれに合わせて変化させています。
- アマガエルの体の色の変化と視覚に関する詳細な仕組みはまだ解明されていないため、現時点では不明な点が多いです。
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質問者が選んだベストアンサー
カエルの体色変化は,内分泌学では神経内分泌反射といいます。目からの視覚情報(神経)により,脳下垂体中葉からインテルメジン(MSH)等のホルモン(内分泌)が分泌され,黒色素胞等がそれらに反応しまして体色変化を起こします。反射ですから,我々の瞳孔が光の強さで開いたり閉じたりするのと同じです。「認識」とはどのような意味でお使いなのか解りませんが,背景の認知とは関わりなく生じているものです。 遺伝的に目のないカエルがいます。これは自然状態では真っ黒なのですが,LSDを投与しますと体色が変化します。中毒状態ではつかんだだけで体色が白く変わります。つまり体色変化そのものには視神経は必要ありません。何らかの形で視床下部に情報が伝わればよいわけです。 ご推測のように,黒色素胞等は細胞自体に光受容タンパクがあります。しかし,これがどのように機能しているのかは解っておりません。体色変化につきましてはまだまだ解らないことの方が多いのです。何かの参考になりましたなら…
お礼
ご回答いただき、有難うございます! とても専門的な回答を頂けて、非常に嬉しいです。 >つまり体色変化そのものには視神経は必要ありません。 >何らかの形で視床下部に情報が伝わればよいわけです。 周囲が緑色のとき、緑色そのものを色彩的に感じるのではなく、 何か色彩とは別の情報を得ることによって体色変化するということでしょうか。 そもそも色彩概念の無い状態で、体色変化というのは不思議です。 単純に反応としてそうなる、といって納得できないくらい精密だと思うんですよね。 まだ謎が多いのですね! とても参考になりました!ありがとうございます。