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月は自転していない?
お昼にネットを見ていたら、「月は自転していない」というのを主張する方がみえるそうで、びっくりしました。 月は自転しているというのは小学生でも知ってる、かどうかはわかりませんが、 そのくらい当たり前のことだと思ってました。 「地球から見て、月が同じ面(?)しか見えないのは、月が自転していないから」 「月自転論をいまだ支持するあなたはどうたらこうたら」 とか、それを支持するような書き込みが多くありました。 さすがにこれは、いわゆる「トンデモさん」じゃないかと思ったんですが、 月は自転をしている、で正しいのですよね? (一瞬、自信がなくなってしまいました)
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まず本論から: 通常「自転」というのは「恒星に対して」という意味です. 言い替えれば, 「月から宇宙を見上げたときに, 同じ星空しか見えなければ自転していないし, 時間とともに見える星空が変わっていれば自転している」ということです. この解釈のもとでは, 「地球に対し月が常に同じ面を向けていること」と「天球上で地球から見た月が位置を変えること」から「月は恒星に対して自転している」という結論が得られます. 一方, 「自転」というのを (通常とは異なり) 主たる天体 (月の場合は地球) に対して回転するかどうかと解釈すれば, 「地球に対し同じ面を向けている」ことから「自転していない」ということになります. ま, #3 を言い直しただけですけどね. で #5 の話: > 地球にいる私たちは目に地球が回っているとは確認できないのですから「地球は止まっている」という発想がでてしまします。 この発想そのものに問題があるわけじゃないんですけど.... 問題があるとすれば, 無自覚に「宇宙に対して」という仮定をしてしまうことでしょう. ここで言っているのは「地球から見ると」ということですから, 「地球が止まっている」という言葉には「地球に対して」という前提が必要です. つまり「地球に対して地球が止まっている」... 当然です. 常に「何に対して考えているのか」を想定しておかなければならないという意味で, #3 の指摘は適切だと思います.
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- takeches
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私はそんなこと、7歳の時には常識にしていましたが… 私もそれには驚かされました。この科学の発達した時代において、それを存分に利用しているはずの子供達がこのザマでは、ずいぶん二極化も進んでいるものだと、正直これを見たときには思いましたね。 ちなみに、天動説を支持するような書き込みをしている人は多分、「トンデモさん」というよりも、ほんとに無知な人だと思います。いまやローマ教皇が地動説を認めているんだから、まだ認めていない宗教なんて少ないでしょう。あるいは、言葉遣いだけ大人っぽい無知な小学生が書き込んでいるのかも知れませんが。
お礼
ありがとうございます。 確かに宗教じみているなぁ、とも思いました。
月が自転をしていないと考えた場合大きな矛盾が生まれます。 月は地球の周りを明らかに公転していますが自転していないなら一回の公転で月はその全てを地球に見せる事になります。 しかし現実は絶えず同じ面のみを見せている訳でこれは公転周期と同じ角速度で自転していると考える以外に解釈の仕様が無いでしょう。 公転の定義が問題だと言うならその方独自の世界観なのでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 自転してないと仮定して考えてみれば、わかることですよね。
- toorisugari
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自転とは天体がその内部にある軸で回転運動していることです。 地球からどう見えようが回転運動していればそれは自転しています。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?id=0860530-0000&kind=jn&mode=5
お礼
ありがとうございます。 回転運動していることがいつ証明されたのか、というのが気にはなりますが。
- toboke
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No.8さんの回答で決まりかと思いましたが・・・ これは自転の定義の問題だと思います。 確かにエネルギー的には1公転1自転がもっとも安定であり、これを「自転していない」と定義すれば自転していないことになるわけです。確かにそのような天体は「自ら回っている」わけではありません。「自」を使う日本語訳に問題があると言えるかもしれません。 しかし現実の定義はそうはなっておらず、宇宙から見て回っているかどうかであり、コリオリ力が観察されるかどうかで判断できることになっているわけです。定義がそうなっている以上、月が自転していないというのはトンデモの域を超えているとは思えません。 まして、他人の意見に聞く耳を持たないような態度はおよそ科学的とは言えないものでしょう。
お礼
ありがとうございます。 トンデモさん、とはいいがたいですか。 でも科学的に論じれないのは困りものですね。
自転している、で正しいと思います。 自転って、宇宙空間で天体自身が実際に回転運動をしていることですよね? どこに対して回転しているように見える、とかではなく、 「天体自身が実際回転」しているのですから、赤道付近には遠心力がかかって楕円形になったり、コリオリの力が働いたりするはずです。 おそらく、月も同じなのではないでしょうか?(はっきりしたことは専門家ではないので、なにか専門誌で調べていただけると助かります。) みなさんが主張されているように、 自転周期=公転周期のために、月が地球に対して同じ面しか見せない。 ということでいいのではないかと思いますし、そのように一般的に言われているはずです。 月が自転していないと仮定するなら、月が地球の周りを公転していることは確かなので、 月の裏側が見えなければおかしくなります。 確かに、月の「うさぎの餅つきの模様のある」面(以下「うさぎの餅つきの面」)に、 なにか「紐」のようなものがついていて、地球とくっついているとするなら、 「あれ?月は自転しているっていえるのか?」と疑念を抱いてしまうかもしれません。 もし、月の「うさぎの餅つきの面」が地球となにか強力な紐のようなもので結ばれていて、 地球が月を振り回していると仮定してみましょう。 その「紐」って、一体何なのでしょう? 重力以外に思いつきません。 ならば、なぜその「うさぎの餅つきの面」だけが重力で引き付けられているのか? という疑問が生じてきます。 重力は、天体の同じ面だけを引き付ける力があるのでしょうか? 地球や他の惑星だって、太陽の重力を受けて公転しているわけで、 重力が天体の表面のある一点だけを引き付ける力があるとするなら、 地球の半分はずっと昼、もう半分はずっと夜という状況になってもおかしくはないはずです。 でも、地球は約24時間で自転していますから、 どこの地域でも昼があり、夜があります。 月だって同じではないでしょうか。 重力は「天体そのもの」を引き付けるもので、 「天体の、ある一点」を引き付けるものではないと思うのです。 たまたま自転する時間と公転する時間が同じなだけで、 なんだか月のある一点が紐のようなもので地球に結ばれているような 錯覚に陥っているのではないか、と思います。 そもそも、「月は自転していない」という意見について、 どこのどなたが主張されているのか、ということはよく確認された方がいいと思います。 「月が自転していない」という理論を主張されている方が月の自転について本格的に研究されている天文学者であり、 天文学会などで発表され、多くの審議を経て、公で認められたような理論であるとするならば、 その意見を支持してもよいと思います。 しかし、ある掲示板で見た感じだと、ペンネームだけで、どんな方なのかよく分かりません。 確かに専門用語を沢山出していて、物理学に精通されているように思いますし、一見、正しいようにも思えてしまいます。 しかし、これは学術論文ではありません。単なる一意見ではないかと思います。 このような専門的な事柄に関しては、ネットではなく学術論文で主張されるべきではないかと思います。 ネットの掲示板のような世界には、 学術論文などのように、権威のある教授たちに読んでいただいて、 お墨付きを与えるような「査読」なんてものがないですから。 このような専門的なことに関する情報というものは、 誰が書き込んだのかわからないネットの掲示板のようなものではなくて、 きちんと出所のはっきりした情報源を利用したほうがいいと思います。
お礼
ありがとうございます。 もちろんネットの書き込みを根っから信じているわけではないです。 今はネットの怖さというのを自分なりにわかってるつもりです。 本当に自転してなく、証明までされたらそれはそれで大発見ですものね。
- fuuraibou0
- ベストアンサー率36% (75/208)
>「地球に対し同じ面を向けている」ことから「自転していない」 では、なくて、「地球に同じ面を向けている」から「自転している」 のです。観覧車(地球)のゴンドラ(月)に乗って、1周したとき、 ゴンドラ(月)が回転しないから、観覧車の方から見たゴンドラは ゴンドラの円周全てが見えますが、もし、ゴンドラに乗って直ぐに、 固定したら、中に乗っている人は真上に達したとき、頭が下になり、 ゴンドラが1周(公転)して下に達したとき、再び頭が上になります。 すなわち、ゴンドラは1周(公転)して1回転(自転)したので、この 間、観覧車とゴンドラは同じ面を見せて、共に裏側を見せません。
お礼
ありがとうございます。 地球を中心に、見かけだけで「自転していない」というのは明らかに間違いですよね。
そうね、ガリレオさんも正しい法則や理論をすべての人に解ってもらえなかったというより、 地球が止まっている事の間違いを正せなかった。 でも、今の時代は正しい理論も間違った理論も、何処が間違いで、何が正しいかを議論できる時代です。 しかし、月を自転していない派は、その議論ですら受け入れないのでしょう。 ならばカルトと同じです。 で、小学生は駄目でしょうね、天動説をすでに常識としていて、見かけしか信じないでしょうからね。 そう、間違いか正しいかは、法則や理論の体系の矛盾を排除する為には、 間違った法則や理論を受け入れて吟味して議論する事が大切ですよ。 だから、 >月自転論をいまだ支持するあなたはどうたらこうたら では、根本的にガリレオの時代のキリスト教の宗教裁判と同じですね。 矛盾していても、月が自転していないと言い張る為の理論武装をしているでしょうから、 矛盾点を突いただけではカルトの様に逃げるだけ、間違いを認めさせるのは数段上の理論武装が出来て居なければ勝てませんね。 そうそう、太陽系1番目の惑星である所の水星がヒントに成るかも知れませんが、 それでも、ガリレオの気持ちを味わうだけでしょうね。 間違った法則・理論体系の信望者たちには、 月が自転している事を『神』が呼びかけ宗旨替え?させるしかないですね。
お礼
ありがとうございます。 月の自転に限ったことではないですが、そういう方が多いみたいですね。 まともに議論しても勝ち目はないというか、無駄だと思いますが、 逆に「なんでそういう発想になるのか」ということを推理していくのは楽しいことだと思います。 (これが「トンデモ」の純粋な意味だったような)
- fuuraibou0
- ベストアンサー率36% (75/208)
補足:地球の動きを止めて、月が地球の周りを廻るのを平面的に見た場合、 月が地球の上にあって、月の円周の1点が上にある時から、月が地球に同 じ面を見せて回転(公転)し、下に来たなら、元の月の円周の1点は、下に 来ています。よって、月の1点が上から下に回り、月が自転したからですよ。
- cawaii7
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#3の方の意見はおかしいと思います。どこを基準に自転、公転を考えるかでは、地球にいる私たちは目に地球が回っているとは確認できないのですから「地球は止まっている」という発想がでてしまします。中世の天体観になってしまいます。 地球上から見るみかけは、自転していない、止まっているようであっても、このような訳で(省略)約1月で回っているということを説明してあげなければいけないと思います。
お礼
ありがとうございます。 そうですね、地球から見て回転してないから自転してないというのはちょっと変ですね。
- cawaii7
- ベストアンサー率0% (0/1)
今の小学校ではあまり詳しい天文知識はしていないようです。月の満ち欠け、星(星座、恒星)は時間が経つにつれ、南の空では東から西へ右移動、北の空は北極星を中心に左周りの円を描くが、形が変わらない。 星座も、北極星を調べるための北斗七星、カシオペア座、夏の大三角形、オリオン座とシリウスを中心とした冬の大三角形程度です。 だから、小学校4年生の半分くらいが地球が太陽の周りをまわっているではなく、その逆と思っているといったデータが去年くらいに報道されていました。
お礼
ありがとうございます。 今学校で教えられている内容には危惧してましたが、そういうことだったのですね。
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お礼
ありがとうございます。 確かに物体の運動というのはどこを基準にするかで意味が変わってきますよね。 時速200キロ以上で走る新幹線の乗客は、新幹線の外から見れば200キロ以上で移動しているように見えますが、 同じ新幹線の中なら、そんな速度で動いているようには見えません。 (今新幹線って何キロ出るんだっけ…) 自転をしているかどうかというのは、私は太陽を基準に考えるのが妥当かなと思います。 太陽も自転などしてますがとりあえずそれは置いておいて、 太陽系の惑星(月などの衛星を含む)がどのように運動しているか、 というのが考えやすいでしょうか。