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分析化学のデータ処理
分析化学で酸塩基滴定をやりました。 酸の濃度を求めるという実験です。 濃度が分かっている水酸化ナトリウムを酸に加えていき、指示薬の色が変わった時点で加えた水酸化ナトリウムの体積を記録しました。 全部で3回やりました。 結果が10.2mL, 10.5mL, 10.4mLでした。 で、この時、酸の濃度を求める時の計算について質問です。 10.2mL, 10.5mL, 10.4mLの3個の平均をとって酸の濃度を求めるのか、それとも、10.2mL, 10.5mL, 10.4mLのそれぞれの時の酸の濃度を求めて濃度の平均を出すのか、どっちの方法で計算すればいいんでしょうか? どっちの計算方法の方がいいんでしょうか。
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- kiku007
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中和滴定の他、酸化還元滴定・キレート滴定にも共通していえますが、滴定値の平均をとってから濃度計算をしましょう。 ビュレットの最小メモリの十分の一まで目測で必ずよむ。 その際目の位置に注意する。 値のばらつきが大き過ぎる原因として、ホールピベットでの被滴定液を採取するときと出すときの操作にあることが多いのです。JISでも決められていますが、指導される先生によってまちまちなのが現状です。 一度JISをご覧になってはどうでしょう。 滴定に際して後流誤差に注意する(あまり早く出すとその誤差が大きくなります)。特に終点近くはゆっくり1滴・1滴づつ落とし最後は半滴 に持っていければ最良です。 これで、次回からの滴定はうまく出来ます。 がんばってください。
- elpkc
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酸の濃度を求める場合なので、 この場合は、濃度までそれぞれ計算し、 その濃度で平均値が出すのが基本です。 桁数の関係で少しずれる場合があるので、このようにするので普通ですね。 滴定値の読み方、誤差の件はNo.1さんがおっしゃるとおりです。
どちらでも同じになると思いますが・・・ もちろん計算する上で端数の処理によって多少の差は出るでしょうが。 まあ、普通は前者ですると思います。それはただ単にその方が計算が楽だからです。 それと滴定では通常、0.01mLの単位まで読み取るはずです。なんで、0.1mLのところまでしか見ていないんでしょうか。その辺りの注意はありませんでしたか? 必ずしもすべてというわけではありませんが、科学の計測では最少目盛りの10分の1まで読み取るのが基本です。つまり、最少目盛りのきざみが0.1mLであれば、0.01mLまで読み取るべきだと思います。 また、0.1mLのところでこれだけ数値がばらついているのは誤差が大きすぎると思います。