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「数え年」のシステムとゲルマン・スラブの時計の読み方のシステムは共通する!
デンマーク語の数字のシステムでは 20 かける X -0.5 といったり、 ゲルマン系語やスラブ系語の時間の読み方のシステムでは 時 マイナス 0.5 と言ったり、 これらは初めて知ったときは不思議でたまりませんでした。今は、こう考えています。 なぜこれらのシステムは不合理に感じられるのか?それは端的にいって、「0」という概念がなかったためではないでしょうか。 日本でも、「数え年」というシステムがありました。つまり生まれた時点が1歳です。ここでもやはり0という概念がなかった。 で、ものさしをイメージしてください。数え年のシステムとは、最初の一片の長さ(0から1cmまで)を「1」と数えるようなものです。これとまったく同じように適用したらデンマークの数字のシステムとドイツなどの時間のシステムもわかります。 つまり、0時から1時までは「第一時」とみなします。すると「数え年」システムと共通する。 このような理解で正しいでしょうか、皆様のご意見をお待ちしています。
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- shinkun0114
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おおむねそういうことでいいと思います。 わざわざデンマークやゲルマンの時間の読み方を引っ張り出さなくても、 私たちが今日目にする時計の文字盤にも「0」がなく、代わりに「12」が入っています。 0時を12時と呼ぶことも少なくありません。 「0」という概念は数学においてもドラスティックな発明であったと言います。 歴史をたどると紀元前にはすでに発明されていたとありますが、 思いのほか難しい概念であり、現代においてもいまだ日常生活に溶け込んでいるとは 思えない節もあります。 たとえば、数字を10個書いてみなさいと言われたら、どう書いていくでしょうか。 おそらく大半の人は、1、2、3・・と書き始め、9の次に0を書くでしょう。 満年齢では0歳から数えますが、0年生とか0年目とかは使いません。 ものを数えるときも0から数え始める人はいないでしょう。 0は1より小さいと学んでいる私たちでも、やはり0は異質な存在なのです。