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ピラミッドはなぜ沈まないのですか?
エジプトのピラミッドで一番大きいのがクフ王のピラミッドと聞きます。 平均2.5トンの巨石が約280万個使用されているらしいです。 また底辺は縦・横それぞれ230.4mの正方形ですから、面積は約5万3千平米という計算になります。 という事はピラミッド自体の重量が約700万トンで面積が5万3千平米ですから、1平米当り約 132トンの重量がかかっているという事になりますよね。 こんなに凄い重量がかかっているのに、なぜ今まで地盤沈下を起こして沈んでしまったり、傾いたりという事がなかったのでしょうか? よほどしっかりとした基礎工事がされたと思うのですが、とても不思議です。 下が大変固い岩盤になっているのでしょうか? もしそうなら、4千5百年も昔の人にどうやって建設前にそれが分かったのでしょうか? それとも砂漠だから鉄道の線路の石のように重量が分散しているからでしょうか? でも、そもそもギザ周辺は昔から砂漠だったのでしょうか (たしか昔は草原地帯だったように聞いた記憶があるのですが) ? それと現在の建築技術で同じように平米当り132トンの荷重がかかる建築物を同じギザに建てる事は可能でしょうか? 宜しくお願いします。
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>現在の建築技術で同じように平米当り132トンの荷重がかかる建築物を同じギザに建てる事は可能か 構造物の上部構造ならともかく、大昔も現在も、地盤についての技術条件は大して変わっていません。 ですので、古代エジプトで建設できるだけの地盤強度があるなら今でもできるし、 地盤強度が無いなら今でも無理です。 ※ただし、軟弱地盤を固める方法なら、当然現代の勝ち。 一口に平米当り132トンと言っても、 1m角の地盤に132トンと、100m角の地盤に132万トンでは どちらも平米当り132トンなんだけど、 地盤の耐力はまるで違います。 1m角でぎりぎり大丈夫として、100m角なら余裕で大丈夫。 テルツアギーの支持力理論によると、 1m角で平米当り132トンまで大丈夫なら、100m角なら平米当り13200トンまで大丈夫。 ※根入れゼロの砂地盤としてテルツアギーの支持力理論を適用しています。 ※※これは砂の場合であり、岩盤や粘土の場合、こんなには増えない。 ですので、砂地盤なら、どんなに悲惨なときでも1m角で平米当り10トン以上は確実にあるから、ピラミッドを支えるだけの強度はあります。 ※砂地盤は、条件次第で「液状化」を起こしますが、エジプトではめったに地震が起きないので関係なし。 結論。 平米当り132トンは、小さい構造物(たとえば一戸建住宅)なら土質によっては面倒ですが、 超巨大構造物かつ「べた基礎」なら、粘土地盤以外なら楽勝。 岩盤は必要としません。 (まあ、岩盤となる場所を選んで位置を決めたのだろうけど。)
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- fountainofs
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クフのピラミッドの場合、普通の書物では、岩盤上に建設したと書いてありますね。岩盤上に正方形に完全に平坦で水平な面を削り出し、その上に石を積んだと解説されていることが多いと思います。 >4千5百年も昔の人にどうやって建設前にそれが分かったのでしょうか? それは単に、地表のすぐ下に岩盤があるからそういう好適地は比較的わかりやすいんじゃないでしょうかね。 事実、ギザの大ピラミッド地区の周辺は、岩が露出している所ありますから。(スフィンクスの横とか) >それと現在の建築技術で同じように平米当り132トンの荷重がかかる建築物を同じギザに建てる事は可能でしょうか? 日本の大手建設会社(大林組)が、クフのピラミッドを現代技術で建設した場合のシミュレーション研究をしたのが有名です。工期、費用、必要人数等を試算しています。 また、確か現代の機材を使う場合と、使わない場合での比較もしていた筈です。 ということは、現在の建築技術で可能ということでしょうね。 なお、ピラミッドの中身は、通路や玄室をのぞいて、大部分が積み石の塊です。穴だらけという説はオカルト系でしょうね。また、ピラミッドの内部にも外部にもには、絵や文字は発見されていません。(工人の落書きなどを除いて)
お礼
有難うございました。 ギザ周辺は岩盤が露出しているんですね。 それで当時の人もあの周辺の地下は固いという事を経験上知っていたわけですか。 日本の建設会社では今の技術でピラミッド建設が可能と試算したんですね。 予算の問題があるでしょうが、一度本当に実験してほしいですね。
>No.3さんに反論(削除されるかな。) >スロープにすると、途中の工程で石にクラックが入るなどのミスが生 >じた場合、その石の処理が難しくなります。スロープに沿って、長い >距離を戻さなければならなくなります。 あくまでも思いつきの仮説ですので、もっといい方法があるかもしれませんが、 途中で石が壊れた場合、長い距離を戻せばよいのではありませんか? 持ち上げるほど労力はかかりませんし、粉砕して運ぶという手段もあります。 なお、オカルト的な意見には付き合う気は毛頭ありません。
お礼
有難うございました。
- j_nishiz
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No1です。 この手の話が進んでいくと、オカルト的になってしまいますね。 インカの脳手術はう~ん、どうかな。宗教的な儀式のようにも思えますし。 「神々の指紋」というベストセラーがあります。 http://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E3%80%85%E3%81%AE%E6%8C%87%E7%B4%8B%E3%80%88%E4%B8%8B%E3%80%89-%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A0-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4881353497 前半部分はすごくおもしろいです。後半部分~結論については、多分、考えすぎて作者は別の世界に逝ってしまったのでしょう。 No.3さんに反論(削除されるかな。) スロープにすると、途中の工程で石にクラックが入るなどのミスが生じた場合、その石の処理が難しくなります。スロープに沿って、長い距離を戻さなければならなくなります。 まぁ、あのサイズの石を数万個単位で、一ミリ以内の誤差で切り出せ、という時点で既に無理があります。 また、一段組み上がる毎に、施工検査を行わないと駄目で、その時に是正命令が出たら、例えば東側が1センチ高かったです! となったら、その一段組み直しでしょうか。 気が遠くなります。
お礼
再度のお答え、有難うございました。 螺旋状のスロープも実際に採用するとなると、結構難しい問題がありそうですね。 本当、気が遠くなりますね。
- snowplus13
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以前アメリカが人工衛星でこのピラミッドを上空 から撮影して解析したところいわゆる 完璧な正方形(1ミリ以内のズレしかない)で 完璧なものだったそうです ですから建築方法は 不明少なくともアメリカの最先端の技術では到底作れないということも アメリカ政府は認めてるようです ピラミッドには円周率を表わすπが隠されていると言われています。クフ王のピラミッドの一辺の長さをピラミッドの高さを半分に割ると、πの値に極近い数字が算出されます。古代のエジプト人は円周率のことを知っていたのでしょうか あとお札に描かれている地球の絵をさかさまにすると このピラミッドの位置になるそうです なぜ日銀がこのピラミッドを意識してそういった 絵を描いたかは謎ですが
お礼
有難うございました。 アメリカの最先端の技術でも作る事は難しいんですか ・・ ピラミッドに関しては驚く事ばかりですね。
- kensan39
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何かな誤解をされていないですか あんなに小さい物は地盤沈下しません それに地盤は軟らかい砂岩です ピラミットはお墓ですから地下は穴だらけです 人間が造った物は大したことは無いのです 一度北海道の昭和新山を見てみることです ピラミットの凄いところは 中に書いてある絵文字です 5000年前の文字です 日本の縄文時代です 建築物では一度香港に行ってみることですね 幾ら堅い岩盤の上とは言え よく立てて住んでいると思いますね なお 私はビラミットも香港も昭和新山も実物を見て来ました
お礼
有難うございました。 地盤は意外に柔らかいんですね。 でもピサの斜塔などは地盤が柔らかいから傾いてきたと聞いた事があるのですが、ピラミッドは軽い方に入るんでしょうか。
再度、No.2です ピラミッドは、いきなりあんなものが作れた訳ではないんです。 過去の数々の失敗経験の蓄積で得られた技術で建設されました。それ以前には、建設途中で倒壊したピラミッドや、建設途中で設計を変更せざるを得なかったピラミッドも数多くあります。 石は、ピラミッドの建設にあわせて、なだらかなスロープを作る方法で持ち上げたと考えられています。 ●以下は私のアイデアです(笑) ピラミッドの周囲に直線状ではなく、らせん状にスロープを作っていけば良いのではないかと思います。こうすれば、スロープは非常になだらかになりますし、ピラミッドが高くなってもスロープの角度は一定です。 またスロープはピラミッドが高くなるにつれて付け加えるだけで良いので、スロープの作り直しも不要です。(建設初期のスロープは十分広く作っておく必要があります) 作り直しが不要ということは、たくさんの石を最初からスロープの途中に置いておくことができるので、石を途切れなく供給できます。
お礼
再度のお答え、有難うございました。 今残っているピラミッドは試行錯誤の結果という事ですね。 実際にどうやって工事をしたか色々な想像がなされていますが、螺旋状のスロープはいいアイデアですね。
確か、ピラミッドのある付近のすぐ地下は堅い石灰岩だったと思います。 スフィンクスの下も石灰岩ですが、都市に隣接している影響で、最近、地下水位が上がり、浸食が問題となっているそうです。 基礎は、石灰岩を掘り下げ、水を張って完璧な水平をだしたそうです。 しかし国家事業として行うとしても、相当な工期が掛かったはずです。 無制限に年月を掛ければいつかは完成させられると思いますが、実際には、意外と短期間で完成しているため、未だに謎は多いそうです。 たしかに当時の建築技術は、大変優れていたでしょう。 しかし現代科学を超える技術が存在したなどと考えるのは、早とちりだと思います。謎が多いのは、当時の建設記録が残されていないから分からないだけです。もし謎が解明すれば、「昔は頭のいい人がいたもんだ」ということになるでしょう。
お礼
有難うございました。 地下が固い石灰岩の岩盤になっているため沈下しないんですね。でも当時の技術者はどうやってそれを工事前に調査・確認できたんでしょうね。謎は深まるばかりです。
- j_nishiz
- ベストアンサー率26% (183/697)
科学的にどう考えてもあり得ないのに、そこにあるもの、オーパーツと言います。 その代表格ですね。おもしろいページが下に。 http://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/pyramid/p01.html リンクに有るとおりで、技術的に不可能ではありません。 これを5千年前に、機械なしで組み上げる。 出来るわけがありません。 5千年前、人類は今に伝承されていない文化、科学を持っていたと考えてもおかしくないのではないでしょうか。 過去は現在より劣っている、というのが必ずしも正解では有りません。 事実、西洋では中世、当時の教会の圧力もあり、科学が後退していました。
お礼
早速のお答え、有難うございました。 サイトを拝見したのですが、やはり地盤が相当強固なのが傾かない理由のようですね。 1平米当り千トンまで耐えられるとありましたので、ピラミッド程度の重量なら問題ないわけですか。 でも昔の人はどうやって建設前にそれを理解できたのか不思議ですね。 強度を測定するような機械もないし、先人の例も一切ないわけだし、もしかすると建設途中に傾いてきて、ヤッベエとなる可能性もあったわけですよね。 謎は絶えないですね。 でもおっしゃるように昔の方が科学技術が発達していたと考えてもいいわけですよね。 たとえばインカの遺跡でもたしか脳手術の跡が認められる頭蓋骨が紹介されていたような記憶があります。 もしかするとピラミッドも現代人の想像を超えるような方法で建設されたかも知れませんね。
お礼
有難うございました。 なるほど、同じ平米当り132トンの荷重でも面積が大きいほど耐力が増えるんですね。 初めて知りました。 あれだけの重量があるのだから、さぞかし地下はよほど固い岩盤になっているに違いないと思ったのですが、実際にはそうでもなさそうなんですね。 とても勉強になりました。