- 締切済み
高校物理について
私は塾の講師のバイトをやっているのですが私の生徒は熱の領域についてよくわかってない生徒ばかりです。時間数が少ないからそうなってしまうのでしょうか?一体現場ではどれぐらいの時数をとっているのでしょうか?生徒に聞いたら覚えてないと言われたので質問させていただきました。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
熱の分野といっても内容に幅があります。 生徒がわかっていないというのはどういう内容のものについてでしょうか。例を挙げていただくとわかりやすいです。
- BookerL
- ベストアンサー率52% (599/1132)
通常、高校物理は「力学」「電磁気」「波動」「熱」「原子」に分けられます。 物理I では、(1)電気・(2)波・(3)運動とエネルギー を学習することになっており、熱は「運動とエネルギー」のところで触れられることになっています。教科書では二百数十ページのうち熱の分野は十数ページ、といった扱いです。(1割以下) 物理II では、(1)力と運動・(2)電気と磁気・(3)物質と原子・(4)原子と原子核・(5)課題研究 を学習することになっており、熱は「物質と原子」のところで触れられることになっています。 ところで、学習指導要領では、物理II の(3)(4)の二つのうち、どちらか一方だけを学習することになっており、学校(あるいは授業担当者)の判断で「物質と原子」をやらずに「原子と原子核」をやることになれば、熱の分野はやらないことになってしまいます。 入試の面からいうと、物理教育学会が “「物理II」については学習指導要領に示された内容のうち、(3)のイ及び(4)の全てを出題範囲から除く”ことを示していただければさいわいです。 という要望を各大学に出しており、大学側もおおむねこれを受け入れているので、「原子の分野は入試に出ない」ことになりました。物理IIでの熱は「(3)のア」になるので、熱については入試から省かれることはないのですが、授業展開としては後回しになってしまうのではないでしょうか。 熱の分野の授業について > 現場ではどれぐらいの時数をとっているのでしょうか? というのは、各現場で異なるわけですが、以上のようなことで、どうしても扱いが軽くなってしまうのではないでしょうか。
お礼
なるほど・・・よくわかりました。 迅速な解答ありがとうございました。
- s24031t
- ベストアンサー率16% (21/124)
私は高校で物理を取っていましたが、私の経験上、熱はあまりやらない分野です。他分野(力学・電磁気・量子・波動)よりも、参考書のページが薄いです。 参考までに、私が高校のときに使っていた教科書(物理IB)を見ますと、 第1編 運動と力(78ページ) 第2編 エネルギー(44ページ) 第3編 波動(70ページ) 第4編 電場と電流(64ページ) 第5編 電子と原子(29ページ) となっているのですが、そのうち熱は第2編の中に入っていて、17ページしかありません。本格的な熱力学は、大学に任せる、といった感じのようです。 入試でもあまり出ないので、学校などでもあまりやらないのではないでしょうか?
お礼
解答ありがとうございました。 やはりページ数からみてもさらっと流す程度なんですね・・・
- minatoyato
- ベストアンサー率17% (36/209)
物理には力学、波動、熱、電磁気、量子などいろいろな分野がありますが、学習時間が減ってしまったことや、現場教師のヤル気を低下させる政策、などなどいろいろな複合要因で、いい加減になっているんじゃないでしょうか? さらに物理では微積分の概念がないととても理解が難しいです。公式当てはめ問題しか解けないことになりますので。数学能力の低下も影響を及ぼしているのでしょう。 西欧では、自分の子供には親がすべて教える、と聞いたことがあります。 学校が信用できないとなれば、自分で教えるしかないのかも知れません。
お礼
なるほど・・・ 確かに物理に微積分はいらないに考えてる生徒が多いです^^;
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
教育制度が変わって理科が独立科目ではなくなったのが原因です。 国の方針なので仕方がありません。 勉強したいものが自分でやればいいということです。 分からないことはそのときに人に聞けばいいのであって余計なことは憶えなくてもよろしい≧∇≦ブハハハハハ 国民は阿保にしておいたほうが政治がやりやすい。
お礼
そうなんですね・・・中々難しいものです;
補足
生徒に比熱やカロリーについて聞いたら区別ができてなかったりしました。後は熱は原子の振動によって伝わるということもわかっていませんでした。