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負帰還回路とは?
増幅器を用いた回路実験のときに、 室温、電圧、周波数によって増幅器の特性が変化しないためには、負帰還回路を用いれば良いということを学んだのですが、具体的になぜ負帰還回路を用いると良いのでしょうか? どなたかよろしくお願いしますm(__)m
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この質問の回答は結構難しく、文章だけでは説明が困難です。よって数式を使って説明しますが、それが分からないとなればご勘弁を。 増幅器単体の増幅率をAとします。但しAは1に比べて充分に大きいとします。(1000~10000倍位) こういう増幅器(部品)は温度などの影響をかなり受けます。 負帰還(ネガティブフィードバック)の帰還量をBとします。Bは1よりも小さいとします。(例えば0.1) 大事なことは負帰還に使う部品(通常は抵抗器)は温度や周波数などの外部の影響を受けない高級品を使わなければなりませんが、高精度の金属皮膜抵抗器は容易に入手できます。 増幅器に負帰還をかけた時の全体の増幅率は、G=A/(1+AB)となります。この式の導入は比較的簡単ですが、絵が無いと説明しづらいので省略します。大概の参考書に出ていると思います。 先の式の分子と分母をAで割ります。するとG=1/(1/A +B)となります。1/AはBと比べるとかなり小さいので1/Aを無視すると、G=1/Bとなります。この近似式の重要なことは、増幅器単体の増幅率Aが消えて、負帰還Bだけで増幅率が決まっている点です。 Aは温度や周波数などの外部の影響を受けますが、Bはそういう影響を受けない部品としましたので、結局、負帰還増幅回路は、温度や周波数などの外部の影響を受けやすい部品の特性を無視できるように作用する増幅回路であると言うことが出来ます。
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- connykelly
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Negative Feedbackのことですね。ここ↓を参照されてはいかがでしょうか。 http://www.orixrentec.co.jp/tmsite/know/know_nfb49.html
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
「負帰還」ってどういう意味でしたっけ?