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帰還増幅
帰還増幅回路で、電圧増幅率A、帰還率βfのとき Af=A/(1-βfA) であるとします。 ここでAがΔA変化したときのAfの変化がΔAfであるとき、 ΔAf/Af=(1/|1-βfA|)*(ΔA/A) が成り立つそうなんですが、この導き方がわからないので、誰か教えてください。(特に絶対値部分がよくわかりません)
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楽な計算法: ΔAf = (与式の右辺を A で微分したもの)×ΔA で絶対値以外はすぐ出ます。 なお、A が増加すれば Af は増加しますね。 絶対値は数学的には出てきません。その分野の事情によるものでしょう。
>帰還増幅回路で、電圧増幅率A、帰還率βfのとき >Af=A/(1-βfA) .... >..... AがΔA変化したときのAfの変化がΔAfであるとき、 >ΔAf/Af=(1/|1-βfA|)*(ΔA/A) が成り立つそうなんですが、 ...... 表記がまぎらわしいので、G=A/(β*A - 1) とし、かつ A,βは実数、β*A > 1 とします。 まず(自然)対数をとる。 Ln(G)= Ln(A) - Ln(β*A - 1) これを A で微分。 (dG/dA)/G = (1/A) - {β/(β*A - 1)} dG/G= [(1/A) - {β/(β*A - 1)]*dA = {(β*A - 1) - β*A}/(β*A - 1)}*(dA/A) = -{1/(β*A - 1)}*(dA/A)
AがA+ΔAとなったとき、Af=A/(1-βfA)より、 Af+ΔAf=(A+ΔA)/(1-βf(A+ΔA))=A(1+(ΔA/A)/(1-βfA(1+(ΔA/A))) の関係が成り立つ。この右辺を、ΔA/Aを微小と仮定して、ΔA/Aについて展開して1次の項まで取れば、求める式まで行き着くでしょう。 絶対値については、きちんと計算してないのではっきりしたことは言えませんが、この式の形式からして、Aが増加すればAfは減少することになるでしょう。ここでは、多分、ΔAfの大きさのみ問題としていて、それで絶対値を取るようにしたのでしょう。