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航空フォワーダー企業が担う業務
日本でいうと日本通運さんなどが、ANAさんなどの輸送力を借りて法人や個人から預かった荷物を海外のお客さんに届けるというフォワーディング業務をおこなっていると思いますが、その「フォワーディング業務」で取り扱う貨物は「EMS」以外にあるのでしょうか? 課題で、主にインターネットで調べていたのですが、フォワーダと呼ばれる企業が何の貨物を扱っているのかよく分からず、質問しました。 ご存知の方がいれば教えてください。
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- FANGO
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課題で調べているということは学生さんでしょうか? 通常、EMSといえば、郵便局が扱っている国際スピード郵便の事で、個人の貨物や決済(輸出入者の間での売り買い)が発生しない荷物に使用されています。フォワーダーが取り扱う貨物は多種多様で、製品或いは原料を問わずに、食品、衣料、雑貨、機械、鋼材、化学品等海上輸送や航空輸送出来るものなら何でも取り扱います。 フォワーダーの顧客は前述の通り個人ではなく、一般的に輸出入企業です。その業務は、定期的に原料が必要になるメーカーへの供給物流及び生産地から製品を市場に届ける為の販売物流で、国際輸送の提供及び通関業務、また付随する国内輸送及び流通加工等を行っているフォワーダーもあります。 ご存知の通りに、実際の国際間輸送は航空会社等の実輸送会社が行っているので、フォワーダーは利用運送事業者とも呼ばれます。 例えば、ある日本の衣料品販売企業が、日本で生産された生地を中国で加工してもらい、製品となったシャツを日本の店舗で販売しようとする場合の物流は、 生地工場-->日本港or空港-->中国港or空港-->中国縫製工場 原料となる生地を上記の-->間輸送しなければならず、フォワーダーはその全部或いは一部分の輸送を荷主から請け負います。 シャツが出来上がった時は、逆の流れの物流になりますが、最終目的地は、生地工場ではなく、衣料品販売企業が店舗に納入する前に仕分け等を行う日本の物流センターという事になります。 荷主に代わって、必要な輸送区間を納期、コスト等の面から最適な輸送工具(トラック、船、飛行機等)を選択して、全体の物流をコーディネートするのがフォワーダーです。