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日本人は嫌々戦争に行ってたんでしょうか?

第二次世界大戦当時の日本人は嫌々戦争に行ってたんでしょうか? 硫黄島の映画とか見ますと、洗脳された感じの人や命令でもう嫌々来たけど、逆らえないからしょうがないやで来ている人ばかりだったんですが、実際どうなんでしょう? 日本は開国から亡国の危険があったと思うで、その時代の流れで ちょっとおかしいと思うんですよね。 個人差いろいろあると思うんですけど、聞いた話とか知りたいです。

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  • phj
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回答No.13

#10です。 当時の空気、私ももっと若い世代ですから、当時の気持ちを本当に理解しているとはいえません。 ただ人間というのは、周りにある情報と規範で自分の行動を規定しているといえます。 先の回答にも書きましたが、第二次大戦まで、いや正確にいうと米ソの冷戦が始まって、世界が2極化するまでは西欧諸国・ロシア・日本・ちょっと送れて中国が世界の覇権を握れるかもしれないという構図で、しのぎを削っていたのです。 ですから、どの国も自国の領土(または支配できる植民地)が増えれば豊かになれるということだったのです。 ですから、国もそのように国民を説き伏せ、国力の増強に努めようとしますし、一般的な国民はそれ以上の情報をなかなか入手できませんから、結局国にうながされて徴兵されていくというような図式があったといえます。もちろん、当時は他の選択肢を個人が選ぶのは非常に困難でしたが・・ この辺の気持ちを今でいえば、サービス残業を嫌々ながらやっているサラリーマンの心境が一番近いかもしれません。場合によっては、自分が過労で死ぬかも知れないと分かっていても仕事をやめる出来ないという人がたくさんいます。 徴兵と違い、自発的にやめる事だって選択できるはずなのに、それが出来ずに過労死してしまう方もいるわけです。 結局社会に参加するという個人ではどうにもできない義務感なのではないでしょうか。 現代                昔 ・サービス残業はイヤだ       ・戦争に行くのはイヤだ ・過労死するかもしれない      ・多分死ぬだろう ・でも家族を養うには仕事しなきゃ  ・戦争に行かないと家族を守れない ・他に選択肢はない・・       ・他に選択肢はない・・ 当時の戦争は国の総力戦ですから、勝った国が侵略してくるのはあたり前で、戦争を始めた以上勝たなくては家族も危険にさらされるのは事実だったわけです。 だから「行くしかない」ということです。 個人的にはいろいろだったでしょう。イヤだった人も多かったはずですが、逆に喜んで一旗上げようとした人もいるはずです。 戦後、日本はGHQというかアメリカに占領されたため、リベラルな統治を受けることができました。 ヨーロッパ戦線でドイツ軍から開放されたはずの東欧諸国はその後ソ連に従うことを余儀なくされ、ベルリン崩壊まで厳しい生活を送ることになったのです。 ある意味日本はラッキーだったわけで、勝たなくては自国の命運を自分たちで決めることが出来ないという現実は、当時の人が一番よく分かっていたはずです。 戦争を始めた以上好むと好まざるとに関わらず「行くしか」なかったのだと思います。

cheaod
質問者

お礼

参考になります ありがとうございます

その他の回答 (14)

  • komes
  • ベストアンサー率29% (147/494)
回答No.15

戦争初期と後半期とで異なる気持ちだったとおもいます。 初期には、戦争で死ぬという事が正確に理解できていなかったと思います。 運が悪い人は死ぬかも知れない位の理解だったから人それぞれだったでしょう。 その証拠に敵弾が飛んでくる中で号令一下突撃出来たのは弾丸はそう当たるものではないと経験から学んだからです。 また全体として医薬品や医療が不足で戦死より戦病死の方が多かったので気を付ければ死ぬことはないと信じたかったとも想像します。 しかしこのような考えも戦争が長引き、中国軍以外と戦うようになると武器の相違が顕著になり次第に死傷率が高くなり全滅というケースも増えて来て召集される事は則「死」を意味するようになり嫌々という人が多数になったとおもわれます。 その中でも教育の効果で嫌々でも自分の「死」になんとか説明を付けて特攻でもやるという気分だったでしょう。

cheaod
質問者

お礼

なるほど ありがとうございます。

  • rin00003
  • ベストアンサー率13% (55/394)
回答No.14

ANo.5です。質問の意図を勘違いしていました。 質問の意図は、戦争を体験された人から、戦争に行くことに関してどう思っていたのか?という我々の推測ではなく、その人の実際の話を聞きたいわけですね? うちの隣のおじさん(戦争体験者)に聞いたことありますが、[国が決めたことだから、しょうがなかろが]とは言っていました。

cheaod
質問者

お礼

確かに しょうがないですね。 ありがとうございます

回答No.12

 戦場に行くのは嫌だったでしょうが、空襲などで死ぬより戦場で死んだ方が残された家族のためになります。  空襲で死ねば**さんは空襲で死んだで終わりです。ですが戦場で死ねば**さんは名誉の戦死を遂げられたとされ、残された遺族には遺族恩給(両親・妻・子供が死ぬまで国家が面倒を見てくれます)が支給されます。どっちかを選ばねばならない時代であったなら後者を選ぶと思いませんか?

cheaod
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 確かに、後者ですね。 No12さんに関係ないのですが、           ** お願い ** 洗脳の議論の場でないので、できれば、推測でなく、具体的な当時の戦争へ行く気持ちを知りたいです。100%嫌又はOKではない人がほとんどだと思うんですがよろしくお願いします。

回答No.11

前の回答に洗脳と簡単に出ている気がしますが、すごく違和感があります。現代だって資本主義が素晴らしい素晴らしいと盛んに口にしますが、洗脳理論だとこれも洗脳になってしまいます。 当時の国際情勢、価値観は現在とは違います。それを考慮しない限り、洗脳という諸要因を鑑みない便利な言葉を使ったところで説得力はないと思います。 徴兵は当時の義務でしたので、人々はやらなくてはいけないことと思っていたでしょう。現在の勤労の義務では嫌々の人もいますが、自らバリバリ働こうという人もいます。働かないニートの人と徴兵を回避しようとする人は、当時も今も厳しい批判の目に晒されていますが、特に当時は価値観が多様化していなかったことと、徴兵回避は犯罪だったことに注目しておかなくてはいけません。 また、徴兵検査で丙種合格(事実上の不合格)になって、それ以降懇意を寄せていた女性から冷たくあしらわれてしまい、その恨みが募って日本史上1人で最多の人数を殺人した事件も起こったこともあります(都井睦雄事件)。 1人1人価値観は違うので一応には言えませんが、決して現在のドラマや映画にあるような厭戦感が主流を占めていた訳ではありません。

cheaod
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 ここでの洗脳は、人が意図的に人に価値感を作るものだけでなく、 その時代の状況、情報、からの影響で価値感が作られる事を洗脳と呼んでいると思います。ですので個人個人違うと思います。 洗脳って言葉が適切かはわかりませんが、いい意味悪い意味ではないです。

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.10

現代から見ると確かに洗脳国家のような感じがします。 しかし当時の時代背景を考えてみると、どの国でも社会人=兵役を行なえるもの→立派な大人という考え方があり、日本に限らず徴兵検査に合格しなかった者(男子)は、2流の烙印を押されたものです。 このような価値観は当時の世界経済や政治状況、つまり「力」で分捕る植民地主義・帝国主義が世界を覆い、やられる前にやれ!という緊張状態が当たり前という国際政治の状況を考えれば、どの国でも「自国を守る」ということがむしろ当然で、徴兵検査合格は喜ばしいことだったのです。 特に日本は、植民地主義の勝ち組である西欧諸国と違い、産業革命とそれに伴う民主主義の台頭を経ずに、さらには古代からの国境争いを経験せずに、明治維新から国家主導で帝国になっていましたから、当時の日本人の頭の中にリアルに「日本を守る」「国土を守る」という概念が根づいていなかったのではないかと思います。 日本は島国ですから、国境という概念がないのはあたり前ですが、さらに当時は今よりもっと情報がすくないですから、一般人が国際情勢を考えて「なぜ国を守るのか?」ということをきちんと理解するというのはとても難しかったと思います。 しかし国際政治は待ってくれませんから、結局政府は「天皇のおわします日本は尊い」→だから守る価値がある。というロジックをひねり出さざるを得なかったように思います。(それが軍国主義のツールに使われたのはとても残念ですが) 日本に限らず、その国を象徴する人というのは案外大事で、最近でもタイのクーデターでの騒乱がプミポン国王の一言で、沈静化したとうこともあり、当時の日本は、国民が民主化していない以上、国=国民国家ではなく、国=天皇=臣民の国という図式で教育する必要があったのだと思います。 このような背景をもってして、国民は教育され戦争に従事していったのではないでしょうか。 もちろん国際情勢や経済情勢に明るい人は、日本がアメリカと戦争をして勝てるわけが無いと思っていたでしょうし、徴兵される人が喜んで戦争に行ったわけではないでしょう。 現在の日本は国民国家です。太平洋戦争の時のように軍の総帥権が暴走するという仕組みもありません。もしここで日本が戦争に出ることがあれば、それはすなわち国民の選択です。 今の日本は、太平洋戦争当時の日本と比べて、それほど民度が上がっているんでしょうか。

cheaod
質問者

お礼

すごく詳しいですね。ありがとうございます。 *ANo.10に関係ないのですが、* 洗脳の議論の場でないので、できれば、具体的な当時の戦争へ行く気持ちを知りたいです。100%嫌又はOKではない人がほとんどだと思うんですがよろしくお願いします。

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.9

>日本は開国から亡国の危険があったと思うで、 明治以降の日本は、ビスマルクの鉄血ドイツを見本とした好戦国家ですよ。 貧しい農村等の若者にとって軍隊はとても条件の良い就職先で、 国外が戦場なので、国内の田畑や家屋に被害が出る事もなく、 かつ勝利の味を覚えた国民は戦争が好きでした。 その所為で、子供を戦死させた親の鬱な感情等は抹殺されました。 太平洋戦争もけっして亡国の危機感から始めた戦争ではありません。

cheaod
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 推測ですが、過去のどんな戦争でも、子供の死を名誉あるものだから、100%喜んでいる人ばかりでもなく複雑だったと思います。 また、どこの国の国内でも内戦は多数起こっていますし、 それに巻き込まれた庶民、戦争の負担でさらに年貢で苦しむ農民もいたでしょうね。 世界的に人は時代を学び、今があると思います。 過去の戦争をした責任者達をを単に悪というのは、当たり前のように時平和があると今の時代に洗脳されている感があります。

  • phantom1
  • ベストアンサー率24% (184/748)
回答No.8

国レベルで見ると、過激な主張がまかり通る時代でも本物の純粋培養された過激派が多数を占める事はあまり考えられません。例えが悪いかもしれませんが昨今の選挙の結果などを見ても分かる通り、大抵の人は時流に流されて付和雷同した普通の人達でしょう。いくら軍国主義の教育が徹底されていたとはいえ、対米戦争が始まった時の日本は既に泥沼化した日中戦争を何年も続けていましたから、戦争の実態と言うものも内地に漏れ伝わってきています。人の口に戸は建てられぬ、と言う諺もある通り、顔や言葉に出さなくても厭戦気分は確実に浸透していたはずです。「大日本帝国の興亡」の著者ジョン・トーランド氏はこの点を指摘しており、開戦時すでに日本人の多くが内心では戦争に飽いていたと述べています。悲劇的なのは本音と建て前の裏表がある日本社会の中で、不満が表面化し難い環境だった事でしょう。イタリアなどは不満がすぐ表面化する民族性ですので、旗色が悪くなるとさっさと単独講和してしまいましたが、日本にはそれが出来ませんでした。 さらに、兵士の心理状態についてですが、私が以前読んだ古い雑誌に、戦争時の軍隊経験者の投書が多数掲載されていたのですが、全体的に中国戦線に配属された人には「軍隊は良い所で、人生の良い経験だった」式の文章が多く、フィリピンやニューギニアなどの南方に配属された人には「軍隊は最低の所だった。得るものなど何もなかった」式の文章が多かったのが印象深かったです。置かれた環境によって天と地程も心理状態が変わると言う事でしょう。

cheaod
質問者

お礼

貴重な内容ありがとうございます。 それぞれ複雑な心境だったんでしょうね。 国の責任者達と国民それぞれかなり追い込まれた状況だったのでしょう。

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.7

今で言う、地方交付税みたいな地方の操作もありましたね。 ここの地域からは何人兵士を輩出したのか。 そうすれば国から色々と何かしてくれる。 戦争とはこういう次元なのです。 出征すれば自分の地域の為になる。かもしれない。 やはり、洗脳されたか洗脳されたふりをしたか。 朝鮮人が旧日本の洗脳教育を受け継いでいるので、当時の日本の洗脳教育の恐ろしさは目に見えて分かると思いますよ。

cheaod
質問者

お礼

ありがとうございます、 昔の人は郷土愛が強そうですもんね。今とは比べようのない貧しさですから、お金をもらえたら、飯を食べさせてあげれますからね。

noname#39437
noname#39437
回答No.6

あの時代、洗脳された人と、洗脳されたふりをして居た人との二種類の人間が居た。 教育者(学校の先生)は、終戦の直前まで、軍国少年(少女)の育成に心血を注いで居た。 終戦と同時に、民主主義の先鋒にたって、あの戦いは、間違いだったと、同じ子供達の前て゜いけしゃあしゃあと、民主主義を唱えていて、よくも恥ずかしく無いものだ←こう言う人達が、今の日本の間違った、民主主義をねつかしたのです。 一方、文壇←の人種の中には左翼思想から転向出来ず、監獄へ入り獄死した人達も居た。 ----- 少年、少女達は全員、国策から、本気で軍国主義を崇拝して居た。 かたや、大人達は、特高(特別高等警察)と呼ばれる、思想犯(思想運動や政治運動)の非常に厳しい取りが怖くて口が裂けても軍国主義に異をとなえる事は出来ない時代だった。 学徒出陣を含めて、出兵して行った人達にも洗脳派と、ふりをして居た人とが居たと思う。

cheaod
質問者

お礼

ありがとうございます。 あの当時の洗脳って軍国主義の崇拝ってことですね。 ただ多少の違いはあっても、使命のために人を殺すという当時までの時代背景から続く洗脳もあったと思うんですよ。 ですから、過去の人を簡単に今の価値で単純に批判できるか疑問を感じました。

  • rin00003
  • ベストアンサー率13% (55/394)
回答No.5

好きか、嫌々かは個人によって違うでしょうが、戦争になれば自分の意思とは関係なく仕方がないでしょうね。 私の家の隣のおじさんは、中国の桂林というところに通信兵としていかれたようですが、家の本棚には戦争に関する本がたくさんあります。 それより多いのは中国に関する本で、青春時代を中国で過ごしたので、中国にはすごく思い出や愛着があるようです。 しかし、いつ死ぬかわからない戦争に行くよりも、家族と一緒にいたいと思うのが普通だと思うのですが、当時は考え方が違う人もいたかもしれませんね。

cheaod
質問者

お礼

家族の事を思えば、死にたくないでしょうね。 ありがとうございます。

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