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小林よしのりの戦争論が若者受けた理由
問1小林よしのりの戦争論が若者受けた理由はいったい何なんでしょうか? 問2あとネット右翼の間でも戦争論を賛美している人は多いのでしょうか? 僕の感想です 戦争論は、とても極端だと思いました。これを読んだだけで先の大戦についてわかった気になるのは大変危険だと思いました。 しかし、著者の言いたいことはわかります。なぜ日本だけが悪いなんておかしい。戦勝国だった残虐行為をやったのではないか。僕もそれはその通りだと思います。イギリスなんてどれだけ悪いことをしたか。日本だけが悪いなんてことは断じてないと僕は思います。イギリスもアメリカもソ連もみんな悪いともいます。東京裁判はインチキ裁判だと僕も思います。しかし、アジアの国の人々に不快な思いをさせたという事実はいくらGHQや日教組による洗脳だと言っても変えられません。このマンガにはその事実(負の歴史)と向き合おうという姿勢が全く感じられませんでした。負の歴史と向き合わずにどうやって未来を切り開くのですかと言いたくなりました。負の歴史と向き合うことは自虐史観(全部日本に戦争責任があるなんて言ったら自虐史観だと思いますが)ではありません。向き合わないのこそ自慰史観です。小林氏は日本にはアジア解放という正義があったなんて言ってますが、日本にも戦勝国にも正義はありません。戦争する時はいつも正義を振りかざすものです。敗戦によって正義を奪われたのではなく、もとから正義なんてものはないのですから。戦争に正義はありません。あの戦争は正しいこの戦争は正しいなんて言っている限り戦争はなくなりません。戦争は多くの人が傷つき殺される悲しいことです。 僕は心配です。こんな漫画が若者の間でうけるということが。 将来、子を持つ親になった時に先の大戦はアジア解放の正義の戦争だったなんて教えるのでないか心配です。
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内容に矛盾点や誤りが見当たらないためかTVには戦争論を否定する学者は出てきませんし、矛盾や誤りを指摘できる人間もいません。 現状、どこの国のどんな学者のどんな論文も彼の漫画に勝てません。すべて論破されてます。 せいぜい反対派が醜く描かれているとか難癖をつける程度の明らかに苦しい反論です。 支持されて当然ですね。
議論して削除されたくないので質問にだけ。 >問1小林よしのりの戦争論が若者受けた理由はいったい何なんでしょうか? 彼の著作で歴史や戦争について触れた人ほど、「目からウロコが落ちました!」と絶賛しがちなんじゃないでしょうか。 分かりやすい。 調子が良い。 気持ちがいい。 何しろマンガである(小難しい書物でなくて)。 鬱屈や「これでいいのか?」などの、時代の気分にマッチした(←古臭い言い方でしょうか~) など。 私は歴史もよしりんもそれほど詳しく知りませんが、『戦争論』を読んでみたときは、「まあそれはそうだろうけどさ」という感想でした。 たとえば、日本人が欧米人から人種差別されうる側(被差別側になりうる)だと知らなかった人には驚きなのかも・・・・ 「日本人が黄色人種だからじゃないの?」なんていうのは前から言われていたことなんですけどね。 ※個人的に欧米嫌いなわけじゃなくて、一般論としてです。 >問2あとネット右翼の間でも戦争論を賛美している人は多いのでしょうか? いるのかもしれませんが、自分はそういうサイトを読まないので分かりません。 おまけ: それぞれの国の人間性を考えるなら『アーロン収容所』(中公新書)を読んだほうがよっぽど考えさせられるけれど・・・・。
- siranuiii1
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戦争論は一年前に読んだだけでおぼろげな記憶しかないのですが。 あの漫画の特徴のひとつに現代日本(戦後から現代にいたるまで)を極端に否定する……という側面があったように思います。 「現代日本人の中に命を賭けて守ろうとする奴なんていないんじゃないのか!」 「少年は殺人、少女は売春、こんな世の中で云々」 たしか、こういった趣旨の言葉があったと思うのですが。 非難しているところでは、徹底的に、しかも一面的に悪と決め付け非難していたように思います。 しかも、自分もかつてはわるかったけれど、今は現代日本の悪いところに気づているから、あるいは、皆を啓蒙するために動いているから悪くない……といった記述もあるように思えました。 「現代日本は悪であり、現代日本の悪に気づいた自分たちは気づいていない人たちよりも優れている」 こうしたことを示唆している……ようにも私は思えました。 これって、小林よしのりさんが非難している「自虐史観」に極めてよく似ている…のではないでしょうか。 「現代日本は悪である」「それに気づいた自分たちは気づいていない人よりも優れている」…こうした主張は、かつての「自虐史観(と呼ばれている歴史観)」の例を見てもわかるように、日本人(あるいは他の国の人々にも)にとって受け入れやすいのではないかなあと、思います。
- caesar-x2
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えー? 若者に受けてはいないよね。 誰も支持なんてしてない。 大半の人間は見向きもしてないよね。 それが現実ですよ。 あの漫画、正直それほど読まれてない。 というか、あれ漫画といえるのかな。 漫画じゃないよね。 絵がついてるだけ。 まじまにいって、 小林よしのりのいうことなんて まじめに考える必要ないです。 確かに彼の主張は自慰的です。 ゴーマニズム宣言のときからそうですが、 果てしなく自慰的な思考してますから 他人の自慰を評価する必要はないです。 所詮、自慰なんですから。 小林よしのりの変な顔はテレビで見たことがあると思いますが、 あのおっさんが自慰して書いたんだと思えば まじめに取りあうのが以下に馬鹿馬鹿しいかが よくわかると思います。 質問者は若いと思いますが、 世の中には救いようがない馬鹿はたくさんいます。 だから犯罪はなくならないのです。
- nishikasai
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追加です。 日本が異常な国であることの証明をします。 中学校だったっけ。生徒が国歌斉唱で起立しないんです。世界広しといえども日本だけです、こんなのは。わたしはブラジルに17年住んだのですが、国家斉唱で起立しなかったら厳しく非難されます。そんな人はいませんが・・・ どんな不良だって起立します。日本では不良どころか、肝心の先生が起立しないんです。それも怠けているのではなく信念をもって起立しないんです。まったく異常な国です。だから質問者さんの憂えは百年早いんです。他の国のように全員起立して国家を勇ましく歌うようになって初めて心配してください。それにしても日本の国家は平和だから勇ましく歌おうと思っても歌えません。アメリカ、中国、フランス、全部国歌は戦闘の歌です。ラ・マルセイエーズなんか「敵を殺せ!」なんて歌っているんですよ。
- nishikasai
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小林よしのりさんは思想家としてはいまいちだけど漫画はうまいね。彼の漫画は青少年に大きな影響を与えたと思う。拍手を贈りたいです。 彼の漫画はこれまでの自虐史観をひっくり返した。よくやってくれた! 誰かがやるべきだった。戦争をやってしまったことは反省すべきであるが、あんまりすると自信喪失や自己嫌悪になってしまう。もう十分だ。胸を張っていこう。質問者は小林よりのりの漫画が若者に受けていることで日本の将来を憂えているようだけど、心配ありません。日本人は頭がいいし、クールな民族です。一度大失敗した教訓はちゃんと未来永劫に生かされます。戦後60年以上経っています。普通の国になりましょう。今までが異常だったのです。
- Vwiyoonn
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あえて『戦争論』を含めた『ゴーマニズム宣言』という作品そのものと周辺状況についてのみ語ることとします。と、いうか内容についてはあちこちで散々っぱら語られているでしょうし。 『ゴーマニズム宣言』直前の小林氏は使い古された文脈でしか漫画作品を創出できなくなっていた、かつての栄光をひきずる元・人気ギャグまんが家だったのです(とはいえその頃の作品は結構好きだったんですけどね)。 使い古された、といってもそれが劣っているという意味ではなく、明確なストーリィの枠組みに沿って単純な役割が与えられた記号でしかないキャラクターが誰でもカタルシスを感じるオチへと収束してゆく、という年少者に向けたギャグまんがの王道といっていいものだったのです。と、いうか代表作の『おぼっちゃまくん』がまんまこれですね。 しかし、その上の年齢に向けたギャグまんがにおいては、いしいひさいちやいがらしみきおなどの、オチがあるんだかないんだか分かんないけど面白いという新たな笑いを目指したギャグまんが家の台頭によって、新たな文脈のギャグまんががかつてのギャグまんがを主流から放逐し、氏に代表される旧い文脈のギャグまんがは青年誌の埋め草扱いとなっていたのです(先に挙げた二人とニッチが交代する形となった訳ですね)。 で──、こうした状況下で氏はゴーマニズム宣言という仕事を受けることとなります。内容は政治批判であったり思想批判であったり単なるいちゃもんや妄想のたれ流しやどん底から這いあがった自分に対する撞着だったりしますが、内容がなんであれ氏は(始めた当初は半ば無意識だったのでしょうが)その時々の話題を古典的ギャグまんがのフォーマットで一話完結の分かりやすいオチ話として発表していた訳です(最後の決め台詞は大昔のギャグまんがの、ぎゃふん、と同じオチ記号と考えるべきなのです)。 そして、これと同時に'70年代末からのまんが表現の爆発的な複雑化についてゆけないまま置き去りになったがまんがから離れられない読者や、同時に漫画を読んだことがないのにまんがを読めないことに忸怩たるものを感じていた中高年の読者、そして思想や科学や経済をまんがで解説するという当時の流行からまんがならお手軽に利口っぽくなれそうだと勘違いした読者が多数存在しており、氏の年少者向けギャクまんがの骨格を残したまま大層な問題を力技でばっさりとやるという古典的構造の作品(もちろん、まんが家としての技量あってのことですが)は、彼らをとりあえず分かった気にさせてくれる上に、バブル期以降勃興した自惚れきった気分、そしてバブル崩壊後のヘコんだ気分をいい具合に昇華させてくれた訳です。 そして、氏の出自がジャンプであることも重要といっていいでしょう。ジャンプ系ヒロイックまんがの特徴の一つに、敵が強大になってゆくだけで同じ構造の物語を延々と繰り返し読者に葛藤-浄化の快感を覚えさせるという物語文法を、社会まんがに適用しただけにすぎないのです。──切れの悪いギャグまんががいつの間にかシリアスで感動的な話になってしまうのもジャンプ的といえなくもないかな。 つまり、最初は市井の人々、風俗、流行、学者、政治家、企業、いんちき宗教という具合に(仮想)敵をどんどん強大にしてゆき、ギャグまんが家の必殺技『屁理屈』で次から次へと敵をぶった斬ってゆき──ついに一番強そうな敵として、歴史観や戦争観、国家観をもちだしてきただけのことで、氏にとってのそれらは、より『立った』強そうなキャラクターでありさえすればよかっただけのことで、『立った』敵キャラが「そんなんあらへんやろぉ」的な異形として描かれるのもこれまたジャンプ的お約束といっていいでしょう。 売れた理由は──『日本の戦争』を主人公にして、かつてのジャンプ的物語フォーマットを忠実に守って描かれた単なるエンタテイメント作品なんだけど、読んだ人たちの多くがまんが-古典的知識その一方の知識や読解力が致命的に足りなかったためその本質を読み違い、古典的まんが文法によってもたらされたカタルシスに対して、本質的な解決を幻視してしまった、というところではないでしょうか。 小泉某に対する愚かしい熱狂と同じ種のものといっていいでしょう。 あれを思想書の類として読むのではなくヒロイック・ファンタジーの一種として『北斗の拳』などと併読して、物語構造や表現技法の類似を面白がってあげた方が作品としては幸福なのではないかと思います。歴史観や国家観を擬人化せずにキャラ化するなんてのは多分、まんが史上でも初の技法(というほど自覚的でもないっぽいけど)と思いますし、その点は見過ごすべきものでもないと考えます。
- tanuki4u
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問1小林よしのりの戦争論が若者受けた理由はいったい何なんでしょうか? → 不景気だから。 景気が悪くなると、民族肯定などが流行ります。 問2あとネット右翼の間でも戦争論を賛美している人は多いのでしょうか? → 不明 人数のカウントができない集団に対して、多いとか少ないとかはできない。
- selfbegot
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粗雑なナショナリズムは高い教育を受けていない若年層で増幅する傾向がどこの国でもあるような気がします。 社会の歪みが大きくなると大衆が右傾化(対外的な意味で)する傾向が強くなり、限界を超えると若年層から全体に広がります。 問題とされている傾向は、社会が解決困難な問題を多く抱えていることの反映ではないでしょうか。 ただ、ブームが一時的なものであれば、日○組が唱えてきた「自虐史観」に対する反動だった可能性もあります。 >戦争に正義はありません。 正義と評価されうる戦争は存在すると思いますよ。 もっともそのような戦争をするはめになった民族はほとんど滅亡してしまっていると思いますが。
人間ほど本能に忠実に動く馬鹿はいない。 と言います。 小林よしのりの戦争論は良い。(正の走行性) 小林よしのりの戦争論は悪い。(負の走行性) >理由はいったい何なんでしょうか? 懐中電灯を当てたらその方向に動いた。 正であれ、負であれ、心配ですな。
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