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羊羹ってもともと・・・。
私、フレンチのコックをしている29歳ナイスガイです。 昔の日本に於けるフレンチのメニューを文献などで調べると、牛羹(ビーフ コンソメスープ)などがよく出てきますが、昔はスープを羹と表記していま した。ですから羊羹は羊のスープであったと思いますが、なぜ今の羊羹(和 菓子)に姿を変えたんでしょうか?あるいは羊羹という言葉が和菓子をさす 言葉になったんでしょうか? 誰か知っている方がおられれば、お付き合いお願いします。
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「羊羹の原形」はもともと中国から伝来したもので、室町時代の初期茶道の湯の菓子「点心」(定食の間の小食)から出た間食です。 間食で肉を使って羹を出したのが羊羹のような蒸しもので、羊の肝臓に似ていたことから「羊肝」といわれたが、お菓子には ふさわしくないので「肝」を「羹」に改めて使ったのが今の羊羹といわれています。 この間の事情を一番正確に書いていると思われるURLが有ったのでご紹介します。 http://www1.ocn.ne.jp/~foodsh/kaki1.htm 1)羊羹と羹(あつもの) 2)点心と仏教 に書いてあります。 中でも羊を使った文字の意味についての記述は、字の成り立ちとしても面白いものです。 『当時、羊は極めて貴重なもので、優れたもの,善(よ)いものに羊の字を当てた。〔羊+食→養(すすめる)、 羊+大→美(美しい、旨い、良い)、羊+次→羨(よだれを流すほど旨い)、羊+火→羔(培った羊の肉、うまいもの)]。』
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- hirohiroro
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羊羹は、字から推測すると、もとは羊の羹(スープ)なのでしょうが、料理として「煮凝り」となったのではないでしょうか? 精進料理で、この「煮凝り」を出すわけにいかないので、小豆を煮たものを裏ごしして寒天で固めて「煮凝り」を表現したのではないかと思います。 推測で書き込みして申し訳ないです(笑)
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こんにちは。 いやいや推測で結構ですよ。推測でもそこからヒントがあるかもしれませんし。 なるほど、説得力のある仮説ですね。 回答ありがとうございました!
- Rikos
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やはり、羊のスープや羊の肉を使用していたようですね。 食文化の違いから(羊を食べない)、日本人には受け入れられなかったのではないでしょうか? http://www.san-in-tabi.net/tuuhan/no11/ http://www.isshodo.co.jp/05.html http://www.kanagawa-kankou.or.jp/buy/meika/kyorei.html http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0008/museum/73/73.html
お礼
こんにちは。 回答ありがとうございます。 やはりスープでしたか・・・。では早速URLみてみます!
羊羹はもともと西洋から入ってきたものですが、「ひつじ」と言う字が使われてるのは、羊の肝臓にその形が似ているからだと言われています。 こんな説もあります。 参考urlをご覧ください。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 肝臓ですか。今からURLみてみます! これからもよろしくデス。
お礼
こんにちは。 なるほど!パーフェクトな回答です!! お礼にポイントをどうぞっ!! 回答ありがとうございました。 これからもフレンチの修行に打ち込みます!