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 木口版画 ってなんですか??柾目版画ってないのですか?

参考作品として有名なものはありますか?

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  • mirorin
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回答No.1

以前画廊に勤めていました。参考URLに詳しく出ていますが、 いわゆる通常の版画が板目(柾目とほぼ同義)木版です。 有名なところでは、棟方志功とか浮世絵とか。 木口は木を水平に(年輪が丸く出る方向)切ったもので、板目より質が硬いため、細かな表現ができるようです。ちょっと見では、エッチングにも見えるほどです。 ただ、必然的に作品は小さめになります。木口で大きな板を取るというのはそれだけ年輪を重ねた大きな木ということになるからです。 こっちの説明のほうがわかりやすいかな。 http://www.interq.or.jp/scorpio/dodo/basic%20page/basic1.htm 有名なもの、というと意外に難しいですね。 すごくメジャーなひとで木口木版だけで作品を作っているとなると考え付かない。エッシャーや長谷川潔は銅版画のほかに木版も作っていますが、必ずしも木口ではないし。 現代ですと柄沢齋さんが有名ですね。

参考URL:
http://webclub.kcom.ne.jp/mc/serenity/ajiten
yukiko00000
質問者

お礼

ありがとうございます。なるほどー。美術教師なんですがまだまだ勉強すること山ほどあります。ははは。柄沢齋さんの作品は拝見したことがありませんが、浮世絵が板目木版なのに対して、線描写を重視してるのですね。 ここの検索で、宮崎駿監督の「耳をすませば」作中でに登場する木口木版画「牢獄でヴァイオリンを作る職人」は宮崎駿氏の次男、宮崎敬介さん作ということもしりました。授業の導入で紹介できたらいいなと思います。 ハイテクもいいんですが、手を使ってじっくりものを作る良さを体験させたいとおもます。みんなお母さんの手で握ったおにぎりを食べて大きくなるとおもうので。ありがとうございました。

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