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受験での速読
難関大(法)を目指して受験勉強をしているのですが、国語、特に現代文について質問です。 模試を受けるたびに、国語が時間オーバーしてしまいます。古典(10~15分)→現代文の順で解き、現代文にじっくり時間をかけているのですが、やはり時間内にときおわることができません。 設問1つ1つに時間をとられることも原因の1つかとも思いますが、読むスピードが問題かと思い、今流行り(?)の速読を取り入れたほうがいいか・・・と悩み中です。 実際に速読で読んでみたこともあったのですが、内容理解が不十分になり、2度3度読み返すはめになってしまいました。 精読をすれば時間がたりない、速読をすれば内容理解ができない、といった状態です・・・ 個人的には、速読は特技・趣味の範囲だと思っていたのですが、受験には向いているのでしょうか? また、以前どこかのサイトに速読のスピード(1分間)について 「一般人(600~)東大/京大生(1200~)司法試験合格者(?)(2000~)」 みないなことがかいてありました。(かなりうろ覚えで、数字はあっているかはわかりません。が、かなりの差がありました。) 東大受験・・・はどうかわかりませんが、偏差値的にはかなり高いので、そのレベルまで上げておきたいな、とも思っています。なので、やはり速読を習得し、受験で使えるようにしたほうがいいのでしょうか。 まとまりのない文章になってしまいましたが、受験での速読について、アドバイスをよろしくお願いします。
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- publicpen
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多読=速読ではありません。 学生時代に家庭教師、塾講師などをやってた事がありましたが、当初は生徒全てが(僕の感覚から言うと)とても遅かったです。 それで毎回「もっと速く」と言い続ける必要がありました。 性格的なものもあると思いますが最近の子はのんびり屋が多いのかもしれないですね。 多読すれば多少は速くなりますが、ストップウォッチを使って練習するなど「意識的に」速くしないと速くはならないと思います。 制限時間のある問題集をやって、「1回目は制限時間内で、2回目はその半分の時間で解く」ような練習をしていったらいいと思います。
速読技術は「技術」としては有効ですが、人生には不必要な技術です。 小説などを速読したら著者が一言一句添削した「風情、情感、語調」などが一切「無」になってしまいます。 現代文も古文も語調に多くの内容が含まれています。漢文の読み方にも古人の労苦が含まれています。 法律も最初に造られたときは名文でした、後の「改正」で「無能な官僚」と「複雑な事情」のために訳の分からない代物になってしまいました。 現在法律の「口語化」が進んでいるのもこれを是正するためです。 法律の専門家になるためには速読は有力な手段ですが、失うものも多いのです。 本来は「多読」以外に速読法無しに速読しかつ「行間を読む」力を養う方法は無いのです。 高校三年なら仕方ありませんが、それ以外の場合、多読をお薦めします。
お礼
やはり、多読を践まない速読には無理があるんですね。 ご回答、ありがとうございます。
- publicpen
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田中 森一や伊藤真(共に超難関の旧司法試験を1,2回で突破した人)の著書を読むと、結論から言えば速聴や速読は効果があるようです。 デメリットを上げれば ・目が悪くなる ・楽しくはない ・専門の講師が必要。費用は5-10万ぐらいかかる のようです。 僕自身は長年の多読によって速読が出来ます。 (それが‘‘速読‘‘だと知ったのはテレビの速読特集を見た時です。それまではそんなの誰でも出来ると思ってた)。 しかし常人なら数年はかかりますし、速読講座に数万円払ってしまった方が2,3週間で出来るようになるらしいので勝負は速いと思います。 結論としては受験においては「速く読む」必要はあります。 僕が中学受験やSPI(就職試験)でも感じたのは、日本では応用よりも基礎、深さよりも広さを重視するようです。 そういう意味でこの辺が性格的に「苦手」な人は弾かれていくと思うし、落とされてくと思います。 速読講座を受ける受けない無しに言えることはたくさんの問題を読み、解く中で少しでも速くする必要性が確実にあると言うことです。仮に間に合うとしても時間に対する不安が少しでもあれば、見直し出来るかどうかや精神面から言って大崩しやすいかと思いますね。 「あと5分あればなあ」なんてのは言い訳にすらなりません。 あとこんなものはダイエットやマラソンのタイムと同じなので、やればやるほど伸びます(そして辞めればどんどん落ちます)。周囲や合格者に速読できる人がいても、ちゃんとやってればそのうちにそういう人たちに負けないようになりますからビビる必要は無いですよ。
お礼
多読がいつのまにか速読になっていくんですね、 ご回答ありがとうございます。
- snaporaz
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国語は好きでした。 理系ですが二次でも課される大学を出ています。 「精読」の反対を探すなら、国語の場合は「多読」ではないですかね。 英語ならともかく、「日本語を速く読む」ことは、少なくとも 受験の上ではあまり武器にはならないように思います。 私は国語の力は「要約」で浮かび上がるのではないかと思います。 同じように思っている人がいないかとググってみるとこれが出ました。 http://sakura.canvas.ne.jp/spr/h-minami/method-kokugo.htm 筆者の言いたいことを、ぜい肉をそぎ落として、光る言葉を内と 外から(本文と自分の頭の中から)探して、ギュッと濃縮して表現する。 これで内容が「心と頭の奥に届いているかどうか」は、見る人が見れば すぐにわかります。どこかで習ってきただけの薄っぺらい言葉の羅列も 見抜けます。 これが日本語を操るために、特に難関の法学部に進むには ぜひ必要なスキルではないでしょうか。 東大では毎年この手の出題をしていますので、調べてみるといいでしょう。 ただし演習としてやるなら、必ず添削してもらう必要があります。 難関と呼ばれる国公立の国語の試験では、「読んで選ぶ」だけ ではなく「手を動かす」ことがどうしても必要になります。 それが間違いなくできるようになってきたら、時間を計って行う。 囲碁や将棋の「長考」から「早指し」への展開です。 その速度が充分に上がれば、どんな難関大にも対応できるはずです。 答案作成に時間を回せるので早く読めるに越したことはないですが、 いわゆるメソッドとしての速読は、受験では不要でしょう。
お礼
これからは、速読ではなく多読を基本にしていきたいと思います。 リンク先のページも参考にさせてもらいました。 詳しいご回答、ありがとうございます。
- sewingcough
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> 東大/京大生(1200~) 嘘ですね、はい(笑) 一応、京大生だったことが遙か昔にありますが、普通に読んで 1分間に原稿用紙三枚とか、当時は絶対に無理でした。 どちらかというと読むのが遅い方で、しかも書くのも遅くて 私も現代文ではもの凄く苦労しましたよ~。 でも最終的に気付いたことは、 「知ってるような内容の文章は実はかなり速く読める」 ってことです。読書量はそれなりに多かったからか、 現代文の問題でだいたいどんな文章を読んでも 「この文章はこういうこといいたいのかな?」 ってなんとなくわかるのに気付いたんですよ。 これだともう、速読じゃなくて単なる「先読み」ですが、 問題文読むときも漫然と読むんじゃなくて、 予め「この人はこういうことを言いたいはずだ」 って、決めてかかって読むんです。 そうすると、八割方はそういう方向で進むので 一文一文噛みしめて読む必要がないので、すごく速いです。 ただし、これだと二割くらいは予想が外れます。 でもそういうところは大抵著者オリジナルの意見だから 大事なんだろうなあ・・・って注意して読みました。 多少は参考になりましたか? こういう読み方に慣れてくると、「簡単な文章」は 読もうと思えばかなり速く読めるようになります。 (そんなにスピード出して読む必要は感じないし、 本がもったいないので実際は噛みしめて読みますが・・・) でも、難しい文章は全然速く読めません。 実際、今日の行きと帰りの電車で読んだ本も 2ページの文章が2時間かけて理解できませんでしたよ(笑)
お礼
知識も読書には必要なんですね、 ご回答ありがとうございます。
- nidonen
- ベストアンサー率55% (3658/6607)
個人的には、速読はインチキとまではいいませんが、 民間療法(?)みたいなものだと思います。やり方に よっては効果もあるけど、体系的な学習に役立つもの だとはとても思えません。 文意を読み取るための黙読は、理解力の高さとある 程度比例すると思います。なので、とにかく文章を たくさん読んで、訓練するしかないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
意識的に早く読むことを今までやってこなかったので、次回からやってみようと思います。 問題集も、そのようなやり方に挑戦してみたいと思います。 ご回答、ありがとうございました。