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「自殺じゃないといい」という心理
最近、知人が亡くなったという連絡を受けました。 あまり近しくなかった人なのですが、互いに年齢が同じ、新卒で今年就職した身ということもあり、少なからずショックを受けました。私は連絡を受けたときまず最初に「自殺？」と思いました。というのは、就職した会社が厳しいというイメージがあり、また、原因がまだ分からないという話だったからです。 そこでタイトルの質問なのですが、なぜ「自殺でないといい」（今回で言えば「事故の方がマシ」）という考えがあるのでしょうか。友人に連絡すると、揃いも揃って同じようなことを口にしたからです。 自殺のイメージが暗いから？友人として救ってあげることができなかったから？・・立場によって様々な理由があるとは思いますが、他にもあれば教えていただきたいと思います。
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- AnnVista
- ベストアンサー率37% (6/16)
私も似たような経験をしたことがあります。 中学生の時、同じテニス部の同輩が家の車の中で練炭を焚いて一酸化炭素中毒死しました。明らかに自殺でした。それほど親しい人ではなかったのですがショックは大きく、同じ部員として葬儀に参列した時には何とも言葉がでませんでした。自殺した理由も結局わかりませんでした。責任を感じたのか、翌年には担任の先生も教員をお辞めになりました。 そのとき自殺という死に方は周りに対して大きな衝撃を与えるという事実を知りました。それほど親しくしていなかった私でさえも大きなショックを受けたのですから、ご両親の心労は計り知れないものがありますよね。納得できないといいますか、わざわざ自分で自分の寿命を絶ってしまうなんて…そしてそれについて何もしてあげられなかったふがいなさ。 「自殺じゃなければいい」というのもそのような理由から「自分が受けるその死から受けるショックを和らげたい希望」みたいなところから来ているのかもしれないと思いました。
- garcon2000
- ベストアンサー率25% (32/125)
そりゃ物騒だからね。 でも、質問者さんの意図には、もしかすると、英雄的な？行為ではないかという、社会通念と反する価値がくすぶっているという事なのだろうか？でも、仕事で参って自殺というのは、違うでしょうね。 なので、やっぱりそんなにも不幸であって欲しくなかったという共通認識でしょう。
- shift-2007
- ベストアンサー率14% (143/1013)
自殺が罪、つまり悪いことであると考えているからじゃないでしょうか。 自殺が罪だとすると、知人の方は悪人となってしまうので自殺じゃなければいいなと思うのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「自殺が悪いこと」という考えは確かにありますね。 あっ、でも私は特に自殺が罪とは考えていませんね。罪って何に対してなんでしょう。命に対しての冒涜とかですかね？あまり実感としてないです。
- avrahamdar
- ベストアンサー率17% (40/224)
自殺は死ぬまで追い詰められた果ての死ですので、苦しまずに突然死んだ事故死のほうがましということでしょう。
お礼
まあ、結局のところそうなんですけどね。 突然のことの方がまだ納得が行くというか、（自分が）悩まないで済むというか。 ご回答ありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
自分自身を死に至らしめてしまうという心理が理解できないからでしょう。 そして、何事であっても理解できないということは怖れにつながります。 つまり、怖いので「自殺でないといい」なのだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今回のことでは私の場合、こういう心理ではないと自己分析していますが、確かに分からないものへの恐怖、知らない事象は避けたいということがありますね。事実、この質問の意図として（補足で書かせていただきますが）、自分がなぜこのように思ったかが分からなかったからなのです。
補足
hakobulu様の補足欄をお借りして補足させていただきます。 皆様の回答を読ませていただいて、今回の質問の意図が、「自分がなぜこのような考えを持ったのか」を知りたかったのだと言うことに気が付きました。 親しい人だったら「気付いてあげられなかった」「救ってあげられなかった」などの「後悔」とも言える理由があると思いますが、私の場合そうではないと思っているんです。知り合い程度で、近況も知らなかったですし。「自殺者の心理が分からない」も当てはまりません（と思います）。 「自殺じゃないといい」と言った人の心理もそれぞれだと思いますが、今回の自分の立場でなぜこのように思ったのかが分からなかったので、ご意見を賜りたく思い、質問させていただきました。
- nazenazeda
- ベストアンサー率67% (29/43)
知っている方が亡くなるというのは、ショックなものです。 年齢が同じというのは、なおさら人ごとではないのではと感じることでしょう。 人間には、そうしたショックから「自分の心を守る」働きがあります。 これを「防衛機制」（ぼうえいきせい）といいます。 この「防衛機制」には、いくつかの種類があります。 「抑圧」「合理化」「同一視」「投影」「反動形成」「逃避」「置き換え」「補償」「昇華」です。 今回ご質問の「自殺じゃないといい」と言われた方々は、今回のショッキングな話に対し「自分自身なら自殺に追い込まれるような環境に身をいきたくない」とうい気持ちを今回なくなった方に「投影」して「自殺じゃないといい」という発言に結びついたとも考えられます。 もし仮に病気を心配されている高齢者の方では、「病気で苦しんでいなかったらいい」などと発言されるのではないでしょうか。 死に至るということは、原因がなんであれとても悲しいことなのです。 事故や病気というものは、ある意味「運命」的な要素が強い印象があります。 仕方がないのか～という「合理化」の「防衛機制」で処理できてしまいます。 自殺というのは、うつ状態以外の健康な方から見ると「回避可能」な「自己選択的」要素のあるものと考えられているのだと思います。 自殺されたのなら、特に同世代なら「自分をその人に映し出して」考えていき処理していかなくてはなりせん。「心理的負担」が大きくなります。 「自殺じゃないといい」という深層が出てきてもおかしくありません。 もし、本心をお知りになりたいのなら、「自殺じゃないといい」と発言されたとき、「そうなんだぁー」「それってどういうこと？」「どういう感じ？」と傾聴の手法を使ってゆっくりと聴き深めていくと、その方自身のそれぞれの「本心からの気持ち」を共感してゆけるかもしれません。 人の心のうちはさまざまです。しかし、そうしたちょっとした発言、行動の裏には本人自身のことが多く含まれています。 mak22さんは、今回そうしたところに疑問を感じられたわけです。すばらしいことです。 こうした問題意識は、「他の人を思いやること」に通じ自己成長につながります。 今回のご質問を拝し、普段から他人を支えたいと思われている優しいmak22さんが、より力強い方向へ向かっている気がしてなりません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ありがたいお言葉ありがとうございました。しかし申し訳ないことに、どうやら他人の心理を知りたいというよりも、自分のことが分からないのでというエゴイスティックな考えから質問をしていたようです。 心理学の面からのご回答、大変為になりました。参考リンクも分かりやすかったです。「防衛機制」確かに、心理学の授業で学んだことありました。私の場合・・・「逃避」なような気がします。自己防衛というか、結局エゴなんでしょうかね。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
＞自殺のイメージが暗いから？ それもあるでしょうが、何かいやな予感が的中していなければ よいが、という気持ちの表れともいえると思いますね。
お礼
＞何かいやな予感が的中していなければ 私にはこれが当てはまるかもしれません。知人にはそのような傾向があったと感じていたので。。とすると延いては、後悔、というか自責の念に帰結するのでしょうかね。。 ご回答ありがとうございました。
私はつねづね自殺は狂気がないと実行不可能だと思っていますが、自殺が実行されてしまうと、命あってののものだねというわれわれが普段採用している前提が根本から崩れてしまいます。しかもそれもありかなと思うのも何か自然の気持ちです。つまりわれわれは生きていることが死ぬことよりも良いことであるとおもいたいのですがそのように思うことに何も根拠がないことが自殺者により明白になってしまうからではないでしょうか。これが自殺が忌み嫌われる理由だと思います。あるいは他の原因による死は肉体の死ですが自殺は心（魂）の死を意味するからという説明も成り立つかもしれません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ＞自殺は心（魂）の死を意味する ・・・自殺が忌み嫌われる理由が分かる気がします。心が死んでしまったら、肉体が生きている意味などないですしね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、、やっぱり知っている人には ＞不幸であって欲しくない ですね。でも不幸だからって、自殺を選んでしまうのは、 なんていうか、悔やまれることです。