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蒸留について
以前にも似たような質問をさせていただいたのですが、蒸留の際、油浴の温度を沸点よりも高く上げていっているのに(2,30度近くまで)全く沸騰する気配もなく、蒸留できないことの考えられる原因として何があるでしょうか?? 何でもいいので考えられる原因を教えてもらえればうれしいです。
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- phosphole
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回答No.3
熱分解する場合は減圧しましょう。常識。 あとはできるだけ加熱を避けて出やすくする工夫をする。 装置を小型化してガスの上昇経路を短くするとか、クーゲルロールを使うとか。特に少量のサンプルを蒸留する場合、クーゲルロールは非常に優れた装置です。
noname#36462
回答No.2
質問者様、phosphole様、 横レスですみません: phosphole様のご回答を拝読させていただき、思わず「うーん、この人は有機合成の修業を十分積んでおられるなー」と感心し笑ってしまいました。「お主、なかなかやるなー」という感じです。
- phosphole
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回答No.1
上がってこないのはありえますが、沸騰する気配が無いってのは変ですね。 液体が沸騰する前に、熱分解して高沸点成分に変わってしまっているとかでしょうか。あるいは液体がでろでろしてたり固体混じりだと、普通の蒸留時とは沸騰の様子が異なってきたりしますが。 油浴の温度ですが、30度プラスくらいであきらめてはダメですね。 普通の蒸留ではないですが、バルブーバルブの場合など、装置全体をヒートガン(300度くらい)で加熱したりします。 普通の蒸留でも、熱分解しない限りは上げまくってとにかく出すべし。 もっとも、これは装置の途中で液化or固化して上がりが悪い場合の話なので、沸騰しないってのとはまた別だなぁ。
お礼
高温で熱分解するのであまり熱はかけたくないのですが。 わかりました。ありがとうございました。