※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:◆蒸留(沸点・凝縮点)について◆)
蒸留(沸点・凝縮点)についてなぜ物質の混合液は異なる温度で沸騰・凝縮するのか?
このQ&Aのポイント
蒸留(沸点・凝縮点)についての疑問があります。複数の物質の混合液がなぜ沸騰する温度と凝縮する温度が異なるのかについて知りたいです。
理想的な2成分系では、混合液の沸騰は液相線を越え、凝縮は気相線より温度が下がるとされています。ただ、この状態がよく理解できません。例えば、ある濃度の2成分混合液(1)が60℃で沸騰したとすると、その蒸気(1)の温度は60℃ですか?そして蒸気が冷却されて別の場所で沸点液(2)になった場合、液(2)は混合液(1)よりも低い沸点で濃度の高い液体になりますか?また再加熱で液(2)から55℃の蒸気(2)が発生すると考えていますが、これは正しい理解でしょうか?
物質の場合、例えば風船に原液を入れて加熱し、蒸気の凝縮点が65℃だとすると、加熱中の風船内では63℃の液と蒸気が存在するのでしょうか?加熱を続けると全ての物質が気体になるのでしょうか?また、凝縮された液の組成は蒸発前の液と同じになるのでしょうか?
【1】なぜ複数の物質の混合液は、沸騰する温度と凝縮する温度が異なるのでしょうか。
その2点に差があるから蒸留ができるという基本的な話だと思いますすが、そもそもなぜなんでしょう。
理想的な2成分系で、沸騰曲線(液相線)の温度を越えると混合液は沸騰を始め、逆に凝縮曲線(気相線)より温度が下がると蒸気は凝縮を始めるとのことですが、この状態がいまいち分かりません。
例えばある濃度の2成分混合液(1)が60℃で沸騰したとして、その蒸気(1)の温度は60℃ですよね?
その後蒸気が別の場所で冷却されて沸点液(2)になったとして、それは例えば55℃とかの、混合液(1)より低い沸点で、かつ濃度の高い液になるということですよね?
その液(2)はまた再加熱で55℃の蒸気(2)を発するんですよね?
これを繰り返して濃縮されていくと思っていますが、まずここまで合ってますでしょうか?【2】
【3】また、この物質の場合、例えば風船にこの原液を入れて、60℃まで加熱した後、さらに加熱を続けると仮に蒸気(1)の凝縮点が65℃だとしたら、65℃までの間風船の中の状態は、例えば63℃で温度維持していたとすると、63℃の液と蒸気がいるんですかね?
65℃になるまで加熱したらやっと全部気体にはなってるんでしょうけれど。
【4】その時63℃の液は(1)と組成が変わってますよね?
【5】でも全部気体になってしまえば組成はまた(1)と同じになりますよね?
【6】沸点の定義は「その液体の蒸気圧が外気(大気)圧と等しくなる時の温度」ということですが、では「凝縮点」の定義は何でしょうか?検索しても「凝縮点」の定義を端的に説明した所はありませんでした。
わかりにくい文書で申し訳ないですが、取敢えず質問箇所を【1】~【6】に分けてみました。
どなたか、分かりやすく解説をお願いします。
お礼
先に回答して頂きましたので、こちらをBAとさせて頂きます。 ありがとうございました。
補足
yasto様 回答有難う御座います。 >>『再加熱で55度の』という点は正しくないと思いますが、 私の説明が悪いのだと思いますが、「濃度の高い液」と、ここで書いた「濃度」とは「低沸点濃度」の事をさしています。 さて、蒸気(1)が全部凝縮して沸点液(2)になった時の温度が55℃だとし、一度54℃になったとして、その後再加熱で55℃になった時に再び沸騰し、それはまた55℃の蒸気(2)を発し、蒸気(2)は蒸気(1)と異なった組成であるという意味で【2】の流れを考えていたのですが、この認識は正しくないでしょうか?