mockとcontroll

質問

細胞へのトランスフェクションにおいて、
siRNAとネガコンを導入してタンパクの発現を比較したのですが、

僕がネガコンを導入した細胞をmockとよんでいたら先生に「mockとcontrollは意味が違う、この場合はmockではなくcontrollだよ」
と教えていただきました。

研究初心者でありmockの概念をいまいち理解していないのでmockとcontrollの違いが明確にわかりません。

本などで調べてもそこまで基本的なことは載っていないので困っております。mockとcontrollの違いを教えていただけないでしょうか？

回答No.1

Amakosan · ベストアンサー

siRNAということは、あなたがmockと思っていた「ネガコン」は恐らくscramble RNA、「ネガコン」は、読んで字の如く、「negative control」であり、それは、mock-transfectionではありません。
（siでscrambleをcontrolとして用いる理由については、調べてみてください。）
であれば、どういったものがmockと呼べるかというと、transfectionに使うlipofection試薬のみを添加した場合（oligoやplasmidを添加しない）がmockと呼ぶに相応しいものとなるかと思います。
mock-transfectionを行う目的についても、考えてみてください。

回答No.2

Amakosan

補足になりますが、前回回答で私がmockであろう、と答えた"Lipofection試薬のみ"は、blank-controlかも。
lipofection試薬を加えない（たとえば、mediumやopti-memだけをlipofection群同様に加える「操作を行う」）条件をmockと呼ぶべきかもしれません。

お礼

なるほど、よくわかりました。
丁寧な回答ありがとうございます。
勉強します！