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「虎視眈々」と「雌伏」
・虎視眈々と機会をうかがう。 ・雌伏して機械をうかがう。 これらは似たような意味と思っていいですか??
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"goo"の国語辞典によれば、 『虎視眈々』 虎が獲物をねらって鋭い目でじっと見下ろすように、強者が機会をねらって形勢をうかがっているさま。 http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search.cgi?MT=%A4%B3%A4%B7%A4%BF%A4%F3%A4%BF%A4%F3&sw=2 『雌伏』 力を養いながら、自分の活躍する機会をじっと待つこと。 http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/jp-more_print.cgi?MT=%A4%B7%A4%D5%A4%AF&ID=a4b7/09072500.txt&sw=2 とありますが、『雌伏』は"雌鳥"が"雄鳥"に服従するという意味から『人に屈服しながら』とか『逆境に身を任せながら』という意味合いがありますから、 『虎視眈々』は強い者が機会をうかがう。 『雌伏』は今は弱い者が力を養いながら機会をうかがう という意味ではないかと思います。
どちらも中国の古い表現から来ていますが、チャンスを待つという意味では同じですね。しかし虎視眈々はどちらかと言えば現在進行形、能動的、雌伏は過去形(時に未来形)受動的なイメージがあります。 虎視眈々・・・虎が獲物をにらんで狙っている様子。いつでも飛び出す姿勢をとっ ている。すきがあればとびかかる姿勢でチャンスを待っている。 雌伏・・・・・鳥などのメスが姿勢を低くしてオスに従う姿のこと。転じて嫌いな 人の下で将来の活躍を期してじっとチャンスを待つこと。チャンス を得て勢いよく活躍することを雄飛(オスが飛ぶさま)といいま す。