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アトピー治療中。有機・無農薬野菜が高くなる理由

有機・無農薬野菜が高くなる理由を教えてください。 幼少からのアトピーが酷くなり、体質改善すべく様々なことを調べていて食生活を見直して、段々と症状が落ち着いてきました。 大分で無農薬・無科学肥料で農業を営まれてる、赤峰さんというお百姓さんを訪ね、畑などを見学させてもらい、定期的に開催されている問答会に参加してきました。 赤峰さんの著書 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4896212509/249-1358067-16... HP http://www7.ocn.ne.jp/~akakatu/ 問答会には、行政関係者の方も見えていて、今後の国の農業政策について現状のお話をなさったりもしていて、初めて日本の農業の現状を目の当たりにした時間でした。 食品業界の不正などが報道される中で、良心的な気持ちで物づくりをなさる生産者の方々が、もっと大事になってくる時代に入ってると感じています。ですが、消費者側の立場としては、現在のそういった食物は非常に高くて、正直なところ、かなりの経済負担になっています。 昔はもっと、野菜の味が濃く、甘くて美味しかったなどという、年配者の話を聞くと、では、昔はできていた安全な作り方に戻すだけなのに、どうしてそんなに高価になるの?と単純に思ってしまいました。 赤峰さんのところでは、土壌を生き返らせる期間にどれだけの年月が必要になるか、などの話も伺ってきたので、容易なことではないのは承知してますが、国民の健康を損ねるような農薬使用量を国が認め、国土という資源を汚すようなことをして、いったい、何を考えて政策を打ち出してきたんだろう?と不思議でなりません。 生産者の方々は、国の方針の犠牲になってきてる面が大きいと思うのですが、どのような現実があるのか、素人にもわかるようにどなたか教えてください。

みんなの回答

  • m41
  • ベストアンサー率30% (346/1127)
回答No.2

物凄く解りやすい回答のあとで いまさら蛇足だとは思いますが・・・ 数年前にドラマ化もされた ヒット漫画「夏子の酒」に 幻の米 龍錦を栽培するに当たり主人公の夏子とその仲間が以下に苦労するか 有機農法や無農薬というものが いかに現代において大変なものであるかについて大変よく書かれています 是非読んでみる事をお勧めします。 http://www.7andy.jp/books/search_result/?fromKeywordSearch=true&kword_in=%B2%C6%BB%D2%A4%CE%BC%F2&ctgy=books&oop=on 当方板前ですが大変勉強になった本です

  • fdppw
  • ベストアンサー率61% (1292/2086)
回答No.1

こんばんは。 え~と、農家ではありませんが・・・(汗) >有機・無農薬野菜が高くなる理由を教えてください。 非常に簡単な経済原則です。 生産するのに、非常にコストが掛かる。 コストだけならまだ良いですが、とにかく人手が掛かる。 単位面積当たりの生産量が少ない。 あと、これが一番の原因だと思うのですが、『有機栽培、無農薬』と言う『ブランド』化されていますので、高くなる(高くても売れる)。 >良心的な気持ちで物づくりをなさる生産者の方々が、もっと大事になってくる時代に入ってると感じています。 ですから、その生産者の方がそれなりの生活出来るように、高くても生産物を買って上げましょう。 >昔はもっと、野菜の味が濃く、甘くて美味しかったなどという、年配者の話を聞くと これに付いては、色んな考え方が有るようですが・・・ 単なる年配者のノスタルジーだと言う事も有るでしょう。 ま~、同じ野菜でも、当時と、今の生産されている品種が違うせいも有るのでは? 逆に、トウモロコシのように、今の品種の方が断然『甘い』と言う物も有ります。 野菜の原種を調べれば分かりますが、大体は食べて美味しくない物が多いです・・・(笑) 今栽培されている食べても美味しくて甘い野菜は、我々の先達が非常に長い年月(100年?単位)と手間を掛けて品種改良してきた、一種の芸術品です。 逆に、今の品種は病害虫には弱くなっています。 ですから、それを防ぐ為にも、有る程度の農薬が必要となります。 また、野菜の味と言う物は、『旬』と『鮮度』が一番問題となるそうです。 昔は『旬』の生産物を、畑から朝収穫した『鮮度』の良い物を食べていた、と言うせいかもしれません。 >昔はできていた安全な作り方に戻すだけなのに、どうしてそんなに高価になるの?と単純に思ってしまいました。 これが一番の誤解ですが・・・ 昔の生産方法=低コストでは有りません。 昔の生産方法を今再現しようとすると、非常にコストが掛かります・・・(涙) また、生産量は確実に減ります・・・(大涙) 農薬や科学肥料を使用しないと、とにかく人手が掛かります。 堆肥を作るにも、鶏や牛などの動物を飼う必要が有りますし、稲わら等も使用しますので、稲の収穫時にコンバインを使用出来ません。 つまり、機械化がしにくい(出来ない)のです。 堆肥などは、どこかで、大量に、生産すれば良い(安く生産出来る)と思うかもしれませんが、その分コスト&輸送費が掛かります。 ただ、昔の農家は大家族でしたし、地域の助け合いなどの共同作業等も有りました。 ようは、人手が有った訳ですので、可能だったのです。 今は農業生産者は減少していますし、高齢化も進んでいます。 昔のような人海戦術は出来ません・・・(涙) 都会の消費者の生活レベル(便利さ、快適さ)を、農家で享受する為には、農家の収入もそれなりにする必要が有ります。 >国民の健康を損ねるような農薬使用量を国が認め 確かに、過去にはそのような事も有ったと思います。 でも、現状ではかなり改善されていますし、残留農薬の量もかなり減っていると思います。 最近の中国産野菜の騒ぎのように、現状の国内生産野菜の残留農薬基準はかなり厳しく、その点においてはかなり安全になっていると思います。 それに、この問題で一番重要なのは、消費者が『きれいな』『虫食いの無い』『形の整った』『見栄えの良い』『旬を無視した』『安い』野菜を『いつでも』『どこでも』『大量に』求めた結果です。 その為に、農家の人が『農薬』散布による『健康被害』を受けたと言う事です。 では!

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