- ベストアンサー
数学って必要?
現在、大学4年生で電気工学を勉強している者です。数学の教員を目指しています。塾の講師をしていると生徒がこんな連立方程式とかが解けて意味あるの?って言ったりします。きっとその子にとっては将来使うことがないということで言っているのだと思います。私が教師になったとき、あるいは親になったとき、何のために数学を勉強するのかと聞かれたらどのように答えていったらいいのでしょうか。皆さんの考えを聞かせてください。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (18)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「社会にとって、数学って必要?」と聞かれたら、絶対に必要です。 「その子にとって、数学って必要?」と聞かれたら、場合によります。 まず、確認しておきたいのは、数学は実社会で日夜使われているものであり、大変有用であるということです。 私が以前いた研究所では日常的に使っていましたし、メーカーに勤めて製品の開発をしている友人も毎日数学を使っています。 「微分積分なんて実社会で使ったことがない」という人がいます。 それはそれで正しいのですが、だからといって数学が実社会で使われていないわけでは決してないのです。 車のエンジンの作り方なんて知らなくても日常生活をおくれますが、だからといって、車のエンジンの作り方を知っている人がだれもいなくなったら困るのと一緒です。 というわけで、「数学は社会にとって必要なので勉強する」ということになります。 しかし、理系に進む人間以外にとっては、将来、加減乗除以外使うことは滅多にないでしょう。 (世界史や古文や英語も、将来使う人は使うけど、使わない人は全く使わないのと同様です。) 将来数学を使わない人間が、数学を学ぶ必要があるかといったら、ないと思います。嫌だったら、やめればよいと思います。 そうはいっても、塾に来ている生徒(もしくはその親)は、勉強するのが目的というか、人よりいい成績をとって人よりいい学歴を手に入れるのが目的でしょうから、その目的からいえば、数学ができたほうが得します。 文系でも国立大学に入るには数学が必要な場合がほとんどですから。 よって、将来数学を使わないと思われる塾の生徒に聞かれたら、「大学入試の際、人より得をしたかったら勉強しておいた方がよい。別にそう思わなかったら、やめればよい。」と答えればよいでしょう。 最後に、 将来数学を使わない人にとっては、必要がないと書きましたが、頭の訓練には数学が一番いいと思います。 たとえば、実社会で跳び箱や鉄棒なんて使わないですよね。でも、そういう訓練を通して体を鍛えているわけです。 抽象的な数学の勉強を通して、抽象的な思考力を鍛えているわけです。 数学は考える要素が多いので、頭の訓練には最適だと私は思います。 しかし、本当に数学で頭が鍛えられるのか定量的にデータをとって実験をしたわけではないので、この最後の私の意見は推測に過ぎません。
その他の回答 (17)
- hi-nagano
- ベストアンサー率20% (1/5)
数学に限らずですが、分からない事が分かるようになることが勉強するという事ではないでしょうか。 質問する生徒はたぶん数学にあまり興味がなかったり、他に好きな教科があるのではないでしょうか? あなた自身が数学の教員を目指す理由や数学を学ぶ楽しさを教えてあげれば生徒も好きになったり、やる気になったりするかもしれません。 先生の教え方一つで生徒の理解度や好きになる教科が変わるとも聞きます。 親になり子供ができた時に回答する答えは、今後の人生で見つけて下さい。 私は2児の父親ですが、子供に聞かれたら上のように答えます。 連立方程式が解けて意味あるの?に対する答えとしては自分が親に なった際に子供に教えることができるかな?
- kojotyo
- ベストアンサー率16% (5/30)
論理的思考を身に着けるためでしょうか。 「数学を使わない数学の講義」という本がおすすめです。
>>何のために数学を勉強するのか 筋道立てて物事を考える訓練。 難しい内容であっても、その内容は、何年もかけて子供でも分かる内容からスタートしてきました。物理なども同じです。今我々は過去の偉人たちが創りあげてきた建造物を見ているような状態です。この建造物を解体していくと、さまざまな箇所に共通して使われている部品があります。いわばこれが公式・定理というものです。更に分解していくと、単体では特に意味を成さないようなものに行き着きます。レゴブロックの1ピースのように。 この建造物がどのような仕組みによってできているのか、あるいは創った人物が何を考えていたのかということを知ると、自分で工夫して建物を創ることが出来るようになります。レゴブロックで何かを創るように。 そしてこれらを可能にするには、国語力、表現力、空間の把握、定性的なものの見方、定量etcと様々な能力が必要とされます。この様々な能力は実際の生活でも意識的にあるいは無意識に使われています。
- backs
- ベストアンサー率50% (410/818)
私の先生からの受け売りですが、「普通に生活している中では、例えば、微分など使うこともないがそういう問題を解くことによって頭の回転を速くする」ために数学を勉強するのだと思います。頭の回転を速くするというのは、論理的に物事を考えるとか、色々な視点からものを見るようにする、分析してみるというようなことですね。 私個人の考えとしては、中学生や高校生にいうならば「自分のやりたいことをやるための手段」というのが良いのではないかと思いますね。例えば国文学を研究したいと考えれば、確かに数学など必要ないかもしれませんが、それをしっかりと研究するためには大学受験しなければいけないわけですからね。 "好きなこと"といっても、それだけをやればよいということはなく、自分が楽しくてやりたいと思うことのなかでも必ず辛いことや嫌なことがあるわけですから、そういった陰の部分も含めて好きになることの重要さを教える上でもよい考え方だとは思いますがね。
お礼
backsさんありがとうございます。 頭の回転と同時に将来関係なくとも辛いことに耐える力が大事ということですね。
- tenderfeel
- ベストアンサー率56% (215/379)
普段の生活では数式一切使わないですね! 一番馴染み深かった消費税計算も今では表示されるようになりましたし。 数学はどっちかというと数式解くことよりも、解き方を見つけたり考えたりする方に意味があると思っています。 これはNo1の方の回答に似てますね。 基本的な情報がいくつか頭にあって、それを元に大きい問題を解くということは、 公式こそ使わないですが、色々な面に応用が出来ます。 ダイレクトに数学が絡む仕事の方が少ないでしょうから、 連立方程式解けると将来便利なんだぞと言ってもまず嘘臭がられるでしょうね…。
お礼
tenderfeelさんありがとうございます。そうですね、連立方程式が解けたらそれが直接将来に役立つというのはうそ臭いですね。 解き方の発見に意味があると言えば少し説得力がありますね。
- koko_u_
- ベストアンサー率18% (459/2509)
>何のために数学を勉強するのかと聞かれたら >どのように答えていったらいいのでしょうか。 余暇の楽しみ。
お礼
koko_u_さんありがとうございます。 余暇の楽しみですか。そんな風に考えられたら私自身も楽しく 勉強できるのかもしれません。
- ryuuha-rosu
- ベストアンサー率16% (169/1004)
こんばんわ。 私も数学の教免をとって、いざ、と思いながら採用試験に落ちてサラリーマンをしているのですが、大学を出てゼミの先生(恩師)に会いに行ったときに、「数学的な考え方が非常に社会に出て役に立ちました」といった記憶があります。 一般に数学は、高校までの答えは一つ的なところがありますので、スパッと答えを導かせるコツや少しの定義や定理を覚えるだけでいろんな応用問題が解けることなどを具体的にお話されてはいかがでしょうか。
お礼
ryuuha-rosuさん、ありがとうございます。 少し公式を覚えるだけで問題が解ける楽しさを伝えてみたいと思います。
- 1
- 2
お礼
d-l_-bさんありがとうございます。 筋道立てて物事を考える訓練ですか。 そうですね、そういうのはあると思います。