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アドレスの表記
日本語の住所、氏名を英語表記する際の疑問があります。 例えば東京はTOKYOですが、「おう」「おお」はなぜ"OH"ではなく"O"になるのかがわかりません。 仮名:オオニシ コウタロウ の場合、 KOTARO ONISHI KOHTAROH OHNISHI 等、どう書くのでしょうか? KOTARO ONISHI なら、オニシ コタロになってしまいますが・・・ お暇な時にでもよろしくお願いします。
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これについては、どのように書いても、違う言語の人が読むと、日本人が読むようには読みません。長母音・単母音の区別を除くと、世界の言語のなかで、ローマ字表記すると、その書いている通りに読むのが、アクセントや抑揚を除けば、もっとも原音発音に近い言語というのは、日本語と、多分、ラテン語だけだと思います。 ラテン語も、長母音・短母音の区別は別に、書いてある文字通りに読みます。 しかし、一般に、ローマ字を使う言語の場合、発音に規則性があっても、別の言語の人が読むと、書いてある通りには読みません。スペイン語などは、比較的、書いてある通りに読むと、原音に近いですが、アメリカ人などが読むと、アクセントを入れますから、違った母音になります。 東京は、標準的には、Tokyo と書きます。日本語のひらがなで書くと、実は「とーきょー」ではなく、「とうきょう」です。従って、ひらがら表記を、ローマ字に移すと、Toukyou が正しいのです。 しかし、Toukyou では、余計におかしな発音をされる可能性が高いので、長母音と短母音の区別は付けないで、Tokyo とするのが、無難だということになります。 ラテン語の Caesar をカイサルではなく、シーザーと読み、ケルトと読むべき、Celt を、セルトと読むのが英語ですから、外国の地名や人名は、英語の読み方で読んでしまいます。 日本語や日本文化を或る程度知っている人は、東京を、Toukyou と書くことがあるかも知れませんが、これは、そういう人たちのあいだでしか、正しく、あるいは近似的に正しく読まれません。 従って、長母音を表現する工夫は、限界があるということになります。 母音の後にhを付けると、その母音の長母音になるのは、ドイツ語がそうで、ドイツ語に準じて、Katoh と書くと、「カトー」と読んでくれるのかも知れませんが、なかには、日本人の名は、最後に「気息音」の「h」が付くのだと考える人も出てきます。 日本語や日本文化など、あまり知っていない普通の外国人が読むのだという前提だと、長母音は、母音の上に、線を引くという方法が使えない場合は、短母音で表現するのが一番無難だということになります。 また子音は、「シ」は、siがよいか、shiがよいかという点では、siと書くと、「スィ」と読まれます。その意味では、ヘボン式のローマ字が、音を比較的正しく伝えます。日本語の文部省式のローマ字表記は、日本語の「音素」の整合性からはそれでよいのですが、外国人が読む場合は、「シ」は、やはり、shiが近いのです。 固有名詞をどうローマ字で表記するか、個人の自由だとも思います。ただ、誤解を小さくしようとすると、hを付加して長母音表現にしたりすると、別の誤解が起こる可能性があり、あまり望ましくないということです。 氏名の姓と名のどちらを先に書くかというのは、日本人の名前は、欧米式に、名が最初に来て、姓が後に来ると考えている人が大勢いるので、Yamada Taro とかすると、Yamada が名で、Taro が姓だと考えられてしまいます。 姓は大文字で書いて区別するという方法もあるのですが、あまり一般的でありません。 個人のあいだのコレスポンダンスなら、どう読むのかとか、どちらが姓で、どちらが名かを説明すれば、どう書いても自由ですが、先方の表記が、何時の間にか、名+姓という順序に戻ってしまうことがあります。 結論)どう書くかは、個人の自由。ただ、できるだけおかしな読み方をされないためには、長母音は短母音で表記し、ヘボン式で書くのが望ましい。また姓と名は、日本語での場合と反対に、名+姓という順序に書くと、とりあえず、名と姓の区別をしてくれる。 YAMADA Taro という書き方だと、日本語の順序と同じだが、Taro YAMADA に比べると、何かおかしい感じがします(おかしい感じがしない場合は、これでもよいです)。 (姓と名の順序は、日本政府が、公文書では、外国語では、姓+名という書き方をすると定め、大企業や中小企業も、それに倣って姓+名に統一すると、何年かは混乱が出てきますが、十年ぐらいすれば、日本人の名の表記は、姓+名だという認識が、ある程度定着するでしょうが、そういうことでもしないと、名+姓だという認識は変化しません)。
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ローマ字表記に関し過去に類似の質問があります。先ずはそれを参考にしてください。 名前は固有名詞です。本来表記法は一つの筈ですが、ローマ字表記が統一されていないため迷いが出ると思います。ローマ字で書く目的は一般に大西幸太郎では外国人に分からないために止む無くローマ字で表記するわけです。彼らが正しく発音できるかどうかは目的外です。よく知られているように日本語は高低、欧米語は強弱と発音が異なるのでどのような書き方をしても欧米人は正しい発音は出来ません。 大切なことは本人がどう書きたいかではないでしょうか。加藤という人がKatoと書いてもKatohと書いても他人は文句を言えません。 最近は欧米式にKotaro Onishiと書くことが見直されています。民族固有の名前の書き方、本人にとっての唯一の名前を欧米式に変えて表記することに民族としての誇りを傷つけられると感じる人が増えたからでしょう。恐らく世界で日本人だけがこのような馬鹿げた習慣を取り入れているからです。新しい表記ではこれまでの習慣との混乱を避けるため、苗字を大文字で書く人が多いようです。 例えば Kotaro Onishiは ONIHI Kotaro 又は ONISHI,Kotaro と書きます。
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- Singollo
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地名のローマ字表記は原則的にヘボン式(英語式)ローマ字表記法で書かれますが、この表記法には短音と長音を区別する方法がありません ヘボン(J.C.ヘップバーン)氏の母語である英語では、開音節/閉音節の別や、アクセントの有無などによって、短音/長音はある程度は自ずと決まってしまう要素ですが、閉音節の無い日本語だと、仰るように区別のしようが無いわけです(ちなみに、#1の方のご紹介の『OO』は英語圏の人にはboots、moonなどのように『ウー』と読まれてしまう可能性の方が高いと思います) なおパスポートの氏名表記の場合はヘボン式、Hつき長音表記のどちらを使ってもいいそうです
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- hinebot
- ベストアンサー率37% (1123/2963)
そもそも"OH"は正しいローマ字表記ではなく、外国人(特に英語圏の人)にちゃんと発音してもらうためにできたものと聞いてます。一説には、現ダイエー監督の王貞治氏が最初に使ったのだとか…。 例えば、「make」はローマ字読みでは、「マケ」ですが、英語読みすれば「メイク」です。このように英語圏の人にとっては、"ローマ字表記"="ローマ字読み"とならないことが根にあります。 ちなみに、英語読みの感覚では「OU」とすると、「オウ」よりも「アウ」に近くなり、「OO」とすると前に子音があれば「ッ」や「ウー」(bookとかmoonとか思い浮かべてください)になります。
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- taracco
- ベストアンサー率21% (96/440)
我が家のお隣の 大野さんに聞きましたら 「OONO」と書くそうです。これはローマ字表記です。 TOKYOの場合にはトキオが基本でしょう。これは英語圏で通用する表記ということになります。 アルファベット=英語ではない ということです。
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