• 締切済み

体温の変化について

感染症においては、その種類によって熱形が波状熱、けいりゅう熱や間欠熱などがあります。なぜ感染症によってこのような違いが生じるのでしょうか。 免疫細胞がインターロイキン1を放出して、それが脳下垂体を刺激し発熱が起こることは分かるのですが、その原因が細菌側にあるのか、免疫細胞にあるのか、はたまた脳下垂体にあるのか、そのメカニズムが分かりません。 熱形と感染細菌の対応が分かれば感染症の種類を特定するのに役立つと思うのですがいかがでしょうか。

みんなの回答

noname#17364
noname#17364
回答No.3

またまたこんにちは。  なるほど、そういうことを考えておられたわけですね。しかし実際には、やはり難しいでしょうね。症状がない人を病気だと診断しようと言うのは。症状がないのに、感染症でないかと疑ってなんらかの検査をする、というのちょっとナンセンスのような気がします。たとえばインフルエンザでさえ、症状がない人の中から「この人はインフルエンザウィルスに感染している」と言うことを突き止めるのは結構難しいと思いますよ。それこそ、通常の検査センターではできないような手法を用いる必要があるように思います。なおかつ、それをルーチーンに、安価でたくさんの人に応用可能にするというのは更に難しいことだと思います。病原体によっても検出方法は変える必要があるでしょう。  それよりはやっぱりワクチンなどで予防する方が実際問題有効ではないでしょうか?ワクチンがある病気なら、ですけれども。

SCNK
質問者

お礼

たびたびどうもありがとうございました。やはり難しいようですね。ワクチンも効果を示すまでは時間がかかりますしね。もう少し色々な回答を待って見ます。

noname#17364
noname#17364
回答No.2

再びこんにちは。  いや、私は何日もかけて熱型を判断している暇があったら、迅速にサンプルをとって、さっさと検査機関に出した方が結果も正確だし、早いと思いますよ。抗体検査や細菌の培養同定なんかは日常的にルーチーンで行われています。それほど特殊で、専門的な検査というわけでは無いと思いますよ。もちろん、特殊な病気や、未知の病原体、と言った場合にはこの限りではありません。  あなたの言うように、「感染症がある」という事実を掴むこと自体は普通はそんなに難しくありません。一般的な血液検査や、その時の体温などから推測することができます。感染症の有無を掴むだけでしたら、これで十分ではないでしょうか。そしてそういった患者さんの集団発生があった場合には、何らかの感染症の集団発生を疑うのは当然のところだとおもいます。  それに、熱型、といっても、きわめて希な感染症や、未知の病原体の場合はどうしますか?どのような熱型になるかわかりませんよね?  そういうわけで、体温自体は感染症の診断において重要な指標であることは間違いありませんが、熱型が今の社会でそれほど有効かどうかは、私は疑問です。もしかしたら私に知識がないだけかもしれませんが....。

SCNK
質問者

お礼

ンー、なるほどそれも一理ありますね。 但し、血液やそのほかの検体を採取することは日常的にはできるとは思えないし、できれば潜伏期間中に発見したいし。 野山を駆け巡っているような時に、定期的に資料を検査設備のあるようなところに送るような体制の整備は困難だろうしですね。 現在では空気中のエアロゾルにレーザー光線を当ててその反射光から、スペクトル分析で蛋白質の存在を知らせる警報機もあるとはいいますが、どんな蛋白質にも警報を出してしまいますしねえ。 私が求めているのは潜伏期間の内に感染症を早期に発見でき、しかも取り扱いや、持ち運びが簡単な方法なのです。発見さえできれば罹患者(できれば発病者ではなく)を後方の治療設備のあるところに送り届けることができます。その切っ掛けを早期に掴む方法なのです。 感染症が恐ろしいのは、潜伏期間のうちに全員が感染してしまい全滅することだからです。なにか方法はないものでしょうか。

noname#17364
noname#17364
回答No.1

こんにちは。  いわゆる熱型は、昔はどの感染症はどの熱型だとか、割と良く用いられていたようですね。しかし現在は、実際には様々な感染症に関して抗体検査や病原体の分離、検索が様々な手法によって容易にできるようになりましたので、熱型から判断する必要はないでしょう。一般的な臨床検査機関にサンプルを送付すれば、1週間程度で結果が分かります。  それにそもそも、熱型から感染症を推測することは、かなりおおざっぱな手法だと思われます。ある感染症の時、本当に特異的にその熱型だけが現れるかというと、そんなことはないと思います。それよりは近代的な手法できちんと病原体を把握し、きちんと治療した方がよっぽど効果的だと思いますよ。

SCNK
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに臨床検査機関が利用できる場合には、それの方が確実でしょう。 問題は臨床検査機関が利用できない場合、そして症状が劇症で迅速な処置が必要な場合なのです。実はここに質問したのは、人為的に病原性生物が散布されたり、また自然感染の場合でもバイオハザードなどが発生した場合で、常に医師や専門機器による診断が直ちに得られないときに、比較的に取り扱いが容易で安価な体温計が利用できるのではないかと考えたからです。 病原性微生物を培養するのは時間もかかりますし、必ずしも目的とした微生物が得られるとは限りません。ましてウイルス性のものでは培養そのものが困難です。 実際に検査する施設があったとしても顕微鏡で探したり、染色するのは時間がかかって、治療に乗り出すまでには手遅れということもあるでしょう。 血液内の抗体を調べる方式にしても、またPCR法にしても専門的な検査が必要になります。 そのような場合、診断によって症状を診るということになるのだと思いますが、定量的なデータとしての体温はもっとも確実なものだと思うのです。 大量に罹患者が急増した場合、とにかく消毒や感染源からの隔離を行う必要があります。抗ウイルス剤、抗菌剤、インタフェロンなどといった治療ができないとしても、とりあえず感染を止める、あるいは感染そのものを認知するために有効な手段ではないでしょうか。

関連するQ&A