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6価クロムの正しい表記の仕方
最近、仕事上で化学物質の問合せが増えておりいろいろ苦慮しております。その中で小さな疑問が発生しまして、おしえていただきたいのです。6価クロムという物質の表記の仕方なのですが、「CrVI」などと書いてあるものもあれば「Cr+6」などと書かれたものもあったりします。 一般的にはどちらが正しいのでしょうか?何分、化学には素人なものでよろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
6価クロムの6とは酸化数のことです。イオンの価数ではありません。 CrO3のCrはイオンだと考えることも出来そうですがCrO4^(2-)のCr、Cr2O7^(2-)のCrはイオンではありません。でもどのCrも6価クロムです。#1で書かれているCr(VI)は酸化数の表記の仕方です。 Cr肩付き6+、Cr^(6+)はイオンの価数の意味です。 CrVI、Cr^(VI)という表記法はありません。 応用分野の本の中では酸化数、イオンの価数、共有結合の原子価がごっちゃになっているのをよく見ます。 硫酸の中のイオウにたいしてS^(6+)と書いてあるのも見ますが間違いです。
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- kb-nike
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ANo.1 さんが言われておられるとおりと思います。 ただ、Cr肩付きVI、とか Cr肩付き6+ という書き方もありますから、 肩付きが使えない、あるいは面倒だから、CrVI、とか Cr6+ という書き方をする人もあるかも知れません。 (元の文書は肩付きであったのを、口述された新米の秘書がそのままタイピングしてるのかも…。)
お礼
回答ありがとうございます。 >秘書がそのままタイピングしてるのかも…。) そうなんです。逆にお伺いしても先方もよく分かっていないというケースが多々あります。こちらも分かっていないので、専門家のみなさんが聞くと、きっとおかしな会話になってるんでしょうね。
- c80s3xxx
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Cr(VI) と書くのが適当です. > 「CrVI」などと書いてあるものもあれば「Cr+6」などと書かれたものもあったりします。 どちらも不適切です.というか,一般向けの記述にさえ,どちらも見たことがありません.ほんとにこんな書き方がされているのですか?
お礼
明確な答えありがとうございます。 問合せの中でそういう表記のものがありました。問い合わせている側もよく分からず使っているのかもしれません。今後はCr(VI)で表記します。 ありがとうございました。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。