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北と南 海浜の砂の色の違い
いつもお世話になります。 最近の海開きのニュースなどを見て、前から抱いていた疑問を再度思い出したのですが・・・ 九州や沖縄等の海浜の砂の色が白なのに対し、湘南などの海浜の映像を見ると真っ黒で、小さい頃にとてもびっくりした覚えがあるのですが(関東の方に失礼ですが、昔は海を汚すから真っ黒なんだと思い込んでいました)長じて地質の問題と知り、ならば一体どの辺りを境にして、この白砂・黒砂が分かれるのか、とても不思議に思っておりました。調べると黒砂・白砂に関する説明などは見つかるのですが、どの辺りを境に分かれていくのかは、見つけることが出来ませんでした。 この白砂・黒砂の違いは、一体どの辺りから分かれるのでしょうか。また、その理由なども教えていただけると、本当に有難いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。
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- Ligandable
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記載漏れなので割り込みます 内房館山なり阿武隈河口付近なり, 砂鉄(含砂チタン)が主な原因となって黒い砂浜が 現れます。これには海流と風向きが大きく関わって いて,大がかりな比重選別の末,砂鉄(含砂チタン) 純度70%を越える真っ黒な砂浜が。局地的に現れ たりします。
>この白砂・黒砂の違いは、一体どの辺りから分かれるのでしょうか No.2さんのお答えのとおり、海岸の砂は白砂と黒砂との2種しかないわけではありません。そして、どこかではっきりと分かれるというものでもありません。
- kamoshika333
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砂浜の色は、砂を構成する鉱物によって大きく変わりますので、一概に南の砂浜は白いとは言い切れないかも知れません。 砂は陸から供給されるわけですが、陸地が花崗岩などの石英・長石に富んだ岩石から出来ている場合、供給される砂は白っぽくなります。また石灰岩分布地域などでも白っぽい砂浜が形成されることが多いです。 太平洋に浮かぶ火山島などでは、黒色のガラス質片や輝石・角閃石などの有色鉱物が多いため、供給される砂も黒っぽい特徴があります。湘南地域の相模川は、火山岩(溶岩など)や中古生層(砂岩・泥岩など)の分布域より流下しますが、これらも比較的黒っぽい岩石であるため、供給される砂もやや黒味がかっています。 これらに加えて、珊瑚礁が発達する南洋沿岸部では、珊瑚の遺骸が供給されることにより白色がかってきます。 東京都の小笠原島を構成する火山岩(玄武岩)には、古銅輝石と呼ばれる深い緑色の鉱物が多く含まれるため、砂浜全体が緑っぽく、さらに珊瑚の白と混ざることによって、綺麗な鶯色の砂浜となっています。
- hiroko771
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http://ja.wikipedia.org/wiki/砂 簡単に言えば… 白いのは「珊瑚(さんご=生物)・貝の死骸、化石」が粉砕したもの http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcrs/qanda.html それ以外の色は、鉱物(岩石)や火山灰が海に流れ出たもの 流れ出る川がない地域は、波で海岸が侵食→潮に流され堆積した結果 南国でも川の砂には白いのがないのはこのため。 >どの辺りから分かれる? 砂浜を覆うだけの大量の珊瑚礁や貝類が生息するのは、年間平均水温が高く 遠浅で、潮の流れが緩やかなの海だけなので、本州の海岸では その条件を満たす所がないだけ… 大昔の地層では、東北の内陸で珊瑚や貝の化石は発掘されてるので その当時(何万年も前)は、今より白かった可能性も有るけど 完全な白砂になるには、付近に他の要因がない事も条件なので 部分的には白かったけど、その条件は長く続かなかっただけ。 関東の海は、関東ローム層(火山灰)の歴史と深く関係が有るので http://www.jiban.co.jp/navi/004.htm 白くなり様がなかった訳です。(基本的に日本は火山大国なので) http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/tchiba/volcano/map.jpg 但↑で火山の無い地域なら本州でも例外的に↓みたいな所は在る訳ですが http://www.isesima.jp/goza/ http://www.nanki-shirahama.com/ この辺の白砂の主成分は「石英(せきえい。ガラスの原料)」で http://ja.wikipedia.org/wiki/石英 南国の白砂とは異なります。(しかも現在は海外から白砂輸入=人工ビーチ)