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お節介ですが…
なぜ、ほぼ必ず「お」+「節介」という形で使用するのでしょう。 文章中などでは「節介」のみ、でも使用するのでしょうか。 また、この「お」は文法上、「お正月」の「お」と同じですか?
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昭和27年に国語審議会が文部大臣に敬語について方針が建議され、「これからの敬語」として、発表されました。それによりますと、「お」「ご」について次の様に整理されています。 A.つけてよい場合。 (1)相手の物事を表わす「お」「ご」で、それを訳せば、「あなたの」という意味になる場合。 例、お帽子はどれでしょうか。ご意見はいかがですか。 (2)真に尊敬の意を表わす場合。 例、先生のお話、先生のご出席 (3)慣用が固定している場合。 例、おはよう、おかず、おたまじゃくし、ごはん、おいでになる。 (4)自分の物事でもあるが、相手の人に対する関係上、それをつけることに慣用が固定している場合。 例、お手紙を差し上げる。お願い。お礼。ご遠慮。 B,省けば省ける場合。 (1)女性の言葉としては「お」がつくが、男子の言葉としては省いて言えるもの。 例、お米、お菓子、お茶碗、おひる C.省くほうがよい場合 例、お靴下、おビール、ご芳名、ご調査された(調査された、またはご調査になったは正) と分類されています。この分類に従がうと、「お節介」はAの(4)と思われます。男子言葉としては「節介」は使用していると思います。たとえば「節介をかけて済まん。」とか。「お正月」はBの1と思われます。
お礼
「お節介」はAの(4) 「お正月」はBの1 了解しました。ありがとう。