- ベストアンサー
カウンセリングにおけるクライエントとの関係性を考える
- カウンセリングにおけるクライエントがカウンセラーにとって個人的なイメージを持っている場合、対処方法は?
- クライエントがカウンセラーの知り合いや面識がある場合、カウンセラー側はどのように対処しているのか?
- カウンセリングには第三者的な立場が求められるが、カウンセラーの人間性も一部期待されるというジレンマがある。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
カウンセラーではありませんが、心理カウンセリングを受けたことはあり(クライエントです)、カウンセリングの基礎知識的な本を何冊か読んだことがあります。 >カウンセラー側(大勢)でカンファなどをするときには平然と参加するものでしょうか? これはどういう場面を想定してらっしゃいますか? 一般的な心理カウンセリング治療の場合、大勢ではやりません。 (研究報告会などではクライエントの名前は出さない) スーパーバイザーに相談しながら進めるというのはありますが。 http://www.master-cp.jp/070.html http://www.obirin.ac.jp/graduateschool/300/314.html 引き受けるかどうかはその時々の判断かもしれません。 受けられると思えば受けるでしょうし、引き受けると良くないなと感じる場合には他のカウンセラーを紹介したりするようです。 (これは知らない相手でもあります。治療者とクライエントとの相性があるため) 知らない相手でも、転移とか逆転移とかありますから・・・・ あんまり客観的にクールなだけじゃないと思いますよ。 クライエント側が治療者に恋愛感情を一時的に持つことはあるそうです。 私は持ったことありませんけれど。 でも好感を持つかどうかは影響します。信頼関係ですから。 最も、これだとクライエント側からの話になってしまいますが。
その他の回答 (1)
No.1つけたします。 何年も前の対談本で読んだだけですが、 心理学者の河合隼雄先生が「麻原彰晃(オウム真理教の)のカウンセリングを依頼されたらどうしますか?」という質問に「自分の器が相手の器より大きければ引き受ける。相手のほうが大きければ引き受けない」と言っていました。 これは「相手を一方的に知っている」場合ですが(河合先生も有名人なのでもしかしたら先方も知っていたかもしれないけど)、一度実際に会ってみないと決められないのだそうです。 あ、そうそう、双方がお互いに個人的な知り合いの場合、逆にクライエントの側が影響されてしまうかも。 訓練を受けたカウンセラーなら出来るだけ表層でなく奥にあるものを聴こう・感じようと努力してくれるでしょうが、クライエントは素人ですから、既成のイメージに左右されやすいと思います。 知ってる人だと話しづらいこともあるでしょう。 (守秘義務があるからプロのカウンセラーなら口外しないんですが) http://homepage3.nifty.com/rines/kangaekatapage3.htm http://2.csx.jp/~counselor/counseling
お礼
ありがとうございます。 河合氏のそのお話は初めて聞きました。なるほど、絶えず自身をチェックしながら進めているんですね・・・そこがプロなんですね・・・ 納得できました。どちらの回答にもポイントを差し上げたいのですが、それができなくて残念です。
お礼
ありがとうございます。 >一般的な心理カウンセリング治療の場合、大勢ではやりません。 あれ、すみません、知識が混乱していました。 スーパーバイザーは第三者ですからねぇ・・・