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「妹娘」は何故、辞典にないのか?
「妹娘」はWEB上を検索することによって日常、使われている単語だと認められます。ところが調べた限りでは国語辞典にも漢和辞典にも採録されていません。 見出し語に採られている辞典を、ご存知の方は居られますか。また、見出し語にならない理由に心当たりが有りますか。 さらに、念のためにお尋ねします。「いもうとむすめ」と読んでよろしいですか。まさか「まいじょう」と読むことはないのだと思いますが。 よろしくお願いします。
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>見出し語にならない理由 自信ありません。まったくの推測です。 本来というか昔は、男女にかかわらず年下のきょうだいのことを「おとうと」といいました。 そこからなのか、長女より下の娘のことを「弟娘(おとむすめ、おとうとむすめ)」という語があるようです。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%C4%EF%CC%BC http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%BC%9F%E5%A8%98&dtype=0&dname=0ss&stype=0&pagenume=1 また、年長の娘は姉娘(あねむすめ)といいますね。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%A7%89%E5%A8%98&stype=0&dtype=0 その対として妹娘(いもうとむすめ)ということばが使われたのではないでしょうか。 (「おとうとむすめ」の見出しは広辞苑)。見出し語にない理由はこの辺? 単に用例が少なかっただけかもしれません。目立つ新語は競うように追加されますが、古い「新語」は全辞書が横並びのままですから、そのまま追加されていないのではないかと感じました。 >「いもうとむすめ」と読んでよろしいですか そうだと思います。 大正~昭和初期ころの岡本綺堂『半七捕物帖-筆屋の娘』には、 「姉娘のおまんは…」「妹娘のお年に…」とあります。「あねむすめ」の対と考えるのが自然ではないでしょうか。 また、和英サイトには「いもうとむすめ」の見出しが多く見つかります(これもおそらく横並)。 http://www.whiteknightlogic.net/kanjidb/kanji_pages/kccbc.php http://www.learn-japanese.info/secondgradekanji.html http://www.superwes.com/forum/viewtopic.php?t=158&sid=4a1452aded39e272bf7ad6f3358eeb82 ここにも http://kodomo3.kodomo.go.jp/web/ippan/cgi-bin/SSmain.pl?nShoshiId=599842&nKihonId=594417&sGamen=%C5%FD%B9%E7%BD%F1%BB%EF%BE%F0%CA%F3 かといって、字音で読んではいけないということもないと思います。しかし、ルビがなければ、この類は一般的に訓でしょう。
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- takiyan123
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「弟娘」、「兄娘」という言葉は広辞苑に載ってます。姉妹を「きょうだい」と読むのと似ていて、「弟娘」→「妹娘」に転じたのではないでしょうか?WEBにこれだけ引っかかるのですから、改訂版では加えるべきですよね。
お礼
辞典の編集者としては「弟娘」、「兄娘」を採っておけば「妹娘」を採らなくても十分と考えるかもしれませんね。 今回の質問は兄娘(あにむすめ)、姉娘(あねむすめ)、弟娘(おとむすめ)の何れも辞典にあるのを知らなかった人間の悲劇かも(?)。 一件落着しました。有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。
- s-macwin
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妹娘 - めいこ ← ( 小説の ) 人名では ? http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%A6%B9%E5%A8%98&ei=UTF-8&fr=sfp
お礼
「妹娘(めいこ)さん」がいるかもしれませんが、人名以外にも使われているのは確実なようです。 有り難うございました。
お礼
1 兄娘(あにむすめ)、姉娘(あねむすめ)、弟娘(おとむすめ)の何れかが採録されているのを知っていれば出なかった質問かもしれません。どれも知らない人間は類推ができないので、これらの単語のうち最初に「妹娘」を調べようとした者だけ抱く疑問なのかもしれませんね(運が悪かった?)。 将来、女権がさらに拡大すると「妹娘」が採録されて、兄娘が割愛されたりするかもしれません(無駄話)。 2 「おと」と「いも」については大野 晋氏の啓蒙書があったことを想起しました。 3 場合によっては英和や和英の辞典も有力な傍証として役立つのはヒントになりました。 周辺にも及んだ懇切な解説をして下さって有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。