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国語辞典に出てくる順 「かいかく」「かいがい」
「かいかく」と「かいがい」 国語辞典に出てくる順番はどうなりますか。 テキストの答えには ①「かいがい」②「かいかく」とありました。 どうして「かいがい」が先にくるのでしょうか。下記の国語辞典の説明を読みましたがその答えにいまいち納得出来ていません ・見出し語は五十音順 ・清音→濁音→半濁音の順 ・伸ばす音は「あいうえお」に置き換えられる よろしくお願いします。
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>テキストの答えには ①「かいがい」②「かいかく」とありました。 小学校3年で、国語辞典の牽き方を習います。 先生は「まず最初に、牽きたい単語の濁点、半濁点を外して、清音にしてから探します」と教えます。 つまり「かいがい【海外】」は「かいかい【開会】の次」に載っています。 次に「清音に直して、同じ読みになる場合は、清音、濁音、半濁音の順になる」と教えます。 次に「清音に直して、短い読みの物が先、長い読みの物が後」と教えます。 最後に「伸ばす音は、母音(あいうえお)に変えます」と教えます。 ですので、国語辞典は かいおん【快音】 かいか【開花】 かいが【絵画】 がいか【外貨】 かいかい【開会】 かいがい【海外】 かいがいしい【甲斐甲斐しい】 かいかえ【買い替え】 かいかく【改革】 かいがく【開学】 がいかく【外角】【外殻】【外郭】【外核】 かいかけ【買掛】 の順に並んでいます。 「清音に直して同じ読み」になる場合、例えば「かいかい【開会】」と「かいがい【海外】」は、清音だとどちらも「かいかい」になるので「清音、濁音、半濁音の順」の規則が使われ、「開会」が先で「海外」が後に来ます。 従って「かいがい【海外】」の後ろに「かいかく【改革】」が来ます。 以下蛇足ですが、最近の電子辞書は「文字コード順」に並んでいるので、単純に「か、が、き、ぎ、く、ぐ、け、げ、こ、ご」の順番で並んでいます。 ですので、電子辞書だと「かいかく」の後に「かいがい」が載っています。
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- Reynella
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手元の三省堂国語事典第7版でも、「かいがい」が先、「かいかく」が後です。この辞書の説明で、この順番に関係する事項の記述は次のとおりです。(「」は私がつけました) .見出しの仮名は、まず「清濁や文字の大小、ひらがなかカタカナかを無視した形」でならべます。 つまり、「かいがい」は「かいかい」になる、ということです。「かいかい」と「かいかく」で比べるのですね。 清音云々は、これで表記が「まったく同じ」になったときにのみ適用されます。だから「かいがい」と「かいかく」の並び順には何の関係もありません。
お礼
- retorofan
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まず述べておきたいことは、国語辞典といえども 100%完璧というわけではないということです。 当方は、ある書籍にミスを発見して出版社にその件を 指摘したところ、謝罪と次の改訂版では必ず訂正するとの 確約を取り付けた経験があります。 さて本論ですが、あなたのテキストでは「かいがい」が「かいかく」より先に来ているとのことです。これは、その辞典が特殊な順序を使用しているか、あるいは、単純な誤りである可能性があります。 ここで、「かいかく」の「かく」は「か」行の「く」で、「かいがい」の「がい」は「か」行の濁音「が」です。 国語辞典では、清音→濁音→半濁音の順に並べられます。したがって、「かいかく」が「かいがい」よりも先に来るはずです。 具体的な理由を知るためには、その辞典の出版社に直接問い合わせることをお勧めします。
お礼
順番と言うのは、例えば「はす→ばす→ぱす」のような単語として同じ文字数を持ち、尚且つ濁点or半濁点が付けられる場合のルールだと思います つまり「かいかく」と「かいがい」は上記の条件に当てはまらないため、これらを比較する上では清音→濁音→半濁音の順番は関係ないと思います なので、五十音順が先に来るというルールだけに注目をすると、2つの単語は最後が「く」と「い」で終わっているので、辞書表記では「かいがい」が優先されるではないでしょうか
お礼