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方程式の問題、同一性の保持とは
こんばんは、よろしくお願いします。 xに関する2つの方程式が少なくとも1つ共通解を持つ為の条件を求め、その共通解を求めよ。 x^2+px+2p+2=0・・・1 x^2-x-p^2-p=0・・・2 方針:連立方程式を解き、次数を下げる。 方針どおりに 1-2 の連立方程式を解きまして、 (p+1)x+p^2+3p+2=0 (p+1)(x+p+2)=0・・・3 ア、p=-1でないとき、(すいません。記号の出し方が分りません) x=-(p+2)これを2に代入して、 (p+2)^2+(p+2)-p^2-p=0 4p+6=0 p=-3/2となり、x=-1/2 イ、p=-1のとき、 1も2も x^2-x=0となりx=0,1ですね。 と、ここまで自分なりに考えまして、解説を見たのですが、 答えの値としては合っている様なのですが、 "ア(p=-1でないとき)の部分でx=-(p+2)を2に代入していることによって同値性を保持していることに注意してもらいたい。” とあるのですが、わからないです。 ただなんとなく連立方程式を解いて、代入して答えが出てしまいました。 同値性を保つということはどういうことなのでしょうか? また、(p=-1でないとき)の部分でx=-(p+2)を2に代入することによってなぜそれができるのでしょうか? 同値という用語は数学A習ったので分ります。⇔という記号を使う必要十分条件ですよね。 長々と書いて申し訳有りませんがよろしくお願いします。
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こんばんは。 x^2+px+2p+2=0・・・(1) x^2-x-p^2-p=0・・・(2) 今あなたは、{(1)かつ(2)}((1)と(2)を同時に満たすx)という連立方程式を考えています。 けれどこのままでは解けないので、 {(1)かつ(2)}という連立方程式を別の形に置き換えるわけです。 そしてあなたはx^2を消去するために((1)-(2))を計算して (p+1)(x+p+2)=0・・・(3) という式を出しました。 そしてp+1≠0でない時に(3)を満たすxをx=-(p+2)・・・(4) と求め、これを(2)に代入してx=-1/2と求めました。 要するに無意識のうちに {(1)∧(2)}⇔{(2)∧(3)}⇔{(2)∧(4)} という同値変形をしてこの方程式を解いたわけです。 つまり (1)と(2)を同時に満たすxを求めることは (2)と(4)を同時に満たすxを求めることと等しい ということです。 もろろん(2)の代わりに(1)を用いて {(1)∧(2)}⇔{(1)∧(3)}⇔{(1)∧(4)} と同値変形して、 (1)と(4)を同時に満たすxを求めてもよいわけです。 ちなみになぜ{(1)∧(2)}⇔{(2)∧(3)}が成り立つかというと 「⇒」の成立は (3)は「(1)-(2)」であり、(1)と(2)が成り立つxは 「(1)-(2)」も成り立たせるわけですから当然(3)も成り立つわけです。 「←」の成立は (3)である「(1)-(2)」と(2)が成り立てば (3)+(2)である(1)も当然成り立つから「←」も成り立つわけです。 ※「≠」は「いこーる」の変換で出ます。
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>また、(p=-1でないとき)の部分でx=-(p+2)を2に代入することによってなぜそれができるのでしょうか? 2ではなく、1の場合でも同じ事だと思います。 #2さんがおっしゃる通り、 1と2の連立方程式と、1と3の連立方程式、2、3の連立方程式は 全て同値です。 質問者さんの場合は、2と3の連立方程式を解いたと見なす事が出来ます ね..。1と3の連立方程式によって得られた解は当然、 1と2の連立方程式にも当てはまりますので、同値性については保証されます。 なぜなら、 x^2 + px + 2x + 2 --- (1) x^2 - x - p^2 - p --- (2) (p+1)(x+p+2) ----(3) とおくと、 P:x、pは(1)=0かつ(2)=0を満たす Q:x、pは(1)=0かつ(3)=0を満たす Qの(3)=0はすなわち、(1)-(2)=0になります。 という事は、x、pは(1)=0かつ(1)-(2)=0となります。 よって、(1)=0、(1)=(2)より、(2)=0となり、 (1)=0かつ(2)=0となって、Q⇒Pとなります。 逆に、P⇒Qならば、 (1)=0かつ(2)=0より、(1)=0、(3)=0となります。 よって、P⇔Qとなります。
x^2+px+2p+2=0 (1) >x^2-x-p^2-p=0 (2) まず、式(1),(2) が共有根を持つと想定したとき、 p=-1 であるか、p=-1 ではなく x=-p-2 であるか、のいずれかが成立する。 という条件が導出されたわけです。 この条件は、式(1),(2) が共有根を持つための必要条件ですね。 式(1),(2) が共有根を持つための充分条件であることを示すためには、式(1),(2) へ代入して共有根を確定して みせなければならない、ということじゃないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました!!!